酢納豆(納豆酢)のレシピを2パターンご紹介します。
健康に良いと話題の酢納豆。
実は酢納豆には、「酢納豆」という呼び方と「納豆酢」という呼び方の2種類があります。
でも、どちらも基本的には同じもの。
納豆に酢を加えて食べることに変わりはありません。
ただ、考案者によって、酢の量や納豆のタレの有無などに違いがあります。
そこで今回は、納豆メーカーの「タカノフーズ」が考案した「納豆酢」と、「奇跡の酢納豆」の著者、石原新菜さんが考案した「酢納豆」の2種類をご紹介します。
どちらのレシピも、泡がきめ細かくて、軽い食感です。
(一部情報元:TBSテレビ「この差って何ですか?」2016年3月13日放映、TBSテレビ「あさチャン」2017年12月4日放映、テレビ東京「主治医が見つかる診療所」2018年12月13日放映)
納豆酢の効果健康効果が倍増!
最初に、酢納豆(納豆酢)の効能について説明します。
酢研究の第一人者、小泉幸道さんによると、酢は、納豆と食べると健康効果が倍増するそうです。
- 血圧を下げる
- 血栓を溶かす
- 動脈硬化を防ぐ
- 減塩できる
酢に含まれる酢酸には、血圧を下げる効果が期待できます。
また、納豆に含まれるナットウキナーゼには、脳梗塞や心筋梗塞の原因となる血栓を溶かす働きがあり、動脈硬化を防ぐ効果も期待できます。
さらに、醤油をかけなくても美味しいので減塩効果も期待できるうえに、ネバネバ成分が和らいでふわふわになるので、とても食べやすいです。
納豆酢の作り方(タレあり)
それでは、納豆メーカー最大手の「タカノフーズ」が考案した「納豆酢」のレシピをご紹介します。
TBSの「この差って何ですか?」で話題になったレシピ。
納豆のタレをかけて、いただきます。
納豆 | 1パック |
酢 | 小さじ1 |
- 納豆に付属のタレと酢を加え、よく混ぜたらできあがり。
お味の方は、納豆の優しい旨味と酢のさっぱりとした酸味がよく合います。
味付けは少し濃いめになっているので、お好みでタレと酢の分量を加減するといいですよ。
酢納豆の作り方(タレなし)
次にご紹介するのは「奇跡の酢納豆」の著者、石原新菜さんが考案した「酢納豆」です。
このレシピは、健康に良いお料理として、TBSテレビ「あさチャン」で話題になりました。
石原さんによると、納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」には、血栓(血の塊)を防ぐ作用があり、酢に含まれる酢酸には、アデノシンという物質を発生させ、血圧を下げる効果が期待出来るそうですよ。
納豆 | 1パック |
酢 | 小さじ2 |
- 納豆に酢を混ぜたらできあがり。
このレシピは、先にご紹介したレシピと違って、納豆のタレは使いません。
また、酢の量も少し多め。
そのまま食べるには酸味が少し強めです。
この「酢納豆」は、何かほかのお料理に混ぜていただくことを前提としているようです。
石原さんによると、生野菜と混ぜてサラダにしたり、きんぴらと和えると美味しいそうです。
カレーにちょい足しするのもおすすめですよ。
以上、納豆に酢を加えるレシピを2パターンご紹介しました。
納豆に酢を混ぜると、食感が軽くなるうえに、健康効果も高まります。
酢の量や塩気の有無などを調整して、ぜひ自分好みの酢納豆を見つけてください。