
料理研究家の平野レミさんが考案した、超簡単なコロッケのレシピをご紹介します。
「食べればコロッケ」です。
その名の通り、食べればコロッケのような味がする料理。
というのは、見た目は一般的なコロッケとは、かなりかけ離れているからです。

コロッケ型にもしませんし、揚げたりもしません。
千切りにしたキャベツの上に、潰したジャガイモを豪快にのせ、さらにその上に、ひき肉や玉ねぎを炒めた具材をかけます。
そして仕上げに、パン粉代わりのコーンフレークを砕いてトッピングします。これで完成。
このように、一見するとまったくコロッケらしからぬ料理。でも、「食べればコロッケ」です。
油で揚げずに作るので、ごく一般的な牛肉コロッケとくらべると、カロリーは半分程度に抑えられます。
(一部情報元:フジテレビ「発見!ウワサの食卓」2015年7月28日放映、TBSテレビ「あさチャン!」2015年11月16日放映、TBSテレビ「おびごはん!」2017年2月17日放映)
食べればコロッケ

「食べればコロッケ」のレシピです。
ジャガイモ | 中4個(500g) |
塩・コショウ | 適量 |
玉ネギ | 1/2個(100g) |
合びき肉 | 200g |
サラダ油 | 大さじ1 |
酒 | 大さじ1 |
塩・コショウ | 少々 |
ナツメグ | 少々 |
コーンフレーク(プレーン) | 1/2カップ |
キャベツ | 4枚 |
中濃ソース | 適量 |
プチトマト・レモン | 適量 |
- 【タネAを作る】皮つきの丸ごとのジャガイモを水で濡らし、1個ずつラップで包む。
合計4個のジャガイモを電子レンジに入れ、600Wで15分加熱する。(途中1回上下をひっくり返す。竹串がすっと通ったらOK。)
熱いうちに、キッチンペーパーを使って皮をむく。粗めに潰して塩・コショウをする。 - 【タネBを作る】温めたフライパンにサラダ油を引き、みじん切りにした玉ネギを炒める。
玉ネギが透き通ってきたら、ひき肉を加えてさらに炒め、酒・塩・コショウ・ナツメグで調味する。 - キャベツを千切りにして皿に敷く。その上に1をのせ、さらにその上に2をかける。
最後にコンフレークを砕きながらトッピングし、プチトマトとレモンを添えたらできあがり。中濃ソースをかけていただく。

すべてを一緒に食べると、ちゃんとコロッケの味がします。
家族も、これはコロッケだと認めてくれました。
油で揚げない分さっぱりしているので、いくらでも食べられそうです。
コーンフレークのサクサクっとした食感は、カリッと揚がったコロッケの衣のようで、とても美味しいですよ。