料理研究家の野上優佳子さんが考案した、天津丼のレシピをご紹介します。
「ケチャップあんの洋風天津丼」です。
ミックスベジタブルと玉ネギを具材にしたヘルシーな天津丼で、お弁当むけの料理としてテレビで話題になりました。

上の写真のような、どんぶり型のお弁当箱がぴったり合いますよ。
(一部情報元:TV「ヒルナンデス!」2016年3月22日放映)
洋風天津丼の作り方
「ケチャップあんの洋風天津丼」のレシピです。
調理のポイントは2つあります。
1つは、ご飯にオリーブオイルを混ぜること。
油を混ぜておくと、時間が経っても水分が飛び過ぎないので、お昼になってもしっとりツヤツヤしています。
2つめは、あんの作り方。
水溶き片栗粉でとろみをつけたら、すぐに火を止めるのではなく、その後も1~2分しっかり加熱します。
そうすると片栗粉の中まで火が通るので、時間が経ってもビシャビシャになりません。
玉ネギ | 1/4個 |
ミックスベジタブル | 40g |
卵 | 2個 |
塩 | 少々 |
サラダ油 | 適量 |
ご飯 | 1杯分 |
オリーブオイル | 小さじ2 |
刻みパセリ | 適量 |
砂糖 | 大さじ1 |
酢 | 大さじ1 |
ケチャップ | 大さじ1と1/2 |
水 | 100cc |
水溶き片栗粉 | 大さじ1 |
- 【ご飯】ご飯にオリーブオイルと刻みパセリを混ぜる。
- 【具】玉ネギをみじん切りにする。
温めたフライパンにサラダ油を引き、玉ネギとミックスベジタブルを炒める。塩で調味し、溶き卵を流し入れる。
ヘラで混ぜながら卵とじを作る。 - 【あん】砂糖・酢・ケチャップ・水を鍋に入れ、火にかける。
沸騰したら水溶き片栗粉を加え、ヘラで混ぜながらしっかりとろみをつける。 - ご飯と具を弁当箱に詰め、具の上にあんをかけたらできあがり。
写真をもとに、レシピを説明します。
洋風天津丼の作り方
【工程1】
まずご飯に、刻んだパセリとオリーブオイルを混ぜます。
ご飯に油を混ぜておくと、時間が経ってもしっとりしています。
【工程2】
次に、玉ネギとミックスベジタブルを炒めます。
温めたフライパンにサラダ油を引き、みじん切りにした玉ネギとミックスベジタブルを加熱します。
玉ネギに火が通ったら、塩で調味します。
続いて、フライパンに溶き卵を流し入れます。
そしてヘラで卵を混ぜながら、卵とじを作ります。
なおお弁当に入れる場合は、少ししっかりめに卵を加熱した方が良いと思います。
【工程3】
最後にあんを作ります。
砂糖・酢・ケチャップ・水を鍋に入れ、火にかけます。
煮立ったら水溶き片栗粉を加え、ヘラで混ぜながらとろみをつけます。
とろみがつき始めたら、さらに1~2分ほどしっかり加熱すると、時間が経ってもあんは水っぽくなりません。
【工程4】
ご飯と具を皿に盛り、具の上にあんをかけたらできあがり。
お弁当に詰める場合は、ご飯と具を別々の容器に詰め、具の上にあんをかけます。
ミックスベジタブルの甘みに、あんのほど良い酸味が加わり、とても食べやすいです。
あっと言う間にできるので、忙しい朝のお弁当作りに便利なレシピですよ。
ちなみに上のお弁当のレシピはこちらの記事で紹介していますので、合わせてご覧ください。