
料理研究家の平野レミさんが考案した「茹でないパスタ」のレシピをご紹介します。
パスタは別の鍋で茹でずに、トマト・カブ・チョリソーといった具材と一緒にフライパンで火を通します。
調理時間は8分。
洗い物が少なくて済みますよ。
(一部情報元:TBSテレビ「サワコの朝」2015年11月21日放映)
茹でないパスタの作り方

「茹でないパスタ」のレシピです。
パスタ(フェデリーニ1.4mm) | 140g |
チョリソー | 3本(75g) |
カブ | 2個(190g) |
完熟トマト | 中1個(150g) |
ニンニク | 1片 |
和風粉末だし(※) | 1袋(8g) |
水 | 2.5カップ弱 |
燻製バター | 20g |
醤油 | 大さじ1/2 |
柚子コショウ | 適量 |
※レミさんは、ご自身が監修した「わたしの和だし」を使っていました。
- トマトは半分に切る。カブとチョリソーは食べやすい大きさに切る。ニンニクは潰す。
- トマト・カブ・チョリソー・和風だし・水をフライパンに入れ、強火にかけて煮立たせる。
- パスタを半分に折って2に入れ、フタをして中火で7分加熱する。
- トマトの皮を取り除く。水分がなくなってきたら、バターと醤油を加える。
- 4を皿に盛り、カブの葉を飾り、柚子胡椒を添えたらできあがり。
調理のポイントは2つあります。
1つは、具材とパスタを一緒にフライパンで加熱すること。
2つめは、トマトを皮つきのまま加え、柔らかくなったら、フライパンの中で湯むきすることです。

パスタは、レシピ通りの茹で時間で、ちょうど良いかたさに仕上がります。
レミさんによると、このパスタは、柚子胡椒が良い感じのアクセントになるとのこと。
実際に作ってみて、柚子胡椒の効果が良く分かりました。
というのは、カブの優しい風味とチョリソーの刺激的な辛さが、かなりかけ離れた味であるにも関わらず、それらを柚子胡椒が上手くまとめてくれるからです。
もちろんバターと醤油の風味も、まとめ係として一役買っていますが、それら以上に柚子胡椒が上手く一体感を出しています。
全体的にはさっぱりとしていますが、その中に食材それぞれの主張があって、とても面白いパスタですよ。
ところで当サイトでは、レミさんの茹でないパスタをあともう1品紹介しています。
「すい鶏パスタ」です。
鶏肉やトマトやズッキーニを具材にしたパスタで、今回ご紹介したパスタと同じく、柚子胡椒の風味がアクセントになっています。こちらもおすすめです。
またテレビで話題になったパスタ料理を取り上げた「パスタの人気レシピ34品まとめ」でも、レミさんのお料理を紹介していますので、合わせてご覧ください。