園芸家の深町貴子さんがすすめる、「スプラウト」の簡単な育て方をご紹介します。
土を使わないので、キッチンで簡単に栽培できます。

深町さんは「庭より簡単! だれでもできる室内菜園のすすめ」をはじめとした、家庭菜園についての本を多数執筆されている、園芸のスペシャリスト。
育てた野菜をいかした料理のレシピなども発表しています。
キッチンのまわりで野菜が育てられたら、お料理の幅が広がるそうですよ。
(情報元:TV「PON!」2015年4月8日放映)
スプラウトの育て方
スプラウトを上手に育てるポイントは2つあります。
1つは、種をまいたら暗いところで栽培すること。そうすると、茎の部分を長く育てることができるそうです。
またもう1つは、茎が十分成長したら、光に当てること。これだけで、双葉がきれいな緑色に変わるということです。
- 4つ折りにしたキッチンタオルをコップの底の大きさに切り抜く。
- 1をコップの底に敷く。その上からひたひたくらいの水を注ぐ。
- コップの底にまんべんなく種をまく。
- 3のコップを、フタ付きの箱などに入れるなどして1週間くらい暗い場所に置く。この間にコップの底が乾いたら、水を足す。
- 1週間ほどして、茎が程よい長さになったら、最後に少し光に当てる。できあがり。
たった1週間で収穫できるところが魅力的ですね。気軽にチャレンジできそうです。
おすすめスプラウト

ところで深町さんによると、スプラウトには、お馴染みのカイワレ大根やブロッコリーの他にも、種類がたくさんあるそうです。
その中でも深町さんが特におすすめなのは、「ひまわり」と「そば」。
「ひまわり」のスプラウトは、双葉が大きくナッツのような風味が特徴で、肉料理によく合うそうです。
また「そば」のスプラウトは、ビタミン・ポリフェノールが豊富で、冷奴との相性がバツグンだとか。
なおスプラウトを栽培する場合は、「スプラウト専用」と記された種を使うと良いようです。
ちなみに深町さんは、スプラウトの栽培キットが付録についた「1週間でヘルシー室内野菜! 深町貴子のスプラウト栽培セット ([バラエティ])」という本も執筆されています。
この本には、一般では手に入りづらいマスタード・ルッコラ・ブロッコリー・ルビーかいわれなどの種と、深町さんのオリジナルレシピがついているようですよ。
画像引用元:daikon sprouts by [puamelia]、Green organic sprouts growth by Pawel Pacholec