
豚こまを使ったとんかつのレシピをご紹介します。
おうち料理研究家の藤原美樹さんが考案した「とんかつ」です。
豚肉はロースの1枚肉ではなく、廉価な豚こま切れ肉を使います。
また、衣に卵は使わず、少量の油で揚げ焼きにします。
4人分の豪華なとんかつが、あっと言う間に完成しますよ。
(一部情報元:フジテレビ「バイキング」時短・簡単・節約晩ごはん 2015年12月1日放映)
材料
豚こま切れ肉 | 400g |
塩 | 小さじ1/4 |
片栗粉 | 大さじ2 |
水 | 適量 |
パン粉 | 50g |
サラダ油 | 大さじ5 |
中濃ソース | 大さじ8 |
からし | 小さじ1 |
白ゴマ | 大さじ2 |
キャベツ | 1/3個(400g) |
作り方
- フライパン(26センチを使用)にラップを敷き、豚肉をのせる。
豚肉に塩と片栗粉をまぶし、手でよく混ぜる。 - 豚肉を平らな円形にする。
豚肉の上に軽く水を振り、パン粉(25g)をのせて、万遍なく広げる。パン粉を手でしっかり押さえる。 - 豚肉をラップごと、フライパンから皿に移す。再びラップを使って、今度は肉をひっくり返して、フライパンに戻し入れる。
豚肉のもう片面にも水を振り、パン粉(25g)をまぶし、手でしっかり押さえる。 - フライパンのフチからサラダ油を回し入れ、強火にかける。
フライパンが温まったら、弱めの中火にし、片面を5分ずつ揚げ焼きする。 - 【トンカツソースを作る】中濃ソース・からし・白ゴマを混ぜる。
- 千切りにしたキャベツを皿にのせ、食べやすい大きさに切ってのせる。トンカツソースを添えたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。

まず、フライパンにラップを敷きます。
そして、その上に豚こま切れ肉(400g)をのせ、塩(小さじ1/4)と片栗粉(大さじ2)をまぶして、手でよく混ぜます。
片栗粉を混ぜる理由
豚肉に片栗粉を混ぜると、柔らかくジューシーに仕上がります。

次に豚肉をフライパンに押し付けるようにして平たい円形に整えます。
フライパンの形をそのままいかすと、きれいな円形になります。
なお、フライパンの大きさは、26センチがおすすめだそうです。

続いて豚肉の上に軽く水(適量)を振ります。
さらに、その上にパン粉(半量:25g)を広げ、手でしっかりと押さえます。
豚肉に水を振る理由
豚肉に水を振ると、豚肉にまぶした片栗粉と合わさって糊のような役割をするため、パン粉が豚肉にくっつきやすくなります。

次に、豚肉をラップごと皿に取り出します。
そして、今度はパン粉をつけた面を下にして、フライパンに戻し入れます。

続いて、もう片面も同様に水(適量)を振り、パン粉(半量:25g)をつけます。
これで豚肉の両面に衣がつきました。

次に、豚肉を揚げ焼きにします。
まず、サラダ油(大さじ5)をフライパンのフチから回し入れます。

そして、フライパンを強火にかけます。
フライパンが温まったら、弱めの中火にして、片面を5分ずつ合計10分焼きます。

中濃ソース(大さじ8)・からし(小さじ1)・白ゴマ(大さじ2)を混ぜてトンカツソースを作ります。

キャベツ(1/3個)を千切りにして皿に盛り、トンカツをのせます。
ソースを添えたら完成です。
このとんかつは、見た目は豚こま肉で作ったとは思えないほど豪華で、一枚肉のような食べ応えもあります。

豚肉は片栗粉の保水効果で、柔らかく仕上がります。
また、カラシの辛味が加わったソースが、味のアクセントになってとてもいいです。
4人分の美味しいとんかつが、あっと言う間に出来ます。