
豚肉をヨーグルトに漬け込んで作る、生姜焼きのレシピをご紹介します。
ヨーグルトにはたんぱく質を分解する効果があるため、お肉がパサパサにならずに、柔らかくてジューシーな食感に仕上がります。
また、玉ねぎの絞り汁をタレに加えるのもポイントで、玉ねぎの風味がプラスされ、深みのある味に仕上がります。
今回のレシピを考案したのは、女優の篠原涼子さん。
料理はもともと好きだとおっしゃる篠原さんは、仕事で疲れた日も、お子さんのために毎日台所に立つそうです。
(一部情報元:フジテレビ「ホンマでっか!?TV」2015年9月2日放映)
ヨーグルトを使った生姜焼きの作り方

「篠原涼子 特製生姜焼き」の特徴は、2つあります。
1つは、豚肉を柔らかくするために、ヨーグルトに漬け込むこと。
ヨーグルトは、肉が浸るくらいたっぷり使います。
もう1つは、生姜焼きのタレに、玉ネギの絞り汁を加えること。
玉ネギの自然な甘みが加わり、美味しく仕上がります。
豚ロース薄切り肉 | |
ヨーグルト | |
サラダ油 |
おろした玉ネギの絞り汁 | |
おろしたショウガの絞り汁 | |
おろしたニンニク | |
料理酒 | |
減塩醤油 | |
ハチミツ |
- 生姜焼きのタレの材料すべてを合わせておく。
- 肉を叩き、ヨーグルトに30分ほど漬け込む。
- キッチンペーパーで、肉についたヨーグルトを拭き取る。
- 温めたフライパンに油を引き、3の両面を焼く。フライパンから一旦取り出す。
- 4のフライパンに1を入れ、沸騰させる。火を止めたら、4を入れる。肉にタレをよく絡めたらできあがり。
実際に作ってみたので、写真をもとにレシピを分かりやすく解説します。

上の写真は、玉ネギとショウガの絞り汁を混ぜたものです。
生姜焼きのタレに使う玉ネギとショウガは、すりおろして、絞り汁にして使います。
私は、おろした玉ネギ&ショウガを目の細かいザルで濾した後、ザルに残ったかすを、さらにキチンペーパーに包んで絞りました。

生姜焼きのタレの材料は、あらかじめ混ぜておきます。
ちなみに私は、次のようなレシピで生姜焼きのタレを作りました。
生姜焼き用の豚肉6枚につき、玉ネギの絞り汁(1個分:160ml)・ショウガの絞り汁(2かけ分:小さじ2)・おろしニンニク(1かけ分)・酒(大さじ1.5)・醤油(大さじ2)・ハチミツ(大さじ1)。
豚肉6枚分のタレとしては量がちょっと多めでしたが、味の方は、ハチミツの甘みがほど良く効いて、上出来だと思いました。

豚肉は叩いた後、上の写真のように、かなりたっぷりのヨーグルトに30分ほど漬け込みます。

30分経ったら、キッチンペーパーなどで、表面のヨーグルトをさっと拭います。
この工程はあまり神経質にならなくても良いようです。上の写真のように、ヨーグルトが少し表面に残っていてもOKです。

次に、いよいよフライパンで肉を焼きます。
温めたフライパンに油を引き、肉の両面をさっと焼きます。
焼き方は人それぞれですが、個人的には、はじめから弱火で焼いた方が、肉は柔らかく仕上がると思います。
肉が焼けたら、フライパンからいったん取り出します。
そして、フライパンに生姜焼きのタレの材料を合わせたものを入れ、沸騰させます。

ひと煮立ちしたら火を止めて、肉を投入。タレを絡めます。
タレはさらっとしているので、肉に絡めにくいです。
でもだからと言って、タレと一緒に肉を加熱し過ぎない方が良いと思います。
私は、肉をタレにさっと浸した後、肉を取り出して皿に盛り、タレをしばらく煮詰めてから肉の上にかけました。

できあがりです。
情報元のテレビ番組で、篠原さんの生姜焼きを試食したタレントの明石家さんまさんによると、オリジナルは甘さ控えめのようですが、私の生姜焼きは、ごく普通の甘さに仕上がりました。
ヨーグルトの風味と玉ネギの自然な甘みで、まろやかさが加わった、美味しい生姜焼きができました。
ところで篠原さんによると、生姜焼きをお弁当に入れる場合は、タレを少し甘めにすると冷めても美味しいそうですよ。