
豆腐をたっぷり使ったヘルシーなカレーのレシピをご紹介します。
東京・恵比寿にある日本料理店「なすび亭」の、まかないカレーです。
同店は、ミシュランガイドで2年連続星を獲得している和食の名店。
オーナーシェフの吉岡英尋さんによると、豆腐の旨みをいかして水を一切加えずに作ると、時間をかけなくても熟成カレーのような深い味わいが出せます。
とても美味しい豆腐カレーが、フライパン1つで、しかもたった15分で作れます。
(一部情報元:日本テレビ「ヒルナンデス!」2015年6月8日放映)

なすび亭のまかないカレーは、豆腐をたっぷり使います。
吉岡さんによると、豆腐はメインの具材であると同時に、水分やダシの代わりにもなります。
調理のポイントは、豆腐を手で崩しながら加えること。
そうすると、豆腐の旨みを存分にいかすことができるそうです。
材料
豚ひき肉 | 200g |
玉ネギ | 1/2個 |
絹ごし豆腐 | 1丁 |
サラダ油 | 大さじ1 |
酒 | 大さじ2 |
醤油 | 大さじ2 |
バター | 5g |
牛乳 | 150ml |
固形のカレールー | 90g |
刻んだネギ | 適量 |
おろしショウガ | 適量 |
かつお節 | 適量 |
ご飯 | 4人分 |
作り方
- 玉ねぎはみじん切りにする。カレールーは刻んでおく。
- フライパンにサラダ油を引き、ひき肉と玉ネギを炒める。豚肉に火が通ったら、酒・醤油・バターを加えて炒める。さらに牛乳を加え、最後に豆腐を手で崩しながら加える。
- 2にカレールーを加えて煮溶かす。全体にルーが馴染んだら、火を止める。
- 器にご飯を盛り、その上に3をかけ、さらにその上にネギ・ショウガ・かつお節をトッピングしたらできあがり。

和の食材をいかした、優しい味わいのカレーができます。
豆腐の繊細な風味が、カレールーのインパクトに負けてしまうのではないかと思いましたが、実際に作ってみると、豆腐のまろやかな味わいが、むしろ引き立つと感じました。
ネギ・おろしショウガ・かつお節といったトッピングも、マイルドな味のカレーと相性がぴったりです。
カレーというよりも、上品な和食といった感じの一品ですよ。