おうち料理研究家のみきママが考案した、チキンカレーとナンのレシピをご紹介します。
「バターチキン風カレー&ナン」です。
「チキン風カレー」とは言え、実はこのカレーはチキンは使いません。
チキンの代わりに使うのは、ミートソース缶。
ミートソース缶には、肉や野菜などの煮込んだ具材があらかじめ入っているので、調理時間が短縮できます。
また生クリームの代わりに、牛乳と粉チーズとバターを使い、コクとまろやかさを出します。
値が張る生クリームは使用せず、材料費をおさえます。
そしてカレーにつけ合わせるナンは、発酵させるのではなく、ベーキングパウダーを使って手軽に膨らませます。
調理時間は、トータルでたったの11分。
子供にウケる、少し甘めの親しみやすい味が特徴です。
(一部情報元:フジテレビ「バイキング」坂上忍とみきママの時間!簡単!節約!晩ごはん 2016年1月7日放映)
「バターチキン風カレー&ナン」の作り方
「バターチキン風カレー&ナン」のレシピです。
分かりにくい工程は、後ほど写真をもとに説明します。
ミートソース缶 | 1缶(295g) |
カレー粉 | 大さじ1 |
牛乳 | 200cc |
粉チーズ | 大さじ1と1/2 |
バター | 30g |
コーヒーフレッシュ | 2個 |
強力粉 | 130g |
コーンポタージュの素 | 1袋(17g) |
ベーキングパウダー | 大さじ1/2 |
砂糖 | 大さじ1 |
水 | 80cc |
バター | 30g |
- 強力粉・コーンポタージュスープの素・ベーキングパウダー・砂糖・水をボールに入れ、なめらかになるまで手で1分こねる。
生地を2等分し、長さ20センチくらいのナンの形に成形する。 - 火にかけたフライパンに1を並べ、そのまわりにバター(15g)を砕いて散らす。弱めの中火で、片面を2~3分焼く。(バターが焦げないように、時々フライパンを揺する。)
ひっくり返したら、残りのバター(15g)を砕いて散らし、フタをして2~3分焼く。(バターが焦げそうになったら、火を弱める。) - 【カレーを作る】ミートソース・カレー粉・牛乳・粉チーズ・バターを鍋に入れ、混ぜながら強火で2分煮る。
- カレーを器に盛り、コーヒーフレッシュを回しかける。ナンを添えたらできあがり。
写真をもとに、レシピを説明します。
チキンカレー&ナンを作ってみた
【工程1】
まずナンを作ります。
強力粉・コーンポタージュスープの素・ベーキングパウダー・砂糖・水をボールに入れ、なめらかになるまで手で1分ほどこねます。
ナン生地は、発酵させずに、ベーキングパウダーを使って簡単に膨らませます。
またコーンポタージュスープの素を加えることで、風味とコクをプラスします。
そして生地を等分し、長さ20センチくらいのナンの形に成形します。
【工程2】
次に、ナンを焼きます。
火にかけたフライパンにナンの生地を並べ、そのまわりにバター(15g)を散らします。
弱めの中火で、片面を2~3分焼きます。
焼いて切る最中は、バターが焦げないように、時々フライパンを揺すります。
ひっくり返したら、残りのバター(15g)を砕いて散らし、フタをして2~3分焼きます。
時々様子を見ながら、バターが焦げそうになったら、火を弱めます。
【工程3】
続いてカレーを作ります。
ミートソース・カレー粉・牛乳・粉チーズ・バターを鍋に入れ、ヘラで混ぜながら、強火で2分ほど煮ます。
カレーは、ミートソース缶を使って作ります。
ミートソース缶には、肉や野菜などの煮込んだ具材があらかじめ入っているので、調理時間が短縮できます。
また生クリームの代わりに、牛乳と粉チーズとバターを使います。
値が張る生クリームのコクとまろやかさを、これらの安い食材で再現します。
【工程4】
カレーを器に盛り、コーヒーフレッシュを回しかけます。
ナンを添えたら、できあがり。
ちなみに上の写真は、コーヒーフレッシュを加えるのを忘れています。
ベーキングパウダーで膨らませたナンは、発酵させて作ったものとくらべると、やはり物足りなさはあります。
ふわっとした食感に乏しく、しっかりとした歯応えのあるナンです。
でも時間をかけずに簡単に作れますし、コーンポタージュスープの甘みが加わって美味しいので、これはこれでアリだと思います。
食感がやや硬めなので、薄めに伸ばして焼くのがおすすめです。
カレーの方は、ミートソースで手軽に作ったとは思えないくらい、本格的な味に仕上がります。
ちなみに、このカレーを試食したタレントの坂上忍さんは、「ミートソース缶の味は分からない。煮込んだカレーの味がする!」とカレーの味を絶賛していました。
甘めの味付けで、とても食べやすいです。
子供にはすごくウケると思います。