水島弘史シェフの冷めても美味しいご飯の炊き方。氷とはちみつが秘訣。

投稿日:2015年4月30日 更新日:

冷めても美味しいご飯の炊き方

冷めても美味しいご飯の炊き方をご紹介します。

フレンチのシェフ・水島弘史さんのおすすめの炊飯方法です。

水島さんは、美味しい料理の作り方を科学的な側面から研究している方で、数々の料理本を執筆しています。

水島流の「冷めても美味しいご飯の炊き方」のポイントは次の2つです。

  • 氷を入れる
  • はちみつを入れる

氷を入れることで吸水が良くなり、はちみつを加えることで保水性がアップ。
ですから、両方とも入れるのがおすすめです。

でも、忙しいときはできるだけ手間をかけたくないですよね。
そういうときののために、はちみつだけを入れるレシピもご紹介します。
あわせてご覧ください。

(一部情報元:「ジョブチューン」2014年11月8日放映、テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」2015年4月28日放映、TBSテレビ「名医のTHE太鼓判!」2018年11月12日放映、)

冷めても美味しいご飯が炊ける理由

冷めたご飯は、硬くて味が落ちてしまうため、あまり美味しくありません。
でも、ご飯を炊く時に氷とハチミツを加えると、冷めてもふっくら甘みのあるご飯が炊けます。

氷とハチミツを加える理由を説明します。

氷を入れてご飯を炊くメリット

氷を入れてご飯を炊く

水島さんによると、ご飯を炊く時に氷を入れると、お米の吸水が良くなります。

氷を入れると、通常の場合くらべて沸騰するまでの時間が長くなるため、お米がより多くの水を吸収するんです。

たくさんの水を吸収すると米に含まれるデンプンが柔らかくなるので、その結果、ふっくらとしたご飯に仕上がります。

人気コシヒカリ農家も推奨

ちなみに、日本一の米どころ新潟県南魚沼市でコシヒカリ農家を営む笠原勝彦さんも、吸水が良くなることを理由に、氷を入れた炊飯をすすめています。
笠原さんが作るお米は、とても美味しいと評判で、販売開始後にすぐに完売してしまうほど人気があります。

料理を知り尽くした水島さんと、米を知り尽くした笠原さん。
お2人が揃っておっしゃっていることなので、とても説得力がありますね。

実際に氷を入れて炊飯してみると、普通に炊いた場合と比べ、米がよりしっかり水を吸っていることが良く分かります。
しっとりツヤツヤとした、炊き上がりになりますよ。


ハチミツを入れてご飯を炊くメリット

はちみつを入れてご飯を炊く

さらに水島さんは、ハチミツを加えると、ご飯が美味しく炊けるとおっしゃいます。

ご飯に甘みが出るのは分かりますが、甘すぎてデザートのようになってしまわないか、気になるところですよね。

ハチミツを入れても甘すぎない

加えるハチミツの量は少量なので、ご飯にもともと備わっている甘みのように感じられます。
ハチミツが入っていることは、まったく分かりません。

ハチミツには保水効果がある

また、ハチミツには保水効果があるので、冷めてもしっとりとしたご飯に仕上がります。

ちなみに、ご飯にハチミツをかけて炊く方法も、水島さん以外にも複数の方が推奨しています。

料理研究家の有坂翔太さん

例えば、アレンジ王子こと、料理研究家の有坂翔太さんも、ご飯にハチミツをかけて炊く方法を薦めています。

有坂さんによると、ハチミツがご飯の水分をしっかりと抱えてくれるため、冷めてもご飯が乾燥することなく、ふっくらと仕上がるとのことです。

しかも、ハチミツに含まれる消化酵素が米のデンプンをブドウ糖に分解してくれるため、ご飯自体の甘みも増すそうです。

養蜂家の井嶋幸裕さん

また、養蜂家の井嶋幸裕さんもこの方法を薦めています。

井嶋さんもハチミツの保水性に着目して、この炊き方を実践されているようです。

井嶋さんのレシピは、この記事の下部で紹介させていただいているので、あわせてご覧ください。

さて、水島さんのレシピに話しを戻します。
水島さんがすすめるご飯の炊き方をまとめると、次のようになります。

冷めても美味しいご飯のレシピ(氷+はちみつ)

冷めても美味しいご飯の炊き方

水島さんがすすめる「冷めても美味しいご飯」のレシピです。

氷は、適量の水の1/4程度の量を加えます。
つまり、氷:水を1:3の割合で使用します。

材料

2合分:調理時間2分/炊飯除く
白米 2合
100g(適量の水の1/4)
300ml(適量の水から氷の量を引いた分量)
ハチミツ 小さじ1

炊き方

  1. 白米を研ぎ、ザルに上げて水気を切る。
  2. 1・氷・水・ハチミツを炊飯器に入れ、普通の炊いたらできあがり。

氷とはちみつを入れてご飯を炊く

米を研ぎ、材料すべてを炊飯器に入れ、普通に炊くだけです。


炊きあがったご飯

氷が溶けるのに時間がかかるため、炊飯時間は通常よりも少し長くなります。


冷めても美味しいご飯の炊き方

しっとりとしつつもふっくらとした、美味しいご飯が炊き上がります。

米が水をたっぷり吸水したことがよく分かります。
ご飯らしい甘みも感じられて、美味しいですよ。

また、炊き上がりのしっとり感は冷めてもかなり維持されますので、お弁当にもぴったりです。

養蜂家の美味しいご飯の炊き方(はちみつのみ)

はちみつを使った炊飯方法

続いて、養蜂家の井嶋幸裕さんが考案した、美味しいご飯の炊き方をご紹介します。

材料

4合分:調理時間2分/炊飯除く
4合
はちみつ 小さじ2

炊き方

  1. 米を研ぎ、炊飯器に入れる。
    はちみつを加え、4合の目盛りまで水を注ぐ。
    普通に炊いたらできあがり。

はちみつの保水性を活かして、ふっくら炊き上げるレシピになっっています。

井嶋さんのレシピは、氷は入れない炊き方になっているので、水島さんのレシピよりもシンプルです。

お好みでお試しください。


ところで、当サイトでは、水島さんがすすめる「きのこの炊き込みご飯」のレシピも紹介しています。
水島さんは、炊き込みご飯にも、氷を使います。
リンク先も合わせてご覧ください。

また、水島さんのレシピは他にも多数あり、たとえば「親子丼」と「鶏のクリームシチュー」と「ぶり大根」もおすすめです。

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