おうち料理研究家のみきママが考案した、肉巻きおにぎりのレシピをご紹介します。
「どでか肉巻きおにぎり」です。
4人分がひとかたまりになった超ビッグサイズの肉巻きおにぎりで、電子レンジで作ったキンピラゴボウをご飯に混ぜて食感を良くします。
調理時間は30分。
一人前186円で作れます。
(一部情報元:TV「バイキング」坂上忍とみきママの超お手軽!マジックレシピ 2016年5月23日放映)
どでか肉巻きおにぎりの作り方
みきママの「どでか肉巻きおにぎり」のレシピです。
作り方はとても簡単です。
片栗粉をまぶした豚肉をフライパンに敷き詰め、その上にキンピラご飯をのせ、豚肉で包んで焼き上げます。
そして最後に、手作りの焼き肉のタレで味付けします。
なおレシピの全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
豚もも薄切り肉 | 15~20枚(400g) |
新ゴボウ | 1本(80g) |
ニンジン | 1/4本(45g) |
熱々のご飯 | 茶碗4杯分(800g) |
片栗粉 | 大さじ5 |
サラダ油 | 大さじ1 |
醤油 | 大さじ6 |
砂糖 | 大さじ4 |
みりん | 大さじ3 |
ゴマ油 | 大さじ1 |
酒 | 大さじ1 |
おろしニンニク | 小さじ1と1/2 |
おろしショウガ | 小さじ1/2 |
コチュジャン | 小さじ1/2 |
白いりゴマ | 大さじ1 |
- 新ゴボウは薄めの半月切りにする。ニンジンは1センチ角の棒状にし、薄切りにする。
- 【焼き肉のタレを作る】焼き肉のタレの材料すべてをよく混ぜる。
- 【キンピラゴボウを作る】ゴボウとニンジンを耐熱ボールに入れ、2を大さじ1加えてよく混ぜ、ラップをせずに電子レンジ(600w)で3分加熱する。
いったん取り出してかき混ぜ、さらに2分加熱する。 - 熱々のご飯に3を加え、ご飯がかたまり状になるように、しゃもじで2分ほどよく練り混ぜる。
- 豚肉の表面に片栗粉をまぶす。
26センチ程度の大きめのフライパンに、豚肉(9~10枚)を1センチくらいずつ重ねて敷きつめる。この時フライパンの側面に、豚肉が3センチほど立ち上がるようにする。 - 5の上に4をのせ、ご飯が直径21センチ・高さ4センチの円形になるように、水をつけた手でぎゅっと握って形を整える。
フライパンに敷いた肉の端を、ご飯の側面にぴったりとくっつける。 - 6のご飯の上に、豚肉の残りを、1センチくらいずつ重なるようにかぶせる。
ご飯の側面がしっかり隠れるように、上下の肉を2センチほど重ねて包む。最後に全体をぎゅっと握って形を整える。 - 7のフライパンにサラダ油(大さじ1/2)を回し入れ、強火にかける。
パチパチ音がしてきたら(フライパンが温まったら)弱めの中火にし、側面の肉をフライパンのふちにくっつけて焼きながら、底面に焼色がつくまで4分ほど加熱する。
ひっくり返し、残りのサラダ油(大さじ1/2)を回しかけ、同じように4分ほど焼く。
(ひっくり返す時は、フライ返しで肉巻きおにぎりをスライドさせて、いったん皿に取り出し、皿ごと裏返すと簡単。) - 8をフライパンから取り出し、フライパンの汚れをキッチンペーパーで拭き取る。
2を加え、焦げないように強火で1分ほど煮詰める。
8をフライパンに戻し、スプーンでタレを絡めながら、1分30秒ほど加熱する。 - 9を皿に取り出し、タレをかける。
そのまま30分ほど置き、包丁で8等分に切り分けたらできあがり。
写真をもとに、レシピを説明します。
どでか肉巻きおにぎりを作ってみた
【工程1】
まず野菜を切ります。
新ゴボウは薄めの半月切りに、ニンジンは1センチ角の棒状に切ってから、薄切りにします。
【工程2】
次に、焼き肉のタレを作ります。
焼き肉のタレの材料すべてを混ぜたら、完成です。
【工程3】
続いて、ご飯に混ぜるキンピラゴボウを作ります。
ゴボウとニンジンを耐熱ボールに入れ、焼き肉のタレを大さじ1加えてよく混ぜ、ラップをせずに電子レンジ(600w)で3分加熱します。
3分加熱したらいったん取り出し、かき混ぜて、さらに2分加熱します。
【工程4】
次に、キンピラゴボウをご飯に混ぜます。
アツアツのご飯にキンピラゴボウを加え、ご飯がかたまり状になるように、しゃもじで2分ほど練り混ぜます。
【工程5】
今度は豚肉を1枚ずつ広げ、片栗粉をまぶします。
そして豚肉を、フライパンの上に並べます。
ちなみにフライパンのサイズは、26センチがぴったりです。
上の写真は、26センチを使っています。
フライパンの上に、豚肉(9~10枚)を1センチくらいずつ重ねて敷き詰めます。
なおその際に上の写真のように、フライパンの側面に、豚肉が3センチほど立ち上がるようにします。
【工程6】
豚肉を敷いたら、その上にご飯をのせ、ご飯が直径21センチ・高さ4センチの円形になるように、水をつけた手でぎゅと握って形を整えます。
ご飯がきれいな円形になったら、肉の端を、ご飯の側面にぴったりとくっつけます。
【工程7】
次に、ご飯の上に豚肉の残りをのせます。
豚肉を1センチくらいずつ重ねながらかぶせます。
その際に、ご飯の側面がしっかり隠れるように、上下の肉を2センチほど重ねて包みます。
肉で包んだら、最後に全体をぎゅっと握って形を整えます。
【工程8】
ここからいよいよ、フライパンで肉巻きおにぎりを焼きます。
フライパンにサラダ油(大さじ1/2)を回し入れ、強火にかけます。
フライパンが温まったら弱めの中火にし、上の写真のように側面の肉をフライパンのふちにくっつけて焼きながら、底面に焼色がつくまで4分ほど加熱します。
片面を4分焼いたら、ひっくり返します。
ひっくり返す時は、フライ返しを使って肉巻きおにぎりをスライドさせながら、いったん皿に取り出し、皿ごとひっくり返すと簡単です。
肉巻きおにぎりを裏返したら、残りのサラダ油(大さじ1/2)を回しかけ、同じように側面をフライパンのふちにくっつけて焼きながら、4分ほど加熱します。
【工程9】
肉巻きおにぎりが焼けたら、いったんフライパンから取り出し、フライパンの汚れをキッチンペーパーできれいに拭き取ります。
そして、混ぜておいた焼き肉のタレを加え、強火で1分ほど煮詰めます。
最後に肉巻きおにぎりをフライパンに戻し、スプーンでタレをかけながら、1分30秒ほど加熱したらできあがり。
【工程10】
肉巻きおにぎりは、30分ほど冷ましてから切り分けます。
冷ましている間にご飯と肉がしっかり固まるので、切りやすくなります。
中のご飯はモチモチっとしていて、もち米を使ったちまきのようです。
その中に、新ゴボウのシャキシャキとした食感がアクセントになっています。
表面のお肉は、カリッと焼き上がります。
少し甘めの味付けなので、とても食べやすいですよ。子供が喜びそうです。
一度に4人分作れるので、普段のお弁当や運動会などにもおすすめです。
肉巻きおにぎりは、おかずとご飯が一緒になっているので、あとはトマトやブロッコリーといった野菜で彩り良くするだけで、立派なお弁当ができますよ。