
家事えもんこと、ジューシーズの松橋周太呂さんが考案した、「アイス大福」のレシピをご紹介します。
ロッテの人気商品「雪見だいふく」のような、柔らかくてモチモチっとした皮で包まれたアイスのレシピです。
実際に作ってみたところ、皮でアイスを包むのが意外と難しいのですが、味や食感はそれらしく、とても美味しく仕上がりましたよ。
(一部情報元:日本テレビ「あのニュースで得する人損する人」家事えもんのかけ算レシピ 2015年11月5日放映)
アイス大福の作り方

「アイス大福」のレシピです。
食感が印象的な皮は、片栗粉・砂糖・牛乳を電子レンジで加熱して、簡単に作ります。
バニラアイス | 200g |
片栗粉 | 80g |
砂糖 | 80g |
牛乳 | 180cc |
- 片栗粉・砂糖・牛乳を耐熱ボールに入れ、片栗粉を溶かす。
- 1をラップをせずにそのまま、電子レンジ(600w)で2分加熱する。スプーンでよくかき混ぜる。
もう一度電子レンジ(600w)で1分加熱する。これで生地がしっかりと固まる。
(固まらない場合は、1回30秒ずつ、様子を見ながらその都度かき混ぜて、固まるまで加熱する。) - ラップの上に片栗粉をまぶし、その上に2をのせる。
2の表面にも片栗粉をまぶし、めん棒(ラップの芯でもOK)で伸ばす。厚さ1ミリ・30センチ角くらいの大きさに伸ばし、4等分する。(15センチ角を4枚作る。) - アイスを4等分し、それぞれを3で包んだらできあがり。
写真をもとに、レシピを説明します。
「アイス大福」を作ってみた

まず片栗粉・砂糖・牛乳を耐熱容器に入れ、片栗粉が完全に溶けるまでよく混ぜます。泡立て器を使うと便利です。
そしてこれを電子レンジ(600w)で2分加熱します。
ラップはせずに、そのままレンジに入れます。

これが2分加熱した後の状態です。
底の部分が、少し固まっています。
この固まりを底から剥がし、全体を混ぜ、さらにあと1分電子レンジ(600w)で加熱します。

1分加熱した後は、このようになりました。
全体がお餅のように固まっています。これで、皮の下準備は終了です。
ちなみにこの段階で固まらない場合は、1回30秒ずつ追加で加熱し、その都度かき混ぜて、完全に固めます。

次に、テーブルの上にラップを敷き、その上に片栗粉をまぶします。
そしてその上に加熱した生地のせ、めん棒(無い場合は、ラップの芯でもOK)で伸ばします。
私はかなりたっぷりの片栗粉をテーブルの上に広げましたが、こんなにたくさん使う必要はないことがすぐに分かり、すべて片付けました。
生地の表面に片栗粉を軽くつけるだけで、十分扱いやすくなりますよ。

家事えもんによると、ここで厚さ1ミリくらいに、生地を伸ばす必要があります。
でも私は、2~3ミリくらいが限界でした。
写真を撮ったりして、ゆったり作業していたからかもしれません。
生地は薄い方が、後でアイスが包みやすくなります。
ですから加熱したてのアツアツの生地を、手早く薄く伸ばすことをおすすめします。

また私は、生地を円形に伸ばしてみたのですが、少々面倒でも、家事えもんのレシピの通り四角く伸ばした方が、アイスは包みやすいです。

私は生地を円形にして4等分し、アイスを包みましたが、四角くすることをおすすめします。
1辺が30センチの正方形に伸ばし、その後に4等分します。
そうすると、1辺が15センチの正方形の生地が4枚できます。
そしてアイスも4等分(50gずつ)し、それぞれを生地で包みます。

ところで、最後にアイスを皮で包んでいる写真がないのが、残念です。
大事な写真を撮るのを忘れてしまうほど、出来上がった皮でアイスをきれいに包むのが、私には難しかったです。
皮がまだ温かいうちは、皮同士をなんとか指で付けることもできますが、包んでいるそばから、皮の余熱でアイスが溶けてしまいます。
また皮をあまり置いてしまうと、硬くなり、成形しにくくなります。
さらにその上に、私が作った皮は少し厚めだったので、アイスを包んで丸い形にするのが意外と難しかった。
家事えもんのレシピ通り、皮は1ミリくらいの薄さにしないと、扱いづらいです。
また皮の大きさは、最低でも15センチ角くらいは必要です。

とは言え、何とかそれらしいものが出来ました。
このアイスは、冷凍すると皮が硬くなってしまうので、出来立てをいただきます。

皮のモチモチ感とバニラアイスの柔らかい食感が相性バッチリの、美味しい「アイス大福」ができました。
皮だけを食べるとけっこう甘いのですが、アイスと合わせると、一体感があって良いと思いました。
味も食感もかなかなイケます。
ただし少し食べにくいです。
そこが、本物の「雪見だいふく」にはかなわないところです。
「雪見だいふく」は、本当に良く出来た商品だと、あらためて思いました。
今回作った「アイス大福」の中のアイスは、「雪見だいふく」のように完全に皮で覆われているわけではなく、平たい皮で包んでいるだけなので、溶け出しやすいのです。
また「アイス大福」の皮は弾力性があるため、「雪見だいふく」のようにすんなり切ることができません。

そこで食べ方を、いろいろと工夫してみました。上の写真のように、クレープのようにしてみたり。
でもなかなかこれと思える食べ方が、見つかりませんでした。
味や食感はとても良いので、なんとか上手いアイデアを見つけたい。そしてまた作りたいです。
中に入れるアイスの種類を変えるだけでも、バリエーションが増やせそうですね。