
タケノコのアク抜きは、一般的には、米ぬかや米のとぎ汁などが使われます。
でも、鷹の爪(唐辛子)を加えて茹でるだけでも、アクは取れるそうです。
タケノコの日本一の産地、福岡県八女市でよく使われるという、唐辛子を使ったタケノコのアク抜きの方法をご紹介します。
このやり方だったら、米ぬかがない場合やコメのとぎ汁がない場合にも使えます。
(情報元:TBSテレビ「この差って何ですか?」2016年4月17日放映)
唐辛子を使ったタケノコのアク抜き

鷹の爪を使った、タケノコのアク抜きの方法です。
材料
タケノコ | 中1個 |
鷹の爪 | 3本 |
作り方
- タケノコの先端を、斜めに少し切り落とす。
切り口から根本に向かって、包丁で1センチほどの切り込みを入れる。(上の写真を参考にしてください。) - タケノコを鍋に入れ、かぶるくらいの水と鷹の爪を加え、アルミホイルの落し蓋をし、さらに鍋のフタをする。この状態で鍋を火にかけ、45分茹でる。
- 2の粗熱が取れたら、外側の皮をむく。タケノコの先に残った姫皮は、美味しいので残して、料理に使う。
鷹の爪を加えるだけで、タケノコのえぐみが取れて、身も引き締まり、防腐効果もあるそうですよ。
米ぬかを使う方がアクはしっかり抜ける
ところで、当サイトでは、米ぬかを使った定番のアク抜きの方法も紹介しています。

たけのこのアクは、ただ茹でるだけでもそこそこ抜けますが(詳しくは上のリンク先で解説)、たけのこのえぐみや苦味が苦手な方には、こちらの定番のアク抜きの方法をおすすめします。
なお、米ぬかは、スーパーにはない場合がありますが、お米屋さんなら入手可能です。
米ぬかがどうしても手に入らない場合は、米の研ぎ汁を使ってみてください。
鷹の爪だけを加えて茹でるよりも、アクが抜けやすいです。
合わせて参考にしてください。