
料理愛好家の平野レミさんが考案した、ハンバーグのレシピをご紹介します。
「ジャングルバーグ(ごはんバーグ)」です。
このハンバーグは、子供も大人も喜ぶ、遊び心のある見た目がとても印象的です。
直径20センチほどもある巨大ハンバーグを大地に見立て、そこにクレソンを挿して、ジャングルの密林を表現しています。
ハンバーグのタネには、ご飯が練りこまれているため、これ一品で、おかずにもご飯にもなりますよ。
(一部情報元:フジテレビ「発見!ウワサの食卓」2015年8月11日放映、TBSテレビ「おびゴハン!」2017年1月20日放映、TBSテレビ「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」2018年7月5日放映)
ジャングルバーグの作り方

「ジャングルバーグ」のレシピです。
ハンバーグのタネには、パン粉の代わりに、練ったご飯を加えます。
そうすると、あまり肉々しくない、食べやすいハンバーグに仕上がります。
また焼きあがったハンバーグには、レミさん特製の「レミグラスソース」をかけ、クレソンとトマトとコーンで飾り付けをします。
レシピの全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
合いびき肉 | 600g |
卵 | 1個 |
玉ネギすりおろし(汁ごと) | 80g |
ご飯 | 200g |
塩 | 小さじ1 |
コショウ | 少々 |
ナツメグ | 小さじ1/4 |
ウスターソース | 大さじ2 |
ケチャップ | 大さじ1 |
生クリーム(※) | 大さじ1 |
サラダ油 | 小さじ1 |
赤ワイン | (好みで)1/4カップ |
クレソン | 適量 |
ミニトマト(小さめ) | 適量 |
コーン(缶詰) | 適量 |
※コーヒー用ミルクでも代用可。
- ご飯をポリ袋に入れ、上から10回くらい手で練る。これをボールに入れ、ご飯以外のタネの材料すべてを加えてよく混ぜる。
- 温めたフライパンにサラダ油を引き、1を円形にして入れる。フライ返しなどで平らにしながら、1個の大きなハンバーグ型に成形する。
フタをして片面を中火で6分焼く。ひっくり返したら赤ワインを加え、フタをしてもう片面を4分ほど焼き、完全に火を通す。
焼き上がったら皿にのせる。 - ウスターソース・ケチャップ・生クリームを混ぜ、2のハンバーグにかける。
ハンバーグにクレソンを挿し、4等分したミニトマトとコーンを散らしたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
ジャングルバーグの作り方

ちなみに上の写真はレシピの半量で作ったので、出来上がりが15センチ程度になりましたが、レシピ通りに作ると、直径20~25センチくらいの大きさに仕上がると思います。
まずご飯をポリ袋に入れ、手で揉みます。

半づきにしたご飯は、ハンバーグのタネに加えます。
ご飯はかなりたっぷり入ります。

タネの材料すべてを、手でよく混ぜあわせます。

そして、温めたフライパンにサラダ油を引き、タネを円形にして入れます。
フライ返しなどでタネの形を整え、フタをして中火で6分ほど加熱したら、ひっくり返して赤ワインを加え、フタをしてさらに4分ほど焼いて火を通します。
ちなみに私はレシピの半量で作ったので、加熱時間は半分ほどで済みました。

ハンバーグが焼きあがったら、皿にのせ、その上にレミさん特製の「レミグラスソース」を回しかけます。
「レミグラスソース」は、ウスターソース・ケチャップ・生クリームを、2:1:1の割合で混ぜて作ります。
まろやかな口当たりが特徴の、親しみやすい味のソースができます。

ハンバーグにソースをかけたら、ハンバーグの上にジャングル風の飾り付けをします。
まずハンバーグにクレソンを刺します。
ある程度の太さがあるクレソンだったら、簡単に刺すことができます。
そしてその周りにトマトとコーンをトッピングしたらできあがり。
レミさんによると、クレソンは、ジャングルに生い茂る木をあらわしています。
ちなみにクレソンの下に隠れるように配置されたトマトやコーンについての説明はありませんでしたが、ジャングルに生えるシダや苔などの植物か、あるいは小動物なのかもしれませんね。
想像が膨らむユニークなハンバーグです。
このハンバーグをひと目見た家族は、手を叩いて大喜びしました。
食べる前から大盛り上がりする、このユニークな料理を考案したレミさんは、あらためて天才だと思います。

お味の方もイケます。
牛肉のコッテリとした濃厚な旨味と、ご飯のさっぱりとした味が、ぴったり合います。
練ったご飯がほど良く肉汁を吸って、ハンバーグとしては珍しいモッチリとした食感に仕上がります。
レミさんがおっしゃる通り、しつこい肉々しさがないハンバーグでとても食べやすいです。パクパクといくらでも食べられそうです。
またハンバーグなんだけど、ご飯も一緒にいただいているような満足感があります。

簡単に作れますし、これ一品でおかずにもご飯にもなります。
しかもみんなでワイワイやりながら楽しく食べられる。子供も大喜びしますよ。
超おすすめです。