
チーズソムリエの村瀬美幸さんがすすめる、ペコリーノチーズを使った料理をご紹介します。
村瀬さんは、チーズソムリエの世界大会「世界最優秀フロマジェコンクール2013」で日本人初の優勝という快挙を果たした、世界一のチーズソムリエ。
「10種でわかる世界のチーズ」など、チーズに関する本も執筆されています。

ところで、村瀬さんによると、世界に1,000種類以上あるチーズには、それぞれ美味しい時期があるとのこと。旬があるそうです。
ちなみに日本でよく食べられているモッツアレラチーズやカマンベールチーズの旬は、春から夏にさしかかる時期。
そしてブルーチーズなどのゴルゴンゾーラは、夏の終わりから秋が、一番美味しいようです。
チーズに旬があることさえ、日本ではあまり知られていませんが、ヨーロッパでは、旬のチーズを楽しむ習慣があるそうです。
さて、今日ご紹介する「そら豆とペコリーノ和え」は、イタリアで、春先によく食べられるお料理です。
イタリアでは、1年かけて熟成された羊のチーズ「ペコリーノ」をそら豆と一緒に食べるのが、春らしい食べ合わせとして知られているそうですよ。
(一部情報元:TV「ジョブチューン」世界で活躍する10人の日本人SP 2015年5月16日放映)
そら豆とペコリーノ和え

村瀬さんが考案した「そら豆とペコリーノ和え」のレシピです。
ちなみに上の写真は、ネットで見つけた、空豆とアーモンドとフェタチーズのサラダです。
村瀬さんのお料理にちょっと似ていると思ったので、載せてみました。
そら豆(枝豆)
黒コショウ
オリーブオイル
- そら豆を塩ゆでする。さやから豆を取り出す。
- 1をボールに入れ、おろしたペコリーノチーズを加える。さらに黒コショウをふり、オリーブオイルを回しかける。和えたらできあがり。
空豆とペコリーノチーズ。それぞれちょっとクセがありますが、それがぴったり合うそうです。
なお、そら豆を枝豆で代用しても、美味しいようです。
ちなみに以前このブログで、村瀬さんが選んだ「東京で食べられる3大チーズ料理」を紹介しました。
「ラクレットグリル」のとろとろラクレットチーズをはじめ、「ドゥエ イタリアン」のチーズ入りラーメンや、「焼肉千里」の焼き肉チーズフォンデュを取り上げましたので、合わせてコチラもご覧ください。
また、村瀬さんが考案した「家庭でも簡単につくれるチーズ料理」を、2品ほど紹介したこともあります。
「即席チーズフォンデュ」と「スライスチーズの激ウマ卵かけご飯」です。
コチラにレシピ載せましたので、合わせてご覧ください。