料理研究家の平野レミさんが考案した、サバのレシピをご紹介します。
「南仏風 サバビァ~ン丼」です。
「元気です」という意味のフランス語「Ca va bien(サバビアン)」と、メインの食材である「サバ(鯖)」をかけて作られた、レミさんらしいオシャレな名前がついています。
トマトと一緒に煮たサバを、オリーブとバジルで風味づけしたご飯と合わせた、南仏風のサバどんぶりです。
(一部情報元:TV「食彩の王国」2015年11月7日放映)
「サバビァ~ン丼」の作り方
「南仏風 サバビァ~ン丼」のレシピです。
調理のポイントは、サバをフライパンで焼く時に、皮目から焼くこと。
そうすると、旨味を逃さずに美味しく仕上げることができます。
サバ | |
トマト | |
ニンニク | |
塩 | |
オリーブオイル | |
小麦粉 |
ご飯 | |
黒オリーブ | |
バジル(生) | |
オリーブオイル | |
(粉チーズ) |
- サバは2~3センチ幅のそぎ切りにし、小麦粉をまぶす。
- 温めたフライパンにオリーブオイルを引き、1を皮目から焼く。両面に焼色をつける。
- 温めたフライパンにオリーブオイルを引き、潰してみじん切りにしたニンニクと、細かく刻んだトマトを炒める。
- 3に2を加え、さっと煮て、サバの旨味をトマトソースに移す。塩で味を整える。
- 細かく刻んだ黒オリーブとバジルを、ご飯に混ぜる。
- 5と6を皿に盛る。好みで粉チーズをかけたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
南仏風サバどんぶりの作り方
まずサバは、2~3センチ幅のそぎ切りにし、小麦粉をまぶします。
そして、温めたフライパンにオリーブオイルを引き、サバの皮目から先に焼きます。
皮目から焼くと、旨味を逃さずに焼くことができるそうです。
そしてひっくり返し、もう片面にも焼色をつけます。
サバはこの後トマトと一緒に煮込むので、完全に火を通す必要はありません。
美味しそうな焼色がつけばOKです。
次にトマトソースを作ります。
私は、サバを焼いたフライパンをそのまま使って、トマトソースを作りました。
オリーブオイルを引き、みじん切りにしたニンニクとトマトを入れ、火を通します。
そしてサバを投入。
さっと煮て、サバの旨味をトマトソースに移します。さらに塩で調味します。
これでサバのトマトソースの完成。
最後にご飯を作ります。
細かく刻んだ黒オリーブとバジル、そしてオリーブオイルを、ご飯に混ぜます。
ご飯とトマトソースを皿に盛ったら、できあがり。
好みで粉チーズをかけていただきます。
ちなみに私は粉チーズは加えませんでしたが、そのままでも十分コクがあって、美味しかったですよ。
トマトの旨味成分グルタミン酸が加わり、サバが、より一層旨味たっぷりに感じられます。
黒オリーブとバジルの爽やかなご飯が、とても良く合いますよ。