
春巻きのレシピをご紹介します。
おうち料理研究家の藤原美樹さんが考案した「スーパー春巻き」です
この春巻きの特徴は3つあります。
1つは、エノキとイチゴジャムを使うことです。
エノキは、春雨の代わりになります。
餡の旨味を吸ってくれますし、春巻きらしいとろっとした食感のもとにもなります。
また、味付けにイチゴジャムを加えることで、芳醇な甘みとコクを出します。
2つめは、餡を冷まさずに包むことです。
一般的な春巻きは、餡に水分が多く含まれているので、熱い状態で巻くと皮が簡単に破れてしまいます。
でも、この春巻きは、餡に水を一切加えないので、アツアツを巻いても皮が破れにくいのが特徴です。
餡を冷ます時間を省くことができます。
3つめは、少ない油で揚げ焼きにすることです。
大さじ4程度の少ない油で、春巻き5本を加熱します。
材料費が安く済むうえに、面倒な油の処理をせずに済みます。
(一部情報元:フジテレビ「バイキング」時短・簡単・節約晩ごはん 2016年4月29日放映)
材料
豚こま切れ肉 | 100g |
春キャベツ | 1/8個 |
ニンジン | 1/4本 |
エノキ茸 | 100g |
アスパラガス | 2と1/2本 |
塩 | ひとつまみ |
オイスターソース | 大さじ2 |
イチゴジャム ※ | 小さじ1 |
サラダ油 | 大さじ4と1/2~大さじ5 |
春巻きの皮 | 5枚 |
- ハチミツで代用可。
作り方
- キャベツを千切りにして、ニンジンを皮ごと千切りにする。
エノキは石づきを取り、半分に切ってほぐす。アスパラガスは下の方の硬い皮をむき、半分に切る。
豚肉は1センチ幅に切り、塩を揉み込む。 - 【餡を作る】キャベツ・ニンジン・エノキ・豚肉をフライパンに入れ、サラダ油(大さじ1/2)を回しかけ、肉をほぐしながら強火で1分ほど炒める。
肉の色が変わったらオイスターソース・イチゴジャムを加え、汁気が無くなるまで強火で2分ほど炒める。 - 炒めたばかりの餡を5等分し、それぞれを春巻きの皮1枚で包む。
まずは、生のアスパラ1/2本が中心部に来るように、春巻きの皮の上に餡をのせる。
あとは、普通の春巻きの要領で長方形に包み、巻き終わりは水をつけて止める。 - とじ目を下にして、春巻きをフライパンに並べる。サラダ油(大さじ4~大さじ4と1/2)を回しかけ、強火にかける。
フライパンが温まったら中火にし、両面を3~4分ほど揚げ焼きにしたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
まず、野菜と肉の下準備をします。
キャベツは千切りにして、ニンジンも皮つきのまま千切りにします。
エノキは石づきを取り、半分に切ってほぐし、アスパラガスは下の方の硬い皮をむき、半分に切ります。
そして、豚肉は1センチ幅に切り、塩を揉み込んでおきます。

次に、餡を作ります。
キャベツ・ニンジン・エノキ・豚肉をフライパンに入れ、サラダ油(大さじ1/2)を回し入れ、肉をほぐしながら強火で1分ほど炒めます。
肉の色が変わったら、オイスターソース・イチゴジャムを加え、汁気が無くなるまで強火で2分ほど炒めます。

続いて、炒めたばかりの餡を5等分して、それぞれを春巻きの皮1枚で包みます。
すでにお伝えした通り、この餡は水分が少ないので、アツアツのままでも包めます。
ただ、あまりゆっくり作業していると、水分が染みて皮が破れやすくなりますよ。
まずは、上の写真のように、生のアスパラ(1/2本)が餡の真ん中に来るように置きます。

あとは、普通の春巻きの要領で餡を包みます。
まず、手前の皮を餡に被せ、1回巻きます。

そして、両サイドの皮を内側に倒します。

巻き終わりは、水をつけて止めます。

そして、とじ目を下にしてフライパンに並べ、サラダ油(大さじ4~大さじ4と1/2)を回しかけ、強火にかけます。
フライパンが温まったら中火にし、両面を3~4分ほど揚げ焼きにしたら完成です。

たったの3分焼くだけですが、皮はパリパリに仕上がります。
アスパラガスのシャキシャキとした食感がアクセントになった、味わい深い春巻きができますよ。