
おうち料理研究家のみきママが考案した、「スンドゥブチゲ&じゃがいもチヂミ」のレシピをご紹介します。
スンドゥブチゲは、豆腐・キムチ・白菜・アサリなどの具材を使った、韓国のピリ辛鍋。
みきママ流「スンドゥブチゲ」は、白菜の代わりにレタスを使い、シャキシャキとした食感を出します。
またアサリの代わりにあたりめを使い、手軽にだしを取ります。
さらに酒と砂糖の代わりに甘酒を使い、味わい深く栄養たっぷりのチゲに仕上げます。
調理時間は25分。
1人前182円程度で作れます。
(一部情報元:フジテレビ「バイキング」坂上忍とみきママの超お手軽!マジックレシピ 2016年7月8日放映)
スンドゥブ&じゃがいものチヂミの作り方

「スンドゥブチゲ&じゃがいもチヂミ」のレシピです。
なおスンドゥブチゲの調理には、26センチくらいの大きくて深い鍋が必要です。
レシピの全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
あたりめ | 30g |
白菜キムチ | 200g |
ニンジン | 1/2本(90g) |
長ネギ | 1本(100g) |
レタス | 1玉(400g) |
ニラ | 3/4束(75g)※ |
絹ごし豆腐 | 1丁(300g) |
卵 | 2個 |
一味唐辛子 | 好みで適量 |
◎甘酒 | 大さじ3 |
◎鶏ガラスープの素 | 大さじ2と1/2 |
◎コチュジャン | 大さじ3 |
◎塩 | 小さじ1/4 |
◎コショウ | 小さじ1/4 |
◎水 | 6カップ(1200cc) |
ジャガイモ | 3個(240g) |
ニラ | 1/4束(25g)※ |
ゴマ油 | 大さじ1 |
△小エビ | 大さじ1(2g) |
△鶏ガラスープの素 | 小さじ1 |
△薄力粉 | 大さじ2 |
※ニラは合計1束(100g)を使用する。
- 【食材を切る】あたりめは、キッチンバサミで3センチくらいの長さに切る。
レタスは芯を取り、4等分のくし型に切る。
ニンジンは幅1センチ長さ4センチくらいの短冊切りにし、長ネギは斜め薄切りにする。
ニラは3/4束を5センチの長さに切り、残りの1/4束を5ミリの小口切りにする。
ジャガイモは皮をむき、すりおろす。 - 【スンドゥブチゲを作る】あたりめとキムチを鍋に入れ、強火で1分炒める。
ニンジン・長ネギ・◎の材料すべてを加え、沸騰後に5分煮込む。
豆腐を手でちぎって加え、レタス・5センチに切ったニラ(3/4束分)をのせ、卵を中央に割り入れて2分ほど火を通す。好みで一味唐辛子をかける。 - 【チヂミを作る】おろしたジャガイモ・小口切りにしたニラ(1/4束分)・△の材料すべてをボールに入れ、よく混ぜて生地を作る。
生地を4等分してフライパンの上にのせ、それぞれを直径7センチくらいの円形にする。
ゴマ油(大さじ1/2)をフライパンに回し入れて強火にかけ、パチパチ音がしてきたら(フライパンが温まったら)弱めの中火にし、片面を3分焼く。
ひっくり返して残りのゴマ油(大さじ1/2)を回し入れ、もう片面も3分焼く。さらに両面を強火で1分焼き、表面をカリッとさせる。 - スンドゥブチゲに、チヂミを添えたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
スンドゥブチゲ&チヂミの作り方

【工程1】
まず食材を切ります。
あたりめは、キッチンバサミで3センチくらいの長さに切ります。
レタスは芯を取り、上の写真のように4等分のくし型に切ります。
ニンジンは幅1センチ長さ4センチくらいの短冊切りにし、長ネギは斜め薄切りにします。
ニラは3/4束を5センチの長さに切り、残りの1/4束を5ミリの小口切りにします。
ジャガイモは皮をむき、すりおろします。

【工程2】
次に、スンドゥブチゲを作ります。
まずあたりめとキムチを鍋に入れ、強火で1分炒めます。

次に、ニンジン・長ネギ・◎の材料すべて(甘酒・鶏ガラスープの素・コチュジャン・塩・コショウ・水)を加え、沸騰後に5分煮込みます。
ちなみに水の量は「6カップ(1200cc)」ということで、2人分にしては驚くほど多いのですが、分量は合っています。
出来上がりは、4人分くらいの量になります。

5分煮込んだら、最後に豆腐を手でちぎって加え、さらにレタス・5センチに切ったニラ(3/4束分)をのせ、卵を中央に割り入れて、あと2分ほど火を通します。
なおこの時レタスは、葉をバラバラにして加えるのではなく、上の写真のように出来るだけ4等分に切った状態のまま入れると、火が入り過ぎず、シャキシャキ感が残るそうです。
好みで一味唐辛子をふったら、スンドゥブチゲの完成です。

【工程3】
続いて、じゃがいもチヂミを作ります。
まず、おろしたジャガイモ・小口切りにしたニラ(1/4束分)・△の材料すべて(小エビ・鶏ガラスープの素・薄力粉)をボールに入れ、よく混ぜて生地を作ります。

次に、生地を4等分してフライパンの上にのせ、それぞれを直径7センチくらいの円形にします。
そしてゴマ油(大さじ1/2)をフライパンに回し入れて強火にかけ、パチパチ音がしてきたら(フライパンが温まったら)弱めの中火にし、片面を3分焼きます。

片面を3分焼いたらひっくり返し、残りのゴマ油(大さじ1/2)を回し入れ、もう片面も3分焼きます。
そして最後に両面を強火で1分焼き、表面をカリッと仕上げます。

【工程4】
スンドゥブチゲに、チヂミを添えたらできあがり。
スンドゥブチゲの出来上がりは、2人分で26センチの鍋いっぱい。かなりたっぷりめの仕上がりで、4人分くらいあります。

ジャガイモチヂミは、外側がカリッとしていて中はモチモチで、小エビとニラの風味がよく合います。
ジャガイモの甘みが引き立つほど良い味付けで、とても美味しいですよ。いくらでも食べられそうです。

またスンドゥブチゲは、具材が地味過ぎるという理由から、家族の評価はいまひとつでしたが、あたりめのダシがしっかり効いた、少し甘めのまろやかな味に仕上がります。
あまり辛くないので、この味つけだったら、子供でも食べやすいと思いますよ。
白菜代わりに使ったレタスは、シャキシャキとした食感が新鮮です。スンドゥブチゲの具としてアリだと思います。