
ニンニクの栽培が盛んな青森県田子町で、40年にわたりニンニクを作っている市村文子さん。
今日は、ニンニクの食べ方を知り尽くした市村さんがすすめる、ニンニクの簡単レシピをご紹介します。
市村さんが作る「たっこにんにく」は、一般的なニンニクとくらべてかなり粒が大きく、甘みと粘りがあるのが特徴で、都内の高級レストランなどでも使用されているそうです。
(一部情報元:TV「ジョブチューン」一流農家・漁師SP 2015年6月13日放映)
ニンニクの天ぷら

まずご紹介するのは、市村さんおすすめの「ニンニクの天ぷら」のレシピです。
ニンニクに下味をつけて、天ぷらにします。
ニンニク | 6片 |
醤油 | 100cc |
みりん | 25cc |
天ぷら粉 | 適量 |
- 下味がつきやすいようにニンニクに爪楊枝などで穴を開け、醤油・みりんに10分漬け込む。
- 天ぷら粉を水で溶き、衣を作る。1に衣をつけて揚げたらできあがり。

実際に作ってみたところ、ニンニクが、ホクホクしたお芋のような食感に仕上がりました。
ニンニクを丸ごと天ぷらにしていますが、ニンニク臭さは口には残りません。とても食べやすいです。
ただ、楊枝で穴を開けてもニンニクに味が染み込みにくいので、ちょっと気長に調味料に漬け込んでも良いかもしれません。
黒にんにくの作り方
次にご紹介するのは、「たっこにんにく」の強い甘みをいかした料理。
「黒ニンニク」の作り方です。

「黒ニンニク」とは、温度・湿度が高い場所で、普通のニンニクを発酵・熟成させ、辛みを抜いたもの。
上のように販売されていますが、実は、家庭でも簡単に作れるそうです。
作り方は、次の通りです。
炊飯器を2週間も保温にしたままで大丈夫なのかちょっと心配になりますが、市村さんがおっしゃる通り、確かに作り方は簡単です。炊飯器に入れておくだけですから、手間なしですね。
また、ニンニクをカレーの具としてジャガイモのようにたっぷり加えたり、ニンニクをすりおろして味噌汁に入れるのもおすすめだそうです。
ニンニク味噌汁は、身体も温まる上に殺菌効果もあるので、風邪をひいた時などにはぴったりだそうですよ。