園芸家の深町貴子さんがすすめる、土を使わないハーブの簡単な育て方をご紹介します。
用意するものは、ペットボトル・ペットボトルカバー(もしくはただの布)・台所用スポンジ・ハーブの苗だけ。
見た目をちょっとだけ気にしてあげると、気のきいたインテリアにもなります。

深町さんは「庭より簡単! だれでもできる室内菜園のすすめ」をはじめとした、家庭菜園に関する本を多数執筆されている、園芸のスペシャリスト。
キッチンのまわりに色々なハーブがあったら、お料理にすぐ使えてとても便利だそうです。
(一部情報元:TV「PON!」2015年4月8日放映)
ハーブの育て方
深町さんが考案した、ペットボトルを使ったハーブの育て方です。
- ハーブの根を水できれいに洗い、土を完全に落とす。
- ペットボトルの先端の細くなった飲み口部分を、カッターなどで切り落とし、寸胴にする。
- 2の切り口を、ケガをしないようビニールテープなどで覆う。
- 切り口の3センチほど下まで水を注ぐ。
- ペットボトルの切り口に合わせてスポンジを円形に切る。さらに苗を挟むために、スポンジの中央に十字の切り込みを入れる。(十字の一部は、スポンジの端まで切り込みを入れ、ハーブを横から差し込めるようにする。)
- 5のスポンジに、ハーブの根に近い茎の部分を差し込んだら、スポンジごと4のペットボトルの口にはめる。
- 根の部分を遮光するために、ペットボトルにカバーをかける。(もしくは、遮光性のある紙や布などで覆う。)
- 2週間ほど成長したら、市販の水耕栽培用の肥料を混ぜた水と取り替える。
ペットボトルカバーは、遮光性がありペットボトルを覆うことができるものであれば、何でも代用可能です。
ただ、かわいいカバーにすると、気の効いたインテリアになります。
キッチンの窓際などに置くと、丈夫に育つそうですよ。
ハーブが土なしで育てられるなんて、手軽でいいですね。