
超おすすめのうなぎの温め方をご紹介します。
フレンチのシェフ、水島弘史さんが考案した簡単レシピ。
うなぎをウーロン茶で煮て、日本酒を混ぜたタレを塗り、グリルでこんがりと焼きます。
このひと手間を加えるだけで、特売で買った安いうなぎが、名店のうなぎのようなふっくらとした上品な味に仕上がります。
(レシピ情報元:テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」科学調理でうなぎを美味しくする方法 2016年7月19日放映)

うなぎ蒲焼きの温め方です。
材料
市販のうなぎの蒲焼き | 1尾 |
ウーロン茶(※) | 適量 |
付属のタレ | 1袋 |
酒 | タレと同量 |
※ペットボトルのウーロン茶がおすすめ。詳しくは下の文中参照。
作り方
- うなぎをフライパンに入れ、うなぎの厚さと同じくらいの高さ(1センチ程度)までウーロン茶を注ぎ、フタをして中火で3分煮る。
- うなぎの水気を切り、アルミホイルの上にのせる。タレと酒を混ぜたものを均等に塗り、予熱した魚焼きグリルで2分焼いたらできあがり。

【工程1】
まず、うなぎをフライパンに入れ、うなぎの厚さと同じくらいの高さ(1センチ程度)までウーロン茶を注ぎ、フタをして中火で3分煮ます。
ウーロン茶は、うなぎ全体が浸かるくらいの量を使用します。
ちなみに、3分煮た後は、煮汁が少し残ります。
ですから、出来るだけ小さいフライパンを使ってください。
ウーロン茶の量は、75〜100mlくらいでも十分足ります。
うなぎを烏龍茶で煮る効果
ウーロン茶で煮ると、うなぎが柔らかくなります。
市販のうなぎの蒲焼きは、皮に含まれるコラーゲンによって硬くなっています。
ウーロン茶に含まれるタンニンには、コラーゲンを柔らかくする働きがあります。
なお、使用するウーロン茶は、ペットボトルがおすすめです。
ペットボトルのウーロン茶だったら、タンニンが少ないので苦味が残りにくいです。
茶葉から淹れたウーロン茶を使うと、苦味が残ることがあります。

【工程2】
次に、うなぎの水気を切り、アルミホイルの上にのせ、タレと酒を同量で混ぜたものを塗ります。
そして、あらかじめ温めておいた魚焼きグリルに入れ、2分ほど焼いたら完成です。
タレと酒を混ぜたものは、丁寧にハケで塗ってもいいですし、スプーンなどで塗ってもOKです。
なお、グリルで加熱する目的は香ばしい焼き目をつけるためですが、焦げすぎないように注意してください。
あまり焼き過ぎると、うなぎの身がパサパサになります。
たれに酒を加えてグリルで焼く
ウーロン茶で煮たうなぎは、付属のタレに酒を加えたものを塗り、グリルで焼き上げます。
酒によってうなぎの臭みが消え、焼くことでうなぎの旨味と香ばしさが格段にアップします。

このように温めたうなぎの蒲焼きは、臭みが無く、ふっくら柔らかいです。
ちなみに、ウーロン茶のにおいは、まったく気になりません。
むしろ、ウーロン茶の香ばしい風味によって、うなぎが上品な味になりますよ。