
名古屋風の手羽元レシピをご紹介します。
おうち料理研究家の藤原美樹さんが考案した、「名古屋風手羽揚げ」です。
甘辛いタレで味付けした鶏料理で、使用する手羽元の量を抑え、厚揚げでかさ増しします。
厚揚げは、片栗粉をまぶして揚げ焼きし、甘辛いタレを絡めると、お肉のような味と食感に変わるとのことです。
実際に作ってみたところ、甘みの効いたタレがよく合う、食べ応えのある手羽揚げができましたよ。
(一部情報元:TV「バイキング」かさ増し節約レシピ 2016年1月29日放映)
材料
手羽元 | 12本(660g) |
厚揚げ | 2枚(460g) |
キャベツ | 1/4個(300g) |
白ゴマ | 大さじ2 |
コショウ | 小さじ1/2 |
サラダ油 | 大さじ3 |
片栗粉 | 大さじ10 |
おろしニンニク | 小さじ1 |
おろしショウガ | 小さじ1 |
醤油 | 大さじ1/2 |
酒 | 大さじ1/2 |
醤油 | 大さじ6 |
みりん | 大さじ7と1/2 |
酒 | 大さじ4と1/2 |
砂糖 | 大さじ3 |
作り方
- 手羽元の表面全体を、包丁の先で刺す。厚揚げは、横に4等分する。
- 手羽元と厚揚げをボールに入れ、おろしニンニク・おろしショウガ・醤油・鮭を加えてよく揉む。
表面全体に片栗粉をまぶす。 - フライパン(26センチを使用)に手羽元と厚揚げの半量を並べ、サラダ油(大さじ1と1/2)を回しかけ、強火にかける。
パチパチと音がしてきたら(フライパンが温まったら)、弱めの中火にし、両面に焼色がつくまで10分ほど揚げ焼きにする。キッチンペーパーの上に取り出し、油を切る。
残りの半量も、サラダ油(大さじ1と1/2)を足して同様に焼き、油を切る。 - フライパンの汚れを拭き取り、醤油・みりん・酒・砂糖を入れ、強火で煮立てる。
半分くらいになるまで煮詰めたらを手羽揚げを加え、とろみがついたら白ゴマとコショウも加えて絡める。 - 手でちぎったキャベツを皿に敷き、その上に手羽揚げをのせたらできあがり。
写真をもとに、レシピを説明します。
まず、手羽元を、包丁の先で刺します。
そして厚揚げを、横に4等分し、手羽元と同じくらいの大きさにします。
手羽元を包丁の先で刺す理由は、味を染み込みやすくするためと、火を通しやすくするためだと思われます。
骨付き肉は、中まで火が通りにくいので、少し深めに包丁で刺しても良いと思います。

次に、手羽元と厚揚げをボールに入れ、A(おろしニンニク・おろしショウガ・醤油・酒)を加え、よく混ぜます。

続いて、バットに片栗粉を用意し、手羽元と厚揚げの表面に、片栗粉をまぶします。

片栗粉をまぶした手羽元と厚揚げは、フライパンで揚げ焼きにします。
ちなみに、レシピ通りの分量で作ると、手羽元と厚揚げは、26センチ程度の大きめのフライパンで、2回に分けて焼くことになります。
レシピ通りに説明します。
まずは、26センチ程度の大きさのフライパンに、手羽元と厚揚げの半量を並べます。
そして、その上からサラダ油(半量:大さじ1と1/2)を回しかけ、フライパンを強火にかけます。

サラダ油がパチパチと跳ねる音がしてきたら(フライパンが温まったら)、弱めの中火にし、ひっくり返しながら両面に焼色がつくまで10分ほど揚げ焼きにします。
鶏肉に完全に火が通ったら、キッチンペーパーの上に取り出し、油を切ります。
そして手羽元と厚揚げの残りの半量も、サラダ油(大さじ1と1/2)を足して同様に焼き、キッチンペーパーの上に取り出します。

空になったフライパンの汚れを拭き取り、今度はタレを作ります。
Bの材料(醤油・みりん・酒・砂糖)をフライパンに入れ、強火で煮立てます。

タレが半分くらいになるまで煮詰めたら、手羽元と厚揚げをすべて加え、タレを絡めます。

そして、仕上げに白ゴマとコショウを加え、よく絡めます。

手でちぎったキャベツを皿に敷き、その上に手羽元と厚揚げをのせたら完成です。

かさ増しに使った厚揚げは、鶏肉に紛れて、お肉のように見えます。見た目はとても豪華です。
また実際に食べてみても、厚揚げは表面がカリカリに仕上がり、弾力のある歯応えが、鶏肉のように感じられます。
甘みの効いた味付けが、揚げ焼きにした鶏肉と厚揚げによく合います。
全体的に少し濃い目の味付けなので、生のキャベツも一緒にたっぷり食べられますよ。