
料理研究家の浜内千波さんが考案した、肉巻きのレシピをご紹介します。
「豚ロール巻き」です。
炊飯器の保温機能でじわじわ加熱することで、肉を柔らかくジューシーに仕上げます。
肉の旨味がぎゅっと凝縮されていて、とても美味しいですよ。
超おすすめレシピです。
(一部情報元:日本テレビ「スッキリ!!」2016年6月9日放映)
豚ロール巻きの作り方

「豚ロール巻き」のレシピです。
浜内さんによると、豚肉を柔らかく仕上げるポイントは、3つあります。
1つは、豚肉でパプリカを巻くこと。
パプリカには、肉のタンパク質を分解する酵素が含まれています。
2つめは、叩いた梅干しを豚肉に塗ること。
梅干しのクエン酸で、肉が柔らかくなります。
3つめは、炊飯器で加熱すること。
炊飯器の保温機能は70度なので、肉が硬くなる一歩手前の絶妙な温度で、加熱することができます。
なおレシピの全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
豚肩ロース肉 | 8枚 |
パプリカ (赤と黄) |
合わせて300g |
梅肉 | 適量 |
塩・コショウ | 少々 |
水溶き片栗粉 | 少々 |
- パプリカを細切りにする。豚肉の片面に梅肉を塗る。
- 豚肉でパプリカを巻き、巻き終わりを楊枝で止める。豚肉の表面に塩・コショウをする。
- 2を炊飯器の中に入れ、フタをして保温にし、2時間ほど置く。
出てきた水分に水溶き片栗粉を加え、とろみをつけたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
豚ロール巻きの作り方

【工程1・2】
まず豚肉でパプリカを巻きます。
パプリカを細切りにし、豚肉に梅肉を塗ります。
そしてパプリカを豚肉で巻き、巻き終わりを楊枝で止めます。
形が整ったら、表面に塩・コショウをします。

【工程3】
次に、肉巻きを炊飯器に入れます。
ちなみに浜内さんは、5合炊きの炊飯器を使って8個の肉巻きを作っていましたが、わが家の炊飯器は3合炊きなので、少し減らして5個にしてみました。
肉巻きを入れたら、フタをして保温のスイッチを押し、そのまま2時間置きます。

2時間保温すると、こんな感じになります。
そして最後に、出てきた水分に水溶き片栗粉を加え、スプーンでかき混ぜてとろみを付けます。

肉巻きをお皿に盛り、とろみをつけたソースをかけたらできあがり。
肉の旨味や脂分を余すことなくいかしているので、肉のコッテリ感もほど良くありながら、さっぱりとした味付けなので、全体的にはとてもバランスがいいです。

そして豚肉の食感は、とろっとしていて柔らかいです。とろみを付けたソースがよく合います。
パプリカは鮮やかな色がそのままで、ほど良い食感も残っています。
とても美味しい肉巻きが、簡単に作れますよ。