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無名の人が、現代アートの本を出版することは可能か?

投稿日:2012年7月31日 更新日:

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 私には、本を出版するという夢があります。
 特にジャンルを決めているわけではなく、ニーズがあり、なおかつ、自分自身が興味を持っていることは何でも書きたいと思っています。そのためには、文章を書くという基本的なスキルを、私は、まだまだ磨かなければいけませんけどね。

 もし、私のような素人でも本を出版できるのであれば、私は現代アートが大好きなので、是非アートの本も書きたい。そう思っているんです。

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現代アートの本の著者と言えば、森美術館の南條史生さんとか、東京都現代美術館の長谷川祐子さん、またアーティストの村上隆さんが思い浮かびます。
 第一線で活躍されているこの方々が日ごろアートについてどんなことを考えているのかを知りたいと思う人はたくさんいることでしょう。世界の表舞台での稀有な経験をされている方々ですから、それだけで、内容は保証されているようなものですね。売れること間違いなしです。

無名の人が、現代アートの本を出版することは可能か?

 では、私のような無名の人間が現代アートの本を出版したい場合にはどうすればよいのでしょうか。
 私の考えでは、本人のスキルが求められるのは当然のことですが、それと同時に、「売れる本」とは何かということを有名な著者以上に強く意識しなければならないと思います。

 そこで、私にはある疑問が浮上してきます。それは、「スゴく売れる現代アートの本」を生み出すことはそもそも可能か、ということです。書店の「売れ筋総合ランキングTop10」に入るくらいの売れ行きを想像してください。
 これはかなりの難題だ、と私は思います。(笑)

 「売れそうな本」を書かなければ、素人にはチャンスがありません。しかし、現代アートに特化した本というのは、実際、「とてもよく売れる本」になりうるのでしょうか。正直、今の私には、そうするための良いアイデアがなかなか浮かんできません。

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(立花岳志さん)

普通の人が本を出版するのなら、「日常生活は、NG」。

 さて、ちょっと話しが変わりますが、先日私は、プロブロガーの立花岳志さんが主宰している「No Second Life セミナー」に参加してきました。セミナーのお題は、「普通のサラリーマンが出版する方法」。

 セミナーでは、まったくの素人が本を出版する上で大事なことが語られました。「書きたいことを書く」のではなく、「読まれるものを書く」。立花さんは、「売れる本」を目指さなければならないことを強調していました。

 ところで私は、そのセミナーのあと、立花さんに次のような質問をしました。

 私は現代アートのエッセンスの入った本を出版したいと考えています。でも、現代アートと聞いただけで、敷居が高いと感じる人は少なくないようです。
 ですから、日常生活のことを書きながら、それとなくアートの話題にふれるような本にできないかと思っています。
 そのような本は、書きようによって、「とても売れる本」になる可能性はありますか?

 あまりに漠然とした質問だったと、私は後になって思いました。
 しかし、立花さんから返ってきた回答は明瞭でした。私は、思いも寄らぬことを指摘されました。

そもそも、日常生活がNG。

 有名人でもない人間が日常生活を書いても、ニーズがない。おっしゃる通りです。
 
 多くの人に現代アートに慣れ親しんでもらうために、馴染みのある話題を切り口にしようと考えていたのですが、どうやら「馴染みがある」というだけでは、まったく不十分なようです。

 そう言われてみると、このブログのアート系記事のアクセス数が伸び悩んでいる理由も理解できるように思います。今まで気がつきませんでした。立花さんから頂いたアドバイスはとても大きな収穫でした。

 では、どうすればいいのか?
 正直よくわかりません(笑)。よくわからないのですが、少なくとも書かない限りはなにも先に進みません。ブログを書き続けながら模索していくしかないのだと思います。

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