おうち料理研究家のみきママが考案した、つくねのレシピをご紹介します。
「ごぼうつくね」です。
つくねの串と軟骨の代わりにゴボウを使ったお料理で、食感がとても良いのが特徴です。
また照り焼きソースは、砂糖の代わりにコーラを使います。
ほど良い甘みのある親しみやすい味に仕上がりますよ。
調理時間は25分。
1人分289円程度で作れます。
(一部情報元:フジテレビ「バイキング」みきママの人気レシピ 2016年6月14日放映)
ごぼうつくねとたれの作り方
みきママの「ごぼうつくね」のレシピです。
付け合わせとして「旨キュウリ」も一緒に作ります。
なおレシピの全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
ゴボウ | 1本(150g) |
サラダ油 | 大さじ1/2 |
鶏ひき肉 | 300g |
ミョウガ | 2本(40g) |
マヨネーズ | 大さじ1と1/2 |
片栗粉 | 大さじ1と1/2 |
コーラ | 300cc |
醤油 | 大さじ2と1/2 |
みりん | 大さじ1 |
片栗粉 | 小さじ1/2 |
スライスチーズ | 2枚 |
プチトマト | 2個 |
青ネギ | 適量 |
マヨネーズ | 適量 |
キュウリ | 2本(200g) |
昆布だしの素 | 小さじ1/4 |
ゴマ油 | 大さじ1/2 |
塩 | ひとつまみ |
ちりめんじゃこ | 10g |
- 【野菜を切る】ゴボウの皮をむき、太い方から9センチの棒状4本に切る。
残ったゴボウは3ミリ幅のイチョウ切りにし、さっと水にさらして、キッチンペーパーで水気を拭き取る。
ミョウガは薄い輪切りにし、キュウリは斜め薄切りにする。プチトマトは横に3等分し、青ネギは小口切りにする。 - 【ゴボウを加熱する】耐熱皿に棒状に切ったゴボウ4本をのせ、水(大さじ1:分量外)をかけ、ラップをして電子レンジ(600w)で2~3分加熱する。
加熱したゴボウを冷水に浸して粗熱を取り、キッチンペーパーで水気をよく拭き取る。 - 【つくねを成形する】1のイチョウ切りにしたゴボウとAをボールに入れ、粘りが出るまで1分ほど手で混ぜる。
4等分し、2のゴボウの下4センチを残して巻きつけ、10×5センチの小判型に整える。 - 【つくねを焼く】フライパンに3を並べ、サラダ油を回しかけ、強火にかける。
フライパンが温まったらフタをして、中火で3分ほど焼く。
焼き色がついたらひっくり返し、水(100cc:分量外)を加えて沸騰させる。
蒸気の漏れないフタをして、5分ほど水分が無くなるまで蒸し焼きにする。いったん皿に取り出す。 - 【旨キュウリを作る】つくねを焼いている間に、旨キュウリを作る。旨キュウリの材料すべてを混ぜる。
- 【照り焼きソースを作る】4のフライパンの汚れをキッチンペーパーで拭き取り、コーラを入れ、コーラの量が1/2程度になるまで、強火で4分ほど煮詰める。
醤油・みりん・片栗粉を混ぜたものを加え、ヘラでかき混ぜながら強火で2分ほど加熱する。
4のつくねを戻し入れ、スプーンでつくねにソースをかけながら1分ほど加熱する。 - 【盛り付け】つくね2本を皿にのせ、フライパンに残ったソースをかける。マヨネーズと青ネギをトッピングする。
フライパンに残ったソースすべてを、別の器に取り出す。
最後にフライパンに残った2本のつくねは、熱いうちにチーズとトマトをのせ、フタをして弱火で10秒ほど蒸し焼きにしてチーズを溶かす。
チーズをのせたつくね2本も皿に盛り、旨キュウリを添えたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
みきママのつくねの作り方
【工程1】
まず野菜を切ります。
ゴボウは皮をむき、太い方から9センチくらいの長さの棒状4本に切ります。
ちなみにみきママによると、ゴボウの皮むきは、スプーンのフチをゴボウに押し当てて擦ると簡単です。
9センチの棒状4本に切ったら、残りのゴボウを3ミリ幅のイチョウ切りにし、さっと水にさらして、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
そしてミョウガは薄い輪切りに、キュウリは斜め薄切りにします。
さらにプチトマトは横に3等分し、青ネギは小口切りにします。
【工程2】
次に棒状に切ったゴボウを、電子レンジで加熱します。
耐熱皿にゴボウをのせ、水(大さじ1:分量外)をかけ、ラップをして電子レンジ(600w)で2~3分加熱します。
加熱し終えたら、ゴボウを冷水に浸し、粗熱を取ります。
そしてキッチンペーパーで、水気をしっかり拭き取ります。
【工程3】
続いて肉ダネを作り、つくねを成形します。
先ほどのイチョウ切りにしたゴボウと、Aの材料(鶏ひき肉・ミョウガ・マヨネーズ・片栗粉)をボールに入れ、粘りが出るまで1分ほど手でよく混ぜます。
これで肉ダネが出来ました。
次につくねを成形します。
肉ダネを4等分し、棒状に切ったゴボウの先につけ、10×5センチくらいの小判型に整えます。
この時、ゴボウの先を4センチほど出しておきます。
【工程4】
つくねを成形したら、今度はフライパンで焼きます。
フライパンにつくねを並べ、サラダ油を回しかけ、フライパンを強火にかけます。
フライパンが温まったら、フタをして中火にし、3分ほど焼きます。
焼色がついたらひっくり返し、水(100cc:分量外)を加え、沸騰させます。
沸騰したら蒸気の漏れないフタをして、5分ほど水分が無くなるまで蒸し焼きにします。
ちなみに上の写真は、焼き終えたつくねです。
つくねに完全に火が通ったら、いったん皿に取り出します。
【工程5】
つくねを焼いている間に、「旨キュウリ」を作ります。
旨キュウリの材料(キュウリ・昆布だしの素・ゴマ油・塩・ちりめんじゃこ)をボールに入れ、混ぜるだけで完成です。
【工程6】
最後に照り焼きソースを作ります。
まず、つくねを焼いたフライパンの汚れをキッチンペーパーで拭き取り、コーラを入れて、コーラの量が1/2程度になるまで強火で、4分ほど煮詰めます。
コーラを煮詰めたら、醤油・みりん・片栗粉を混ぜたものを加え、ヘラでかき混ぜながら強火で2分ほど加熱します。
そしてフライパンにつくねを戻し入れ、スプーンでソースをかけながら、とろみがつくまで1分ほど加熱します。
【工程7】
つくねにソースを絡めたら、盛り付けです。
まずつくね2本を皿に盛り、フライパンに残ったソースを適量かけます。
そして最後にフライパンに残ったソースを、すべて別の器に移します。
ちなみにこの余ったソースは、つくねをいただく時に、好みで追加すると良いと思います。
そして最後にフライパンに残ったつくね2本に、スライスチーズとトマトをのせ、フタをして弱火で10秒ほど蒸し焼きにしてチーズを溶かします。
先に皿にのせたつくねにマヨネーズをかけて青ネギをトッピングし、チーズをのせたつくねも皿に盛ります。
最後に旨キュウリを添えたらできあがり。
このつくねは、2人分でゴボウを丸々1本使うので、食感がとても良いのが特徴です。
ゴボウを積極的に食べたい人には、特におすすめのレシピです。
また肉ダネにはミョウガもたっぷり加えるので、さっぱりと食べやすく、幅広い年齢層にウケそうです。
また照り焼きソースは、コーラで作っていることはまったく分かりません。
レシピ通りに作ると、ほど良い甘みのある、親しみやすい味のソースに仕上がりますよ。