ダイエットには、冷たい炭水化物を食べる。効果が優れた3つの食材とその理由。

投稿日:2015年5月15日 更新日:

冷たい炭水化物

岐阜大学の早川亨志教授によると、いつも食べている炭水化物を「冷たくして食べる」だけで、ダイエット効果が期待できるそうです。

たとえばパスタだったら、冷製パスタ。うどんだったら冷やしうどん。
このように冷やして食べると、摂取カロリーが減らせるようなのです。

今日は、炭水化物を冷やすとダイエットに効く理由と、こうした点からダイエットに最も効果がある3つの食材をご紹介します。

(一部情報元:日本テレビ「あのニュースで損する人得する人」2015年5月14日放映)

なぜ炭水化物を冷やすだけでダイエットになるのか

早川教授によると、炭水化物を冷やすと、でんぷんの一部が「レジスタントスターチ」になります。

「レジスタントスターチ」とは、消化されないでんぷんのこと。
ほとんどの炭水化物に含まれており、加熱後、冷やすことでその量が増加します。
このようにでんぷんが変化すると、ダイエットの効果が生まれます。

たとえば、同じ量の「温かいご飯」と「冷たいご飯」を比較すると、「温かいご飯」は胃を通って小腸で消化吸収されますが、レジスタントスターチが増えた「冷たいご飯」は、小腸で消化吸収されにくくなります。そのため温かいご飯よりも、摂取カロリーが抑えられるというわけです。

さらに「冷たいご飯」の一部は、食物繊維のようなものになり、便として排出されるので、ダイエットの大敵である便秘にも効果があるようです。

レジスタントスターチが最も増える温度

ちなみにレジスタントスターチが最も増える温度は、4~5度。

逆にこれ以上冷やしても、レジスタントスターチが増えることはないようです。
だいたい冷蔵庫の温度くらいが、最もダイエットに効果があるということです。

とは言え、いったん冷やした炭水化物を、常温に戻して食べるという程度だったら、その効果はあまり変わらないようです。一度増えたレジスタントスターチは、そう簡単には無くならないとのこと。

たとえば冷蔵庫で冷やしたご飯を、しばらく常温に置く。これくらいであればOK。ただし電子レンジで温めるのはNGです。

レジスタントスターチを多く含む食品

冷たい炭水化物

ここからは、ダイエットに効果がある「レジスタントスターチ」を多く含む食材をご紹介します。

早川教授によると、レジスタントスターチはまだ研究途上。はっきりと分かっていないことが多いそうです。

ただその中でも、いくつか確実にレジスタントスターチを多く含むものがあるとのこと。その中から3つの食材をご紹介します。

レジスタントスターチを多く含む食材
  1. ジャガイモ
  2. 粘り気が少ない米
  3. 小豆

以上の3つの食材は、レジスタントスターチを多く含んでいるそうです。

ですからこれらの食材を、調理後に冷やして食べると、高いダイエットの効果が期待できます。

食材別に、簡単に食べ方を説明します。

ジャガイモ

加熱したジャガイモのレジスタントスターチは、温かいご飯の1.5倍にもなるそうです。さらにジャガイモを冷やすと、その量は、ご飯の2倍以上に膨れ上がるとか。

ちなみに早川教授がこれまで研究した食材の中では、ジャガイモは、冷やした時のレジスタントスターチの増加率がトップだそうです。

ジャガイモを使った冷たい料理といえば、「ポテトサラダ」や「マッシュポテト」、「ビシソワーズ(ジャガイモの冷製スープ)」などが思い浮かびます。どれもダイエット効果があるようですよ。

粘り気が少ない米

早川教授によると、米は品種によって、レジスタントスターチの含有量が違うそうです。

粘り気が少ない米の方が、レジスタントスターチが多いとか。モチモチとした食感の米よりも、パサパサとした米の方が、ダイエットに効果があるということです。

たとえばモチ米・コシヒカリ・ササニシキ・タイ米を比べてみると、レジスタントスターチの含有量は、次のようになります。

モチ米<コシヒカリ<ササニシキ<タイ米

この4種類の米の中では、タイ米が最もダイエットに効くということです。
日々の食事に、タイ米を上手にいかせるといいですね。

小豆

また早川教授によると、レジスタントスターチの含有量トップは、小豆だそうです。

小豆が含むレジスタントスターチの量は、米と比べると、20倍近く高いとのこと。

小豆といえば、あんこを使った和菓子が思い浮かびますよね。
甘いものを食べるのであれば、あんこはおすすめだそうです。ただあんこには、砂糖も使われていますから、我慢できるのであれば我慢する方がベターだと、早川教授はおっしゃっています。

炭水化物を冷やして食べるダイエット。簡単ですし、ストレスもなさそうですから、是非お試しください。

なお「1日1回冷やごはんダイエット」という本の著者・白鳥早奈英さんがすすめる「冷やご飯ダイエット」の方法と効果を、コチラに簡単にまとめました。
また、白鳥さんが考案した、冷やご飯の美味しい食べ方をコチラで紹介しました。
合わせて参考にしてください。

最後に、ココナッツオイルを加えて炊いたご飯が、ダイエットに良いことをご存知ですか?
ココナッツオイルを加えるだけで、ご飯のカロリーはなんと半分に減ります。詳しくはコチラをご覧ください。

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