日本一の牡蠣(カキ)の産地・広島県では、ごく一般的な調理法とはちょっと違った、カキフライが作れているそうです。
広島県では、「広島菜」という野菜の葉でカキを包んで揚げ、ラッキョウを使ったタルタルソースを添える家庭が多いとか。
今日は、広島流カキフライの作り方をご紹介します。
レシピを教えてくださったのは、広島県安芸郡にお住まいの5名の奥様方です。
(一部情報元:TBSテレビ「この差って何ですか?」 2016年1月18日放映)
広島流カキフライの作り方
広島県で広く親しまれているという「カキフライ」のレシピです。
調理のポイントは2つあります。
1つは、カキを3粒ずつまとめて揚げること。
3粒をひとまとめにすると、カキが油に触れる面積が少なくなるので、柔らかくジューシーに仕上がります。
2つめは、3つまとめたカキの粒がバラバラにならないように、カキのまわりを「広島菜(下)」という白菜のような野菜の葉で包むこと。(画像引用:広島名産広島菜)
ちなみに広島菜は、小松菜やチンゲンサイでも代用できます。
広島菜でカキを包むと、余分な油がカキにつかないので、さっぱりと仕上がります。
カキ | 15粒 |
広島菜の葉(※) | 5枚 |
小麦粉 | 適量 |
卵 | 適量 |
パン粉 | 適量 |
ゆで卵 | 1個 |
らっきょう漬け | 4個 |
マヨネーズ | 適量 |
※小松菜やチンゲンサイでも代用可。
- カキを水でさっと洗い、キッチンペーパーなどで水気を拭き取る。
- カキの表面に小麦粉をまぶし、3粒ずつまとめて、それぞれを広島菜の葉(1枚)で包む。
- 少量の小麦粉と卵を混ぜたものに2をくぐらせ、パン粉をつける。
- 180度の油で、5分揚げる。
- 【タルタルソースを作る】ゆで卵とラッキョウを、みじん切りにする。
卵・ラッキョウ・マヨネーズを混ぜる。 - 4を皿に盛り、5を添えたらできあがり。
タルタルソースは爽やかでさっぱりとしていて、カキはとろっとジューシーに仕上がるそうですよ。