料理研究家の浜内千波さんが考案した、トマトを使ったカレーのレシピをご紹介します。
「水を一滴も使わない トマトカレー」です。
トマトの旨味をいかし、水は一滴も使いません。
余計なことは一切せず、20分ほどの短い調理時間で、味に深みのあるカレーが完成します。
(一部情報元:テレビ東京「なないろ日和」トマトの美味しい食べ方 2016年7月25日放映)
トマトカレーの作り方
浜内さんの「トマトカレー」のレシピです。
野菜はすべて、すりおろして使います。
(フードプロセッサーでペースト状にするという方法もあります。)
すりおろすことで野菜の繊維が壊れ、旨味を早く引き出すことができます。
トマトの旨味成分「グルタミン酸」は、肉類に含まれる「イノシン酸」など、他の旨味成分と合わせると、旨味が倍増します。
鶏手羽元(※) | 8本 |
玉ネギ | 1個(200g) |
ニンジン | 100g |
トマト | 大1個(300g) |
セロリ | 50g |
塩 | 19g |
コショウ | 少々 |
おろしショウガ | 20g |
ハチミツ | 大さじ1/2 |
カレー粉 | 大さじ1/2 |
オリーブオイル | 大さじ3 |
ご飯 | 800g |
※鶏もも肉や豚肉でも代用可。
- 鶏肉に塩・コショウを揉み込む。
温めた鍋にオリーブオイル(大さじ1)を引き、鶏肉の表面に焼き色をつける。 - 玉ネギ・ニンジン・トマト・セロリを、おろし金ですりおろす。(もしくはフードプロセッサーでペースト状にする。)
すりおろした野菜すべてを1の鶏肉の上にのせ、フタをして鶏肉に火が通るまで蒸し焼きにする。 - おろしショウガ・ハチミツ・カレー粉を2に加えてよく混ぜ、10分ほど煮込む。
仕上げにオリーブオイル(大さじ2)を回しかける。
ご飯を皿に盛り、カレーをかけたらできあがり。
鶏肉にまぶす塩は、鶏肉の量を考えるとかなり多いです。
でもこの塩だけがカレーの塩気になるので、全体的に見ると、塩の量は控えめです。
カレーとは言え、カレー粉は大さじ1/2しか使っておらず、塩もたったの19gですが、野菜の旨味がすごく濃く感じられます。
余計なことは一切せず、20分ほどの短い調理時間で、味わい深い美味しいカレーが出来ます。
目からうろこが落ちました。
カレーの超おすすめレシピですよ。