グラタンパンの超簡単レシピをご紹介します。
家事えもんこと、タレントの松橋周太呂さんが考案した「ふんわりトロトロの クリームグラタンパン」です。
鶏ムネ肉とインゲンを具材にしたグラタンパンで、フライパンで焼き上げます。
またパン生地は、わずか10分で発酵を終わらせ、ホワイトソースは、コーンスープの素・牛乳・とろけるチーズで手軽に作ります。
調理時間はトータルでたったの30分です。
(一部情報元:日本テレビ「あのニュースで得する人損する人」家事えもんのかけ算レシピ 2015年12月3日放映)
クリームグラタンパンの作り方
「ふんわりトロトロのクリームグラタンパン」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
鶏ムネ肉 | 150g |
インゲン | 4本 |
オリーブオイル | 大さじ1/2 |
塩・コショウ | 少々 |
コーンスープの素 | 2袋 |
牛乳 | 大さじ4 |
とろけるチーズ | 60g |
バター | 適量 |
強力粉 | 300g |
砂糖 | 25g |
塩 | 3g |
ドライイースト | 3g |
水 | 180~200ml |
- 【パン生地を作る】ボールに強力粉・砂糖・塩・ドライイーストを入れ、少しずつ水を注ぎながら手で混ぜる。(生地の様子を見ながら、水の量を加減する。)生地がまとまるまで5分ほど手でこねる。
生地をラップで包み、常温で10分寝かせる。 - 【グラタンを作る】鶏ムネ肉は、肉の繊維を垂直に断ち切るように一口大に切る。インゲンは電子レンジで1分加熱し、1センチ幅に切る。
温めたフライパンにオリーブオイルを引き、鶏肉を炒める。塩・コショウで味付けし、インゲンを加えてさっと炒める。皿に取り出し、粗熱を取る。
ボールにコーンスープの素・牛乳・炒めた鶏肉&インゲンを入れ、よく混ぜる。 - 【パン生地でグラタンを包む】パン生地をこねながらガス抜きをし、6等分して丸める。めん棒(ラップの芯で代用可)で伸ばす。
グラタンを6等分したものと、とろけるチーズ(10g)を、パン生地(1個分)で包む。 - 【パンを焼く】温めたフライパンにバターを引き、3を並べる。片面を弱火で10分焼き、ひっくり返してフタをして、もう片面を10分蒸し焼きにしたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
クリームグラタンパンの作り方
【工程1:パン生地作り】
まず強力粉(300g)・砂糖(25g)・塩(3g)・ドライイースト(3g)をボールに入れ、水(180〜200ml)を少しずつを注ぎながら手で混ぜます。
水の量は180~200mlの間で調整してください。
生地がまとまりそうになったら、そこで水を加えるのを止めます。
このパン生地はバターを使いません。
バターには発酵を抑制する働きがあるので、バターを生地に加えないことで、通常1時間以上かかる発酵の過程を、わずか10分に短縮します。
次に生地を5分ほど手でこねます。
そして生地をラップで包み、常温で10分ほど寝かせます。
【工程2:グラタン作り】
パン生地を寝かしている間に、パンの中に入れるグラタンを作ります。
まず鶏ムネ肉(150g)を、繊維を垂直に断ち切るようにして、食べやすい大きさに切ります。
ちなみにムネ肉1枚を繊維の向きで分けると、上の写真のように3つのパーツに別れます。
繊維の入り方を気にしながら、食べやすい大きさに切ってください。
鶏ムネ肉は、繊維を垂直に断ち切るように切り分けると、加熱しても柔らかい食感に仕上がりやすくなります。
次にインゲン(4本)をあらかじめ電子レンジで1分加熱し、1センチ幅に切ります。
続いて鶏肉とインゲンを炒めます。
温めたフライパンにオリーブオイル(大さじ1/2)を引き、最初に鶏肉を炒めます。
そして塩・コショウ(各少々)で味付けし、インゲンを加えてさっと炒めます。
火が通ったらそのまましばらく冷まし、粗熱を取ります。
次にコーンスープの素(2袋)・牛乳(大さじ4)・炒めた鶏肉&インゲンをボールに入れ、よく混ぜたらグラタンの完成です。
【工程3:パン生地でグラタンを包む】
パン生地の発酵が終わってグラタンが出来たら、パンを成形します。
まずパン生地を軽くこね、ガス抜きをします。
そして6等分し、それぞれを丸めます。
次にめん棒を使って、生地を伸ばします。
めん棒が無い場合は、ラップの芯で代用できます。
パン生地を伸ばしたら、パン生地1個分の上に、グラタン(1/6量)とチーズ(10g)をのせて包みます。
コーンスープの素と牛乳で作ったグラタンに、ととろけるチーズを合わせると、よりグラタンらしいとろっとした食感と味が出せます。
具材を入れると、1個が直径6~7センチくらいの大きさになります。
【工程4:パンを焼く】
次に温めたフライパンにバター(適量)を引き、片面を弱火で10分焼きます。
片面がこんがり焼けたらひっくり返し、今度はフタをして10分蒸し焼きにします。
パン生地の側面は火が通りにくいので、まわりを触ってパンらしい膨らみが感じられるまで、弱火で気長に焼いてください。
お皿に盛ったらできあがり。
発酵時間はとても短いのですが、パン生地はちゃんと膨らみます。
ただ発酵時間をしっかり設けたパンとくらべると、少し重たい感じはあります。
おやきみたいな、どっしりとしたパンです。
1つ食べるだけでも満腹感がありますよ。
食感は外はカリッと硬めに、中はモチっと柔らかく仕上がります。
中身のグラタンは、コーンスープの素の甘みとチーズのコクが印象的で、子供も好みそうな親しみやすい味がします。とても美味しいですよ。
ところでこのパン生地は発酵の過程を省いているので、半日くらい置くと硬くなってしまいます。ですから出来たてのアツアツを一気に食べ切るのがおすすめです。
止むを得ず残った場合は、アルミホイルでぴったり包んでグリルなどで温め直すと、食べやすくなります。
最後に家事えもんのレシピを紹介します。
当サイトでは、家事えもんのお料理をいろいろ紹介しています。
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