
美肌に効く鮭の簡単レシピをご紹介します。
食事療法の専門家で西台クリニック院長の済陽高穂さんが考案した「鮭とアボカドのサラダ和え」です。
鮭には「アスタキサンチン」という抗酸化力にとても優れた成分が豊富に含まれています。
ちなみにその抗酸化作用はレモンのおよそ6000倍。
食べ合わせ次第で、その効果は何十倍にもアップするそうです。
済陽さんがすすめる、美肌に効く鮭の賢い食べ方も合わせてお伝えします。
(一部情報元:フジテレビ「バイキング」2015年11月25日放映)
鮭とアボカドのサラダの作り方

まず最初にご紹介するのは「鮭とアボカドのサラダ和え」のレシピです。
抗酸化力に優れた鮭にアボカドを合わせます。
アボカドは良質なオイルが含まれているので美肌に良く、ビタミンEが豊富なので血行を促進する効果もあります。
刺身用サーモン | 8切れ |
アボカド | 1個 |
レタス | 適量 |
オリーブオイル | 適量 |
塩・コショウ | 少々 |
- サーモン・アボカド・レタスを食べやすい大きさに切る。
- 1をボールに入れ、オリーブオイルを回しかけ、よく混ぜる。塩・コショウで味付けしたらできあがり。
お好みでレモン汁をプラスしても合いますよ。
鮭の抗酸化力を無駄なく摂ることができる、超おすすめの美肌レシピだそうです。
美肌に効く鮭の賢い食べ方

最後に済陽さんがすすめる、美肌に効く鮭の食べ方をご紹介します。
鮭の抗酸化成分「アスタキサンチン」を効率良く摂取するポイントは4つあります。
- 鮭の種類はベニザケを選ぶ。
- 生のまま食べる。調理する場合は蒸すか煮るが良い。
- 皮ごと食べる。
- ビタミンCを含む食材と一緒に食べる。
上から順に簡単に説明します。
まず1つめの鮭の種類について。
鮭の種類は「ギンザケ」「シロザケ」「キングサーモン」「ベニザケ」という4種に分かれていますが、そのうちの「ベニザケ」がアスタキサンチンを1番多く含んでいるそうです。
ちなみに「ベニザケ」のアスタキサンチンの含有量は、市場に最も多く出回っている「ギンザケ」のおよそ2倍にもなるとのことです。
2つめは鮭の調理法について。
鮭は生で食べるのがベストです。
加熱する場合は、焼いたり揚げたりするよりは、蒸したり煮たりして食べる方がアスタキサンチンをより多く摂取できるそうです。
鮭を高温で熱するほど、アスタキサンチンは減ってしまうのだそうです。
ちなみに、蒸したり煮たりする鮭料理のおすすめレシピは、NHK料理講師の高木ハツ江さんの「さけとたまねぎ しめじのポン酢蒸し」と、料理研究家の柳澤英子さんの「簡単なのにシェフの味! 鮭のクリーム煮」です。どちらも美味しいですよ。
3つめは鮭の皮について。
皮には肌に良いとされている「コラーゲン」が豊富に含まれていので残さず食べます。
4つめは食べ合わせについて。
ビタミンCを一緒に摂取すると、アスタキサンチンは倍増するそうです。
ちなみに鮭と一緒に食べる野菜で最も理想的なのはブロッコリー。
ブロッコリーと鮭を一緒にホイル焼きにしたり、焼き鮭にレモンを絞るのがおすすめだそうです。