
肉まんのレシピをご紹介します。
おうち料理研究家の藤原美樹さんが考案した「どでか肉まん」です。
この肉まんの最大の特徴は、蒸し器ではなく、炊飯器を使って作ること。
炊飯器の早炊きモードを使って、簡単に蒸し上げます。
また、肉まんの皮は、発酵いらず。
ベーキングパウダーを使って、手軽に膨らませます。
(一部情報元:フジテレビ「バイキング」かさ増し節約レシピ 2016年1月29日放映)
材料
豚ひき肉 | 300g |
玉ネギ | 1/2個(100g) |
シイタケ | 2個(30g) |
醤油 | 大さじ1と1/2 |
オイスターソース | 大さじ1 |
ゴマ油 | 大さじ1 |
砂糖 | 大さじ2 |
酒 | 大さじ1/2 |
鶏ガラスープの素 | 小さじ1 |
おろしショウガ | 小さじ1/2 |
塩 | 少々 |
コショウ | 少々 |
片栗粉 | 大さじ1と1/2 |
強力粉 | 150g |
薄力粉 | 150g |
砂糖 | 大さじ4 |
ベーキングパウダー | 大さじ1(12g) |
塩 | 小さじ1/4 |
水 | 150cc |
熱湯 | 150cc |
作り方
- 【具を作る】玉ネギとシイタケ(軸も含む)は、みじん切りにする。
具の材料すべてをボールに入れ、粘りが出るまで1分ほど混ぜる。 - 【皮を作る】皮の材料すべてをボールに入れ、なめらかになるまで3分ほどこねる。
打ち粉をしたまな板の上に、こねた生地を置き、麺棒を使って直径30センチくらいの円形に伸ばす。(生地の中心は厚く、生地の端は薄くなるようにする。) - 【成形する】皮の中央に具をのせ、皮の端をつまみ、ヒダを作りながら、皮で具を包む。
- 【蒸す】30×30センチのクッキングシートの上に肉まんをのせ、クッキングシートごと、5合炊きの炊飯器の中に入れる。
クッキングシートの下に熱湯を注ぎ、早炊きのスイッチを入れる。
炊飯が完了したら竹串で刺し、生地がつくようであれば、もう1度早炊きする。 - 1~2回炊飯し終えたら、保温の状態で30分置く。
生地を切ってまだ生の場合は、クッキングシートごとラップをして、電子レンジ(600w)で5分加熱する。
写真をもとにレシピを説明します。

写真はすべて、レシピの3/5の分量で作っています。
わが家には3合炊きの炊飯器しかないので、分量を少し控えめにして作りました。
なお、作り方の説明は、すべてレシピ通りの分量で行います。
まず、肉まんの具を作ります。
玉ネギとシイタケをみじん切りにして、レシピの「具」の材料すべてをボールに入れ、粘りが出るまで1分ほど混ぜます。

次に、皮を作ります。
レシピの「皮」の材料すべてをボールに入れ、なめらかになるまで3分ほどこねます。
肉まんの皮は発酵させずに、ベーキングパウダーを使って簡単に膨らませます。

続いて、打ち粉をしたまな板の上に、こねた生地を置き、麺棒を使って直径30センチくらいの円形に伸ばします。
その際、厚さを均一にするのではなく、上の写真のように、生地の中心は厚く、生地の端は薄くなるようにします。
具を包んだ時、皮の繋目が厚くならないようにするためです。

そして、肉まんの具を皮で包みます。
まず、伸ばした皮の中央に具をのせます。

そして、上の写真のように、皮の端を少し引っ張るようにしてヒダを作りながら、皮で具を包みます。

包み終わると、上の写真のようになります。

肉まんを、炊飯器で蒸します。
30×30センチのクッキングシートの上に肉まんをのせ、クッキングシートごと5合炊きの炊飯器の中に入れます。
クッキングシートの下(クッキングシートとお釜の間)に熱湯を注ぎ、早炊きのスイッチを入れます。

炊飯が完了したら、いったん炊飯器を開け、肉まんの皮に竹串を刺し、生地がついて来ないことを確認します。
生地がくっつく場合は、まだ完全に火が通っていないので、もう1度早炊きをします。
1~2回早炊きをしたら、そのまま保温の状態で30分置きます。
保温が終了したら、2回炊飯した場合のみ、もう1度竹串を刺し、生地がついて来ないことを確認します。
まだ生っぽい場合は、クッキングシートごとラップをして、最後に電子レンジ(600w)で5分加熱します。
使用する炊飯器によって加熱の度合いが異なるため、様子を見ながら、加熱時間を加減してください。
ちなみに私は、1回の炊飯でしっかり火が通りましたよ。

できあがりは、このようになります。
私はレシピの3/5の分量で肉まんを作りましたが、できあがりの大きさはそれでも、直径20センチほどになりました。
中華街で売られているビッグサイズの肉まんよりも、さらに巨大な肉まんなので、存在感があります。豪華です。
子供は特に喜びますよ。

お味の方は、ほど良く甘みが効いた味付けで、とても美味しいです。
肉まんの具は、とろっとしてジューシー。
たっぷり入っているので、食べ応えがあります。
また、ベーキングパウダーで膨らませた生地は、発酵させた生地にくらべると、幾分ふんわり感が弱く歯応えがありますが、具の味付けと合う親しみやすい味が印象的です。
肉まんは、餃子と同じく、皮で具を包むのがとても面倒です。
でも、この「どでか肉まん」だったら、家族分の肉まんが、一度に作れます。
しかも、炊飯器のスイッチを押すだけなので、蒸し器のように見張っている必要もありません。
とても簡単に作れるので、超おすすめです。