
サイゲン大介こと、お笑いコンビ うしろシティの阿諏訪泰義(あすわたいぎ)さんの人気レシピをご紹介します。
私はサイゲンさんのお料理をテレビで話題になる度によく作ります。
日本テレビの番組「あのニュースで得する人損する人」によると、サイゲンさんは元プロの料理人で、料理を味見するだけでその味を忠実に再現する「神の舌」をお持ちとか。
そんなサイゲンさんが手がけるのは、名店の料理の再現レシピが多いのですが、正直なところ私は「神の舌」というのはかなり大げさで(バラエティー番組なので、大げさくらいが面白いですね!)、どれも本物そっくりとは言い難いと思っています。
でもそれと同時に、サイゲンさんのお料理は素直に美味しいので、名店の味を忠実に再現出来なくても、家庭料理にいかせると感じます。

このカレーのように本物以上の味に仕上がるレシピもあります。
さて、前置きが長くなりましたが、この記事のレシピは時系列で並んでいます。
詳細は、それぞれのリンク先をご覧ください。
(一部情報元:日本テレビ「得する人損する人」)
油淋鶏ふりかけ
オーブントースターを使って5分で作れます。
中華ドレッシングのほのかな酸味とネギの辛み、そしてせんべいのカリカリ感がよく合う、油淋鶏風のふりかけです。
残ったせんべいの変わった食べ方としておすすめです。
冷凍チャーハンのアレンジ
「格上げチャーハン」
冷凍チャーハンのちょい足しレシピです。
サイゲンさんによると、チャーハンにメープルシロップを混ぜるだけで、高級店の味が再現できるとのこと。
メープルシロップが焦げることで、強火で炒めた時の香ばしさが加わるそうです。
実際に試してみました。
冷凍チャーハンにメープルシロップを混ぜてチンすると、ほのかな甘みとコクが加わり、味に深みが出ます。
そしてその味が、「強火で炒めた時の香ばしさ」に少し似ているかもしれないと感じました。
ただメープルシロップ特有のクセも少し残るので、好みによっては、そのままのチャーハンの方がさっぱりしていて美味しいという方もいると思います。
メープルシロップを加えて不味くなることはありませんし、簡単ですから、冷凍チャーハンを食べる時に試してみてください。
冷凍食品ではない普通のチャーハンの隠し味としても使えると思います。
カニクリームコロッケ
その名の通り揚げずに作るコロッケで、オーブントースターで焼き上げます。
このコロッケは食感がとても良く、カニの風味がしっかりしています。
最も印象的なのは、食感のコントラストが効いていること。
クラッカーで作った衣はサクサクとした軽い食感で、中身の少し柔らかめのタネは、カニカマの弾力のある歯応えと牛乳で柔らかくなった食パンのトロっとした舌触りがとてもいいです。
またコロッケの味のベースになっているのはカニカマですが、味に深みを出す工夫をしているので食べ飽きません。
ちなみにそのひと工夫に使っている食材は、冷凍枝豆とあたりめ。
面白いレシピになっています。
キッシュ
パイ生地をサンドイッチ用のパンで作り、オーブントースターで焼き上げます。
バターをたっぷり練り込んだ本物の生地のようなコク味はありませんが、カリっとした軽い食感で、中身はとろっとしていて濃厚です。
食べ応えがあって美味しいです。
ニョッキ
ニョッキとは、ジャガイモと小麦粉で作るパスタの一種ですが、サイゲン流ニョッキは、ジャガイモも代わりにポテトサラダを使い、調理時間を短縮します。
包丁は一切使わず、たったの10分で作れます。

ちなみにサイゲンさんのニョッキと一緒に話題になった、イタリアンの加藤政行シェフが考案した「本格リゾット」も、リンク先で紹介しました。
たったの5分でできる、梅おにぎりを使ったリゾットです。
見た目はおやきのようですが、おにぎりを平たくして焼くことで、リゾットのような歯応え(アルデンテ)を出していることから、「本格リゾット」というメニュー名がついています。
情報元のテレビ番組では、サイゲンさんのニョッキよりも加藤シェフのリゾットの方が、「主婦がマネしたい料理」として高評価でした。
2品をくらべた私の感想は、加藤シェフのリゾットの方が、味に幅があり、調理も簡単です。
サイゲンさんのニョッキは、濃厚な味わいでモチモチっとしていて女子にウケそうですが、味がのっぺりとしているので、少し飽きます。
ビスク鍋
ビスクとは、エビなどの甲殻類の旨味を抽出したフランスのスープのこと。
サイゲン流ビスク風鍋は、煮込み時間がたったの10分です。
エビの旨味が凝縮されたスープは、香りが高く、こってりとしたコク味があります。
パーティーにぴったりのリッチな鍋料理です。
ビーフシチュー
「ビーフシチュー」
安い外国産の牛肉を使って、国産和牛で作ったような柔らかさと、名店のビーフシチューのような濃厚でコクのある味を再現した一品です。
市販のルーをいかした簡単レシピですが、ほんの少しの手間を加えるだけで、とろけるような食感の、本格的な味のビーフシチューが出来ます。
ちなみに情報元のテレビ番組では、このサイゲンさんのビーフシチューが、洋食の名店「黒船亭」のビーフシチューよりも、名店の味っぽいと話題になりました。
私は黒船亭の味を知りませんが、サイゲンさんのビーフシチューは調理が簡単ということもあり、超おすすめです。
堂島ロール
「堂島ロール」
大阪土産の定番スイーツ、パティスリー・モンシェールのロールケーキの再現レシピで、考案したのは、お笑いコンビ うしろシティの阿諏訪泰義さんです。
ちなみに上の写真は、阿諏訪さんのレシピをもとに、私が作った堂島ロール。
「なんだ、ロールケーキじゃないじゃないか!」とおっしゃるかもしれませんが、成形の段階で生地が折れてしまい、急きょサンドケーキにしてみました。
ただサンドケーキになってしまったとは言え、生地はしっとりしつつもふわふわで、濃厚な味のクリームがよく合い、とても美味しいかったです。
私は本物の「堂島ロール」の味を知りませんが、地元の人気ケーキ店の上を行く、上品な味に仕上がりました。
練乳
お茶漬けの素のパスタ
茹でたパスタを、お茶漬けの素・梅肉・オリーブオイルだけで味付けします。
さっぱりとした和風パスタが、あっと言う間に完成しますよ。
お茶漬けの素のカリカリッとした歯応えがアクセントになっているので、食感が失われない出来立てをいただくのがおすすめです。
親子丼
「ふわとろ親子丼」
安い鶏肉で作る、ふわとろ親子丼のレシピです。
調理のポイントは、鶏肉をあらかじめスポーツドリンクに漬けることと、卵の黄身と白身を、時間差で別々に鍋に入れることです。
出来上がった親子丼は、醤油の風味を効かせた甘さ控えめのさっぱりとした味付けで、卵はとろっとして鶏肉は柔らかいです。
ただ、親子丼の名店の味を凌ぐほど美味しいかと言われると、私にはそこまで褒めることは出来ません。
情報元のテレビ番組で食べくらべの比較対象になった「南ばら亭」の親子丼の味は知りませんが、こちらの親子丼は、言い方は変かもしれませんが、普通に美味しいです。