おうち料理研究家のみきママが考案した、豚の角煮のレシピをご紹介します。
「薄切り肉で本格角煮」です。
豚のブロック肉は使わず、値段が手頃な薄切り肉を使い、ジャガイモでかさ増しします。
薄切り肉でジャガイモを包むことで、かたまり肉のような食べ応えを出します。
1人前158円程度で作れます。
(一部情報元:TV「バイキング」みきママのかさ増し節約レシピ 2016年1月29日放映)
豚の角煮の作り方
みきママの「薄切り肉で本格角煮」のレシピです。
分かりにくい工程は、後ほど写真をもとに説明します。
豚もも薄切り肉 | 8枚(400g) |
ジャガイモ | 4個 |
大根 | 1/2本(600g) |
卵 | 4個 |
片栗粉 | 大さじ3 |
サラダ油 | 大さじ1 |
醤油 | 大さじ7 |
酒 | 大さじ7 |
みりん | 大さじ6 |
砂糖 | 大さじ6 |
おろしショウガ | 小さじ1 |
水 | 300cc |
- 【ゆで卵を作る】卵を小鍋に入れ、沸騰したら弱めの中火にし、8分茹でる。水に5分浸し、殻をむく。
- ジャガイモの皮をむき、半分に切る。大根の皮をむき、2センチの半月切りにする。
- ジャガイモを耐熱皿にのせ、軽く水を振り、ラップをして電子レンジ(600w)で8分ほど加熱する。竹串がすっと通るようになったらOK。
- 豚肉を1枚ずつ広げ、表面全体に片栗粉をまぶす。
豚肉1枚でジャガイモ1/2個を包み、巻き終わりは水をつけて止める。最後に手でぎゅっと握り、肉をくっつける。 - フライパンに4の巻き終わりを下にして並べ、サラダ油を回しかけ、強火にかける。
フライパンが温まったら中火にし、両面に焼色がつくまで5分ほど焼く。
豚肉に9割ほど火が通ったら、いったん皿に取り出す。 -
5のフライパンの汚れを拭き取り、大根とAを入れ、強火で煮立てる。
沸騰したらフタをして、大根に竹串が通るまで中火で10分ほど煮る。 - 6に5を加え、フタをせずに時々かき混ぜながら、6分ほど煮る。
最後に1も加え、2分ほど煮詰める。とろみがついたらできあがり。皿に盛る。
写真をもとに、レシピを説明します。
みきママの角煮を作ってみた
【工程1・2】
まずゆで卵を作り、野菜を切ります。
卵は、固茹でにします。
卵を小鍋に入れ、沸騰したら弱めの中火にし、8分茹でます。
茹で上がったら、水に5分ほど浸し、殻をむきます。
そしてジャガイモの皮をむき、半分に切ります。
大根も皮をむき、2センチの半月切りにします。
【工程3】
次に、ジャガイモを加熱します。
ジャガイモを耐熱皿にのせ、軽く水を振り、ラップをして電子レンジ(600w)で8分ほど加熱します。
竹串がすっと通るようになったらOKです。
【工程4】
次に、豚肉でジャガイモを包みます。
まず豚肉を1枚ずつ広げ、表面全体に片栗粉をまぶします。
そして上の写真のように、豚肉1枚で、ジャガイモ1/2個を包みます。
巻き終わりは水をつけて止め、最後に手でぎゅっと握ると、肉がぴったりくっつきます。
【工程5】
続いて、肉を焼きます。
フライパンに、肉の巻き終わりを下にして並べ、その上からサラダ油を回しかけます。
そしてフライパンを強火にかけます。
フライパンが温まったら中火にし、両面に焼色がつくまで5分ほど焼きます。
豚肉に9割ほど火が通ったら、いったん皿に取り出します。
【工程6】
次に、肉を焼いたフライパンの汚れを拭き取り、大根とA(醤油・酒・みりん・砂糖・おろしショウガ・水)を入れ、強火で煮立てます。
沸騰したらフタをして、大根に竹串が通るまで、中火で10分ほど煮ます。
【工程7】
大根に火が通ったら肉を加え、フタをせずに時々かき混ぜながら、6分ほど煮ます。
最後にゆで卵も加え、とろみがつくまで2分ほど煮詰めます。
肉と大根を皿に盛り、ゆで卵を半分に切って添えたら完成。
できあがりは、かたまり肉で作った角煮のようで、とても豪華です。
ジャガイモがたくさん使われていることは、見た目にはまったく分かりません。
全体的な味は、ジャガイモがたくさん入っていることもあり、角煮というよりは、肉ジャガの方が近いかもしれません。
一風変わった肉ジャガと考えても、面白いと思います。
本物の肉ジャガとちょっと違うのは、肉とジャガイモの食感。
肉にはカリッとした歯応えがあり、中のジャガイモは、モチモチっとしています。
表面と中身の食感のコントラストが印象的です。
タレは甘みが効いた濃い味付けで、さっぱりとしたジャガイモや卵とよく合います。
子供でも食べやすい親しみやすい味で、食べ応えがあり、とても美味しいですよ。