油で揚げないチキン南蛮のレシピをご紹介します。
タレントの坂上忍さんが考案した「時短ヘルシーチキン南蛮」です。
油で揚げずにオーブントースターで鶏肉を加熱するため、ごく普通のチキン南蛮とくらべると、調理が簡単なうえに、カロリーを25%もカットできます。
また、チキン南蛮に添えるタルタルソースの作り方が、とてもユニークです。
ごく普通のタルタルソースは、ゆで卵・ピクルス・マヨネーズなどで作りますが、このタルタルソースは、ゆで卵の代わりに炒り卵を、そしてピクルスの代わりに高菜漬けを使います。
なお、ゆで卵ではなく炒り卵を使う理由は、調理時間をグッと短縮するためです。
さらに、甘酢タレの作り方も超カンタン。
ポン酢と砂糖を混ぜあわせるだけで完成します。
調理時間はすべて合わせて15分です。
(一部情報元:日本テレビ「有吉ゼミ」2015年5月18日放映)
坂上流「チキン南蛮」のレシピです。
材料
鶏ムネ肉 | 200g |
卵 | 4個 |
塩・コショウ | 各少々 |
小麦粉 | 大さじ3(※) |
サラダ油 | 大さじ1 |
玉ネギ | 1/4個 |
マヨネーズ | 大さじ8 |
きざみ高菜 | 小さじ1 |
ポン酢 | 大さじ4 |
砂糖 | 大さじ1 |
※情報元のテレビ番組によると、小麦粉の分量は「大さじ3」とありますが、もしかしたら表記を間違えているのかもしれません。実際に作ってみて私はそう思いました。
テレビの映像を確認すると、この倍近い量が入っているように見えます。
実際に作ってみると、衣はかなり薄付きです。
ですが、私はいちおうレシピ通りに「大さじ3」で試しました。
揚げないチキン南蛮の作り方
まず、調味料以外の材料すべてを並べました。
鶏ムネ肉・卵・玉ネギ・きざみ高菜です。
鶏肉「200g」は、1枚弱くらいの量です。
卵2個を使って、炒り卵を作ります。
鶏肉は、火の入り具合を均等にするために、観音開きにします。
肉の中央から両サイドに向かって包丁を入れ、肉の厚さを同じくらいにします。
さらに、包丁の先で鶏肉をつついて軽く穴を開けてから、食べやすい大きさに切ります。
そして、塩・コショウをします。
次に、衣を作ります。
小麦粉・サラダ油・塩・コショウ・卵(2個)をボールに入れて混ぜます。
泡だて器を使うと、簡単に混ざります。
これを鶏肉の表面に直接つけます。
肉に衣をつけたら、オーブントースターで、10分加熱します。
肉を焼いている間に、タルタルソースを作ります。
みじん切りにした玉ネギ・高菜・マヨネーズ・炒り卵をボールに入れ、よく混ぜます。
マヨネーズ「大さじ8」は、ちょうど100gくらいです。
なお、レシピ通りに作ると、タルタルソースはかなり多めにできあがります。
1/2くらいの量でも、十分足りると思います。
衣も、けっこう多めにできます。
レシピの半分くらいの量で間に合います。
甘酢タレは、ポン酢と砂糖を混ぜるだけで完成です。
焼きあがった鶏肉に、甘酢タレをかけます。
そして、皿に盛り、タルタルソースを添えたら、できあがり。
タルタルソースをかけると、こんな感じになります。
さっそくいただいてみたところ、揚げていないうえに、衣が薄付きなので、とてもさっぱりとしていました。
衣をもう少ししっかりめにつけると、さらに「揚げたチキン南蛮」らしくなるかもしれません。
衣をつける前に肉に小麦粉をまぶしたり、衣にもう少し小麦粉を混ぜたりすると、もっと良い出来になると私は思いました。
そうすると、甘酢もより染み込みやすくなりますね。
すでにお伝えしましたが、もしかしたら、番組が伝えた小麦粉の量が間違っているのかもしれません。
テレビの映像を確認すると、坂上さんが作った衣は、もっとドロっとしています。
小麦粉の量が、レシピよりもかなり多いように感じました。
念のため番組のHPを確認しましたが、確かに小麦粉は「大さじ3」になっています。
ただ、卵の大きさによる違いも、影響しているかもしれません。
タルタルソースはとても美味しかったです。
ゆで卵の代わりに炒り卵を使っても、まったく違和感はないと私は思いました。
きざみ高菜の酸味と玉ネギの辛味がアクセントになっていて、鶏肉をとても美味しくいただくことができました。