
おうち料理研究家のみきママが考案した、春巻きのレシピをご紹介します。
「スーパー春巻き」です。
この春巻きの特徴は3つあります。
1つは、エノキとイチゴジャムを使うこと。
エノキは、春雨の代わりになります。
餡の旨味を吸ってくれ、また春巻きらしいとろっとしたした食感のもとになります。
また味付けにイチゴジャムを加えることで、芳醇な甘みとコクを出します。
2つめは、餡を冷まさずに包むこと。
一般的な春巻きは、餡に水分が多く含まれているので、熱い状態で巻くと皮が簡単に破れてしまいます。
でも「スーパー春巻き」は、餡に水を一切加えないので、アツアツを巻いても皮が破れにくいのが特徴です。
餡を冷ます時間を省くことができます。
3つめは、少ない油で揚げ焼きにすること。
大さじ4程度の少ない油で、春巻き5本を加熱します。
材料費が安く済む上に、面倒な油の処理をせずに済みます。
「スーパー春巻き」の調理時間は25分。
材料費は1人前220円程度です。
(一部情報元:フジテレビ「バイキング」坂上忍&みきママの時短・簡単・節約晩ごはん 2016年4月29日放映)
みきママの春巻きの作り方

「スーパー春巻き」のレシピです。
レシピの全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
豚こま切れ肉 | 100g |
春キャベツ | 1/8個 |
ニンジン | 1/4本 |
エノキ茸 | 100g |
アスパラガス | 2と1/2本 |
塩 | ひとつまみ |
オイスターソース | 大さじ2 |
イチゴジャム(※) | 小さじ1 |
サラダ油 | 大さじ4と1/2~大さじ5 |
春巻きの皮 | 5枚 |
※ハチミツで代用可。
- キャベツは千切りにする。ニンジンは皮ごと千切りにする。
エノキは石づきを取り、半分に切ってほぐす。アスパラガスは下の方の硬い皮をむき、半分に切る。
豚肉は1センチ幅に切り、塩を揉み込む。 - 【餡を作る】キャベツ・ニンジン・エノキ・豚肉をフライパンに入れ、サラダ油(大さじ1/2)を回しかけ、肉をほぐしながら強火で1分ほど炒める。
肉の色が変わったらオイスターソース・イチゴジャムを加え、汁気が無くなるまで強火で2分ほど炒める。 - 炒めたばかりの2(餡)を5等分し、それぞれを春巻きの皮1枚で包む。
まずは生のアスパラ1/2本が中心部に来るように、春巻きの皮の上に餡をのせる。(下の写真を参考にしてください。)
あとは普通の春巻きの要領で長方形に包み、巻き終わりは水をつけて止める。 - 3のとじ目を下にして、フライパンに並べる。サラダ油(大さじ4~大さじ4と1/2)を回しかけ、強火にかける。
フライパンが温まったら中火にし、両面を3~4分ほど揚げ焼きにしたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
みきママの春巻きの作り方
【工程1】
まず、野菜と肉の下準備をします。
キャベツは千切りにし、ニンジンも皮つきのまま千切りにします。
エノキは石づきを取り、半分に切ってほぐし、アスパラガスは下の方の硬い皮をむき、半分に切ります。
そして豚肉は1センチ幅に切り、塩を揉み込んでおきます。

【工程2】
次に餡を作ります。
キャベツ・ニンジン・エノキ・豚肉をフライパンに入れ、サラダ油(大さじ1/2)を回し入れ、肉をほぐしながら強火で1分ほど炒めます。
肉の色が変わったら、オイスターソース・イチゴジャムを加え、汁気が無くなるまで強火で2分ほど炒めます。

【工程3】
続いて、炒めたばかりの餡を5等分し、それぞれを春巻きの皮1枚で包みます。
すでにお伝えした通り、この餡は水分が少ないので、アツアツのままでも包めます。
ただあまりゆっくり作業していると、水分が染みて皮が破れやすくなりますよ。
まずは上の写真のように、生のアスパラ(1/2本)が餡の真ん中に来るように置きます。

あとは、普通の春巻きの要領で餡を包みます。
まず手前の皮を餡に被せ、1回巻きます。

そして両サイドの皮を内側に倒します。

巻き終わりは、水をつけて止めます。

【工程4】
そして、とじ目を下にしてフライパンに並べ、サラダ油(大さじ4~大さじ4と1/2)を回しかけ、強火にかけます。
フライパンが温まったら中火にし、両面を3~4分ほど揚げ焼きにしたらできあがり。

たったの3分焼くだけですが、皮はパリパリに仕上がります。
アスパラガスのシャキシャキとした食感がアクセントになった、味わい深い春巻きができますよ。