
東京・赤坂にある中華料理店「トゥーランドット臥龍居」のシェフ 脇屋友詞さんが考案した、家庭で簡単につくれる「中華スープ」のレシピをご紹介します。
このスープは、身近な食材を使って30分ほどで作れます。
また具材として加える豆腐を美味しくするプロの技も、合わせてお伝えします。
豆腐は凍らせると、スープがよく染みるようになるそうです。
(一部情報元:TV「ヒルナンデス!」2015年5月25日放映)
脇屋流中華スープの作り方

脇屋流「中華スープ」のレシピです。
たった30分で完成です。
鶏ひき肉 | 120g |
豚ひき肉 | 80g |
長ネギ | 10g |
ショウガ | 10g |
水 | 1リットル |
- 鍋にひき肉と水を入れ、よく混ぜる。火にかける。
- 沸騰したら弱火にし、長ネギ・ショウガを加えて30分煮る。
- キッチンペーパーなどで2を濾したら、できあがり。
すっきりとしつつもコクがある、透明のスープが出来上がります。
ちなみにこのスープに、豆腐・春雨・鶏もも肉・チンゲンサイなどの具材を加えて煮込み、塩・コショウ・紹興酒・ネギ油で味つけをすると、お店のスタッフに人気のまかない料理「豆腐と春雨の煮込み」に近い味が出せるそうです。
なお残ったひき肉は、高菜と一緒に炒めるなどして、料理にもいかせるそうですよ。
豆腐を美味しくする方法

ところで脇屋さんによると、スープや煮込みなどの具材に豆腐を加える場合は、豆腐を凍らせてから使うと、味が染み込みやすくなるそうです。
これは、中華料理でよく使われる技法の1つだそうですが、家庭でも十分いかせます。
豆腐の冷凍&解凍の仕方を、最後にご紹介します。
- 木綿豆腐をパックのまま冷凍庫に入れて凍らせる。
- 蒸気の立った蒸し器に1の豆腐を入れ、20~30分蒸して解凍する。
もしくは、電子レンジ(500w)で6~8分加熱するか、半日ほど常温に置いて自然解凍する。 - 解凍した豆腐は、しっかりと水分を絞ってから使う。
豆腐を凍らせると、気泡が出来ます。そのため、スープが染みやすくなるのだそうです。
このような下準備をした豆腐は、スープだけなく、すき焼きや麻婆豆腐などにも使えます。
味が染みて、とても美味しいそうですよ。