俳優の河相我聞さんが考案した、ハンバーグのレシピをご紹介します。
「丸ごとカマンベールチーズ入り ハンバーグ」です。
このハンバーグの最大の特徴は、その名の通り、ハンバーグのタネの中に、カマンベールチーズが丸ごと1個入っているところ。
そのため大きさは、直径15センチほどの巨大サイズです。
さらに、味わい深くジューシーなハンバーグに仕上げるために、一般的なハンバーグには加えない変わった食材が3つ使われています。
それは、お麩・インスタントコーヒー・冷凍玉ネギです。
パン粉の代わりに砕いた麸を使うことで、肉汁を含んだジューシーなハンバーグに仕上がります。
さらにインスタントコーヒーを加えることで、コクと苦みがプラスされます。
また玉ネギは、みじん切りにして冷凍したものを使います。
玉ねぎは、冷凍すると細胞が破壊されるため、甘みが増すそうです。
冷凍玉ネギを加えると、飴色玉ネギを使った場合と同じくらいの甘みが出せるようですよ。
調理時間が、かなり短縮できますね。
※我聞流ハンバーグを作った感想を、記事の最後に書きました。合わせてご覧ください。
(一部情報元:TV「有吉ゼミ」家事やりすぎ夫 手料理No.1 2015年6月8日放映)
我聞流ハンバーグの作り方
カマンベールチーズを丸ごと1個使った、「我聞流ハンバーグ」のレシピです。
分量の説明がないものに関しては、テレビの映像を確認した上で、そのヒントになるようなことを極力記しました。
なお冷凍玉ネギは、加熱せずに、そのままタネに加えていました。
豚ひき肉 | |
カマンベールチーズ | |
マッシュルーム | |
シメジ | |
プチトマト | |
麸 | |
インスタントコーヒー | |
冷凍玉ネギ | |
塩麹 | |
ナツメグ | |
塩 | |
コショウ | |
カレー粉 |
トマトケチャップ | 100cc |
ウスターソース | 大さじ2 |
赤ワイン | 50cc |
コンソメキューブ | 1個 |
ローリエ | 1枚 |
水 | 50cc |
- 麸をポリ袋に入れ、上から硬いもので叩いて砕く。
- インスタントコーヒーを水に溶かす。(コーヒーを普通に淹れる時と同じくらいの水を使っていました。)ここに1を加えてよく混ぜる。お麩全体が軽く湿るような感じになる。
- 豚ひき肉に、2・塩麹・ナツメグ・冷凍玉ネギ・塩・コショウを加え、手でよくこねる。これでハンバーグのタネが完成。
- 丸ごと1個のカマンベールチーズを3で包み、平たい円形に成形する。
- 温めたフライパンに油を引き、4の両面をこんがり焼く。
- ハンバーグに焼き色がついたら、ソースの材料すべてをフライパンに入れる。さらにカレー粉(少々)も加える。
- 最後に、食べやすい大きさにしたマッシュルームとシメジ、そして丸ごとのプチトマトを入れ、フタをして10分蒸し焼きにしたらできあがり。
完成したハンバーグを切ると、肉汁とともにトロトロになったチーズが溢れ出ます。
試食をした方々によると、文句のつけようがないくらい上出来のハンバーグだそうです。
【追記】我聞流ハンバーグを作りました。
この記事で使用している写真は、私が作ったハンバーグを撮影したものです。
一言では言い表せない、奥深い味わいのハンバーグに仕上がりました。
塩麹の旨みとコーヒーの苦み、そしてカレー粉のスパイシーな風味が、隠し味のようになっています。
コーヒーの苦みには、肉の味にコクと深みを出す効果があるようです。
切ったハンバーグからチーズが豪快に流れ出る瞬間は、かなりリッチな気分に浸れます。
ちょっぴり甘めのソースと、マイルドなカマンベールがよく合いますよ。
見た目が豪華で、しかも旨みたっぷりのハンバーグに、家族もとても満足した様子でした。
ちなみに私は、情報元のテレビ番組の映像から推測して、下のような分量でハンバーグを作りました。
我聞さんが実際に使用した量とは違うところももちろんあるとは思いますが、分量の説明がなかった材料のみ、参考程度に記します。
なおコーヒーの分量だけは、誤ると失敗しそうな気がしたので、推測した量よりも少し控えめに使いました。
豚ひき肉 | 400g |
カマンベールチーズ | 1個 |
マッシュルーム | 2個 |
シメジ | 1/4袋 |
プチトマト | 4粒 |
麸 | 13個(直径2~3センチ) |
インスタントコーヒー | 小さじ1/2 |
コーヒーに加える水 | 大さじ2.5 |
冷凍玉ネギ | 30g |
塩麹 | 大さじ1 |
ナツメグ | 少々 |
塩 | 少々 |
コショウ | 少々 |
カレー粉 | 小さじ1 |
ちなみにひき肉は、少なくとも400gくらいは必要です。
400g使うと、カマンベールチーズ入りで、ちょうど直径15センチくらいの大きさのハンバーグに仕上がります。
「我聞流ハンバーグ」は、人気の専門店でもなかなか味わえない美味しいハンバーグでした。
※後日、我聞さんの「トマトと温泉卵の まるごと煮込みハンバーグ」のレシピも紹介しました。
リンク先も合わせてご覧ください。