タレントの北斗晶さんが考案した、カレーパンの時短レシピをご紹介します。
「ぶっ飛ばし!焼きカレーパン」です。
一般的なカレーパンは、生地を発酵させて作りますが、北斗流カレーパンは、イーストを使いません。
その代わりに、生地にジャガイモを加えることで、パンのモチモチとした食感を出します。
普通のカレーパンの半分以下の時間で、手軽に作れます。
(一部情報元:日本テレビ「解決!ナイナイアンサー」北斗晶流ぶっ飛ばしレシピ 2015年8月11日放映)
ぶっ飛ばし!焼きカレーパンの作り方
「ぶっ飛ばし!焼きカレーパン」のレシピです。
具材に使う玉ネギは、みじん切りにして冷凍したものを使います。
玉ネギは、冷凍すると細胞が破壊されるため、甘みが増します。
また、カレーパンを加熱する際は、ごく普通のカレーパンのように揚げるのではなく、手軽にオーブンで焼き上げます。
合いびき肉 | 100g |
冷凍したみじん切りの玉ネギ | 70g |
オクラ | 3本 |
ナス | 1本(80g) |
トマト | 中1個 |
サラダ油 | 大さじ2 |
おろしショウガ | 15g |
ニンニク | 1かけ |
鷹の爪 | 1本 |
カレールー | 大さじ2~3 |
ジャガイモ | 3個(400g) |
小麦粉 | 35g |
片栗粉 | 100g |
粉チーズ | 50g |
豆乳(無調整) | 160cc |
塩 | 小さじ1/2 |
オリーブオイル | 適量 |
粉チーズ(トッピング用) | 適量 |
- オクラ・トマト・ナスは、1センチ角に切る。ニンニクはみじん切りにする。カレールーは細かく刻む。
- 温めたフライパンにサラダ油を引き、ニンニク・鷹の爪を入れて香りを出す。
さらに冷凍した玉ネギを加え、薄っすらと色づく程度に炒める。 - 2に、ひき肉・オクラ・トマト・ナスを加えて火を通す。
さらにショウガ・カレールーを加えてさっと炒めたら、具材の完成。皿に取って冷ます。 - ジャガイモを5ミリくらいの厚さに切る。これを耐熱皿にのせ、ラップをして電子レンジ(500W)で5分加熱する。
- 4をつぶし、小麦粉・片栗粉・粉チーズ・豆乳・塩を混ぜ合わせる。これで生地が完成。
- 3(具材)と5(生地)をそれぞれ6等分する。生地で具材を包む。
表面にオリーブオイルを塗り、粉チーズをまぶす。
オーブン(180度)で30~40分焼いたらできあがり。
写真をもとに、レシピを説明します。
北斗流カレーパンの作り方
まずは、カレーパンの具を作ります。(写真はすべて、レシピの半量で作っています。)
具の材料すべてを並べてみると、野菜がかなりたっぷり入ることが分かります。
温めたフライパンにサラダ油を引き、ニンニクと鷹の爪を入れ、香りを出します。
さらに、冷凍したみじん切りの玉ネギを投入。
北斗さんは、上の写真のように薄っすらと色づく程度に、玉ネギを炒めていました。
そしてひき肉・オクラ・トマト・ナスを加え、火を通します。
最後におろしショウガとカレールーを加えてさっと炒めたら、具材の完成です。
生地で包む前に、粗熱を取ります。
次に生地作りです。
ジャガイモは5ミリくらいの厚さに切り、ラップをして電子レンジ(500w)で5分加熱します。
そして熱いうちにマッシュします。
生地の材料を並べてみました。
上から時計まわりに、豆乳・マッシュしたジャガイモ・小麦粉・塩・粉チーズです。
これに片栗粉(粉チーズと同量)が加わります。(写真に入れるのを忘れてしまいました。)
パン生地とは言え、使用する小麦粉は、ほんの少量です。その代わりにジャガイモ・片栗粉・チーズをたくさん使います。
生地の材料すべてを混ぜ合わせると、上の写真のように、ちょうどパン生地くらいのかたさになります。
生地がちょっとゆるい場合は、片栗粉を加えて調整すると良いそうです。
続いて生地で具材を包みます。
1個分の生地と具材は、上の写真くらいの量になります。
これで、直径8~9センチくらいのカレーパンができます。
カレーパンの形に整えたら、表面にオリーブオイルを塗り、粉チーズをトッピングします。
そして、180度に温めたオーブンで30~40分焼いたらできあがり。
カレーパンを2つに切ると、断面はこんな感じになりました。
焼くとちょっと形が潰れますが、本物のカレーパンらしい見た目に仕上がります。
生地のモチモチっとした食感が印象的な、カレーパンです。
ごく普通のカレーパンとくらべると、ちょっと重めの生地。ジャガイモのおやきと柔らかいパンを、足して二で割ったようなパン生地です。
粉チーズの風味がアクセントになっているので、ジャガイモのおやきにはないコクが感じられ、とても食べ応えがあります。
また具材は、野菜の甘みをいかした優しい味つけになっているので、生地のジャガイモ&チーズの風味も引き立ちます。
子供も喜ぶ親しみやすい味付けです。
しばらく置いて冷めてしまったら、おやきのように焼いて食べても美味しいと思いますよ。