東京・日本橋にある昭和6年創業の洋食の名店「たいめいけん」と言えば、3代目のオーナーシェフ・茂出木浩司さんの独特のキャラと、チキンライスの上にふわとろのオムレツがのった「たんぽぽオムライス」がとても有名です。
今日は、茂出木シェフのこだわりがつまった同店の高級オムライスを、安い食材を使って作る裏ワザをご紹介します。
テレビ番組で話題になった調理法です。
ちなみに上の写真は「たんぽぽオムライス」ではありませんが、たいめいけんのオムライスです。
このオムライスの作り方は、同店のHPで詳しく紹介されています。合わせてご覧ください。
(一部情報元:TV「真実解明バラエティー!トリックハンター」2015年6月24日放映)
安い食材で、たいめいけんの絶品オムライスを作る方法
情報元のテレビ番組によると、安い食材を使って、たいめいけんの高級オムライスを作るポイントは、鶏肉と卵にあります。
ちなみにたいめいけんの「たんぽぽオムライス」には、大山鶏とブロイラーを掛け合わせた高級鶏や、契約農家から取り寄せた高品質な赤玉卵といった、こだわりの食材が使われています。
こうした高級な素材に近づけるために、安い鶏肉と卵に、次のようなひと手間をかけます。
- 鶏肉をドレッシングに漬ける。
- 卵にマヨネーズを加える。
同番組によると、安い鶏肉をドレッシングに20分漬けると、高級な鶏肉のような柔らかさと旨みをプラスすることができます。
ドレッシングの酢で、肉のタンパク質が分解されて肉質が柔らかくなり、さらにドレッシングの油と塩分で、旨みが加わるからだそうです。
なお、使用するドレッシングの種類は、酢と油を使ったものであれば何でもOK。和風・フレンチ・イタリアン・中華など、どのようなタイプでも構いません。
また卵にマヨネーズを加えると、マヨネーズに含まれる黄身と油によって、安い卵に高級卵のようなコクが生まれるそうです。
しかもマヨネーズの酢と卵が、卵をふわふわにしてくれるというオマケつきです。
上の2つのポイントをふまえて、高級オムライスの作り方をまとめると、次のようになります。
- 鶏肉を細かく切り、ドレッシングに20分漬ける。
- 温めたフライパンにバターを入れ、細かく刻んだ玉ネギと1を炒める。さらに缶詰のグリンピースとマッシュルームを加えてさっと炒め、ケチャップなどで調味する。ケチャップの水分をしっかり飛ばす。
- 2にご飯を加えて炒めたら、チキンライスの完成。
- 卵(3個)にマヨネーズ(大さじ1)を加えて混ぜる。これをフライパンに流し入れ、かき混ぜながらオムレツを作る。
- 3を皿に盛り、その上に4をのせたらできあがり。
調味料などの詳しい説明はなく、かなり粗いレシピですが、同番組が伝えた情報すべてを記しました。
うちでオムライスを作る時などに、参考にしてください。