
タンドリーチキンの簡単レシピをご紹介します。
タレントの北斗晶さんが考案した、「超カンタンドリーチキン」です。
このタンドリーチキンの特徴は2つあります。
1つは、鶏肉を調味料に浸す時間を短縮できるところ。
あらかじめフォークなどを使って鶏肉に穴をあけておくことで、味しみをアップさせ、たったの1分で味つけを終わらせます。
2つめは、ピタパンとディップも一緒に作ること。
食パンで作ったピタパンとヨーグルト風味のさっぱりとしたディップを合わせていただきます。
タンドリーチキンとピタパンとディップ。
この3品すべて作っても、20分ほどで完成します。
(一部情報元:TBSテレビ「あさチャン」北斗ゴハン 2015年5月22日放映)
タンドリーチキンの作り方

まずは、「タンドリーチキン」のレシピをご紹介します。
材料
鶏もも肉 | 2枚 |
塩・コショウ | 少々 |
ヨーグルト | 100g |
カレー粉 | 大さじ1 |
ケチャップ | 大さじ2 |
ウスターソース | 小さじ1 |
おろしニンニク | 10g |
ハチミツ | 大さじ1/2 |
作り方
- 鶏もも肉を食べやすい大きさに切る。フォークなどで肉に穴をあける。塩・コショウで下味をつける。これをビニール袋に入れる。
- 1の袋にAを加え、1分ほどよく揉む。
- 2を天板の上に並べ、220度に温めたオーブンで15分焼いたらできあがり。

まず、鶏もも肉を食べやすい大きさに切ります。
タンドリーチキンをそのまま食べる場合は、かなり大きめに切ってもOKですが、ピタパンに挟んで食べる場合は、肉はちょっと小さめに切るといいです。
食パンを半分にした大きさのピタパンを作るので、それに入るくらいの大きさに肉を切ります。
次に、フォークなどで、肉に穴をあけます。
肉に味を染み込みやすくするためです。
そして、塩・コショウをします。

続いて、鶏肉をポリ袋に入れ、さらにタンドリーチキンの他の材料をすべて加え、1分ほど揉みます。
肉を漬ける時間はたったの1分ですが、あらかじめフォークで穴をあけているので、味はけっこうしっかり付きます。

鶏肉に調味料を馴染ませたら、天板にならべます。

220度に温めたオーブンで15分焼いたら、タンドリーチキンの完成です。
なお、鶏肉を焼いている間にピタパンとディップを作ると、効率よく作業が進みます。
続いて、ピタパンの作り方をご紹介します。
ピタパンの作り方

ピタパンを作るには、食パンをめん棒で薄く伸ばし、それを2枚合わせて袋状にします。
めん棒がない場合は、ラップの芯などでも代用できます。
材料
耳を切った食パン(※) | 4枚 |
オリーブオイル | 適量 |
※サンドイッチ用の薄いパンを使用。
作り方
- 食パンを、めん棒で伸ばす。
- パンの中央部分に、オリーブオイルを塗る。
- オリーブオイルを塗った面を内側にして、2枚のパンを合わせる。パンのフチを指で押してくっつける。
- 温めたフライパンで、3の両面をこんがりと2分ほど焼く。
パンを半分に切ったらできあがり。
食パンをめん棒で薄く伸ばすと、モッチリとした食感になります。
ちなみに、めん棒を使って食パンを伸ばす食べ方は、スゴ腕のピザ職人として知られている山本尚徳さんも勧めています。
「食パンを薄く伸ばして食パンピザを作る方法」については、リンク先の記事をご覧ください。

食パンは、サンドイッチ用の薄いパンを使います。
耳がある場合は、切り落とします。
まず、のし棒を使って、パンを薄く伸ばします。
のし棒がない場合は、ラップの芯などで代用します。
パンは、数回伸ばしただけで、かなりぺしゃんこになります。

パンを薄く伸ばしたら、パンの中央にオリーブオイルを塗ります。
パンのフチの部分は、塗らずにそのまま残します。
オリーブオイルを塗る理由は、パンを重ねて袋状にした時に、パン同士がくっつかないようにするためです。

次に、オリーブオイルを塗った面を内側に合わせて、2枚のパンを重ねます。

そして、上の写真のように、パンのフチを指で押しながらくっつけます。
ピタパンの袋状を保つためには、ここでかなりしっかりめにギュッと押し付けて、パン同士を密着させておく必要があります。

パンの全周をしっかりつけると、このようになります。

これをフライパンで2分ほど焼きます。
美味しそうな焦げ目が両面につくまで、こんがりと焼きます。

パンが焼きあがったら、2つに切ります。
北斗さんは四角く切っていたので、私も同じようにしました。
お好みで、三角形に切っても良いかもしれません。
中はちゃんと袋状になっていましたよ。
ディップの作り方

続いて、ディップのレシピをご紹介します。
材料
ヨーグルト | 大さじ4 |
マヨネーズ | 大さじ1 |
粉チーズ | 小さじ1 |
塩・コショウ | 少々 |
ディップは、材料すべてを混ぜるだけで完成です。
ちなみに、ヨーグルト「大さじ4」は、56gくらい、おろしニンニク「10g」は、ニンニク2かけ半くらいの量です。
完成したタンドリーチキン

ピタパンとディップを作り終えた頃に、タンドリーチキンが焼き上がります。
これらすべてをお皿に盛りつけたら、できあがりです。
北斗さんと同じように、私もトマトやキュウリなどの野菜を添えてみました。

タンドリーチキンは、ハチミツの優しい甘み加わることで、子供も喜んでくれそうな、親しみやすい味に仕上がります。
鶏肉は1分ほどしか調味料に漬けていませんが、フォークで穴をあけたからでしょうか、味はけっこうしっかり付きます。
また、食感もとても柔らかいです。

ピタパンに具材を挟むと、こんな感じになります。
ピタパンがちょっと小さめなので、挟んで食べる場合は、お肉や野菜をあらかじめ少し小さめに切っておいた方が良いと思います。
また、ピタパンのフチは指で押し付けて止めただけなので、どうしても剥がれやすくなっています。
挟む時にちょっと慎重になる必要がありますが、チキンと野菜をパンと一緒にいただくと、とても美味しいですよ。
パンは、薄く伸ばしたことで、ピタパンらしいモチモチ感が出ます。

ディップはさっぱりとしています。
マイルドな味付けのチキンとよく合います。
サラダのドレッシング代わりにしても良さそうです。
家族や親しい仲間でワイワイ楽しみながら食べられる、美味しいタンドリーチキンですよ。