煮崩れしない煮魚の作り方。こんにゃくを鍋底に敷きつめます。

投稿日:2015年6月10日 更新日:

煮魚

煮崩れしない「煮魚」の簡単な作り方をご紹介します。

食物学博士 佐藤秀美さんのおすすめです。

佐藤さんは、調理科学に大変お詳しく、「おいしさをつくる「熱」の科学―料理の加熱の「なぜ?」に答えるQ&A」をはじめとした本も執筆しています。

佐藤さんによると、鍋底にこんにゃくを敷きつめるだけで、煮崩れさせずに簡単に、煮魚を作ることができます。

(一部情報元:TV「発見!なるほどレストラン」まさか!?の楽うまレシピ デヴィ夫人・木村佳乃 2015年6月9日放映)

煮魚に煮崩れを防ぐ方法

煮魚

かたちがきれいに整った煮魚を、簡単に作る手順です。

魚2切れに対して、コンニャクは、ちょっと多めの250gほど使うと良いそうです。

材料
2切れ
コンニャク 250g
作り方
  1. コンニャクを5ミリくらいの厚さに切る。
  2. 鍋に煮汁と1を入れる。
  3. 2のコンニャクの上に魚をのせる。
  4. 落としフタをして、弱火で15分煮込んだらできあがり。

このようにすると、煮崩れしないばかりか、魚を安心して皿に盛り付けることもできるようです。

ところでなぜ、コンニャクを使うと、煮崩れを防げるのでしょうか。

佐藤さんによると、煮崩れの原因は、鍋底に生まれる煮汁の対流。
これが煮魚を傷つけてしまうために起こります。

でもこんにゃくは、煮汁を薄めることなく、クッションのような働きをしてくれます。そのため煮崩れが防げるというわけです。

なお一緒に煮たコンニャクは、魚のダシが染み込んだおかずとしていただくことができます。

煮魚のついでに、美味しい料理がもう1品作れるなんていいですね。
覚えておくと便利な裏ワザです。

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