
調理科学の専門家 佐藤秀美さんが考案した、ピクルスのレシピをご紹介します。
作り置きしておくと便利な、「中華風ピクルス」です。
黒酢のコクのある酸味が印象的な、味がしっかりと染みた美味しいピクルスが出来ますよ。
(一部情報元:TV「世界一受けたい授業」作り置きレシピ 2016年4月9日放映)
中華風ピクルスの作り方

佐藤さんの「中華風ピクルス」のレシピです。
調理のポイントは、玉ネギを必ず漬け込むこと。
玉ネギのにおい成分には、旨味を強く感じさせる作用があるので、他の野菜の美味しさもアップします。
黒酢 | 大さじ10 |
醤油 | 大さじ2 |
ゴマ油 | 小さじ4 |
砂糖 | 大さじ4 |
塩 | 小さじ1/2 |
鷹の爪 | 1本 |
かつおだしの粉 | 小さじ1 |
玉ネギ | 適量 |
キュウリ | 適量 |
ニンジン | 適量 |
大根 | 適量 |
- 玉ネギは、1センチ幅のくし切りにする。他の野菜は、1センチ厚の棒状にする。
野菜を保存容器に入れる。 - ピクルス液の材料すべてを混ぜる。
- 1の容器の中に、野菜が浸るくらいの量の2を注ぐ。
フタをして、冷蔵庫に1日入れたらできあがり。
冷蔵庫で1週間ほど日持ちする。
野菜の歯応えを楽しみたい時は、2~3日目が食べ頃。
また味をしっかり染み込ませたい場合は、4日目あたりがおすすめです。
なおこのピクルス液は、3回まで野菜を追加して使うことができます。
ところで、最後に残ったピクルス液は、野菜の旨味や栄養が溶け出しているので、他の料理にいかすと良いそうです。
たとえば、マーマレードを少量加えると、美味しいドレッシングが作れるとのこと。
またインスタントコーヒーを加えると、本格的な中華風の餡が簡単に作れ、この餡を肉団子に絡めると、「黒酢 酢豚風ミートボール」になるそうです。
最後に、残ったピクルス液をいかした「黒酢 酢豚風ミートボール」のレシピをご紹介します。
黒酢 酢豚風ミートボールの作り方
佐藤さんの「黒酢 酢豚風ミートボール」のレシピです。
残ったピクルス液 | 大さじ4 |
砂糖 | 大さじ1 |
醤油 | 大さじ1/2 |
片栗粉 | 大さじ1 |
インスタントコーヒー | 小さじ1 |
肉団子(※) | 6個 |
残ったピクルスの玉ネギ | 適量 |
※佐藤さんの肉団子のレシピは、コチラの記事をご覧ください。
- ミートボールをレンジで軽く温める。
- 餡の材料すべてをよく混ぜ、残ったピクルスの玉ネギを加える。
- 2を冷たい状態のフライパンに入れ、ヘラで混ぜながらゆっくりと加熱し、とろみをつける。
1を加え、餡をよく絡めたらできあがり。
インスタントコーヒーの苦味や香りはまったく分からず、味に深みが出るそうですよ。