
春巻きの皮を使ったパイのレシピをご紹介します。
おうち料理研究家の藤原美樹さんが考案した、「三角パイ」です。
パイ生地の代わりに春巻きの皮を使い、オーブントースターで焼き上げます。
(一部情報元:TV「バイキング」超お手軽!マジックレシピ 2016年8月11日放映)
材料
春巻きの皮 | 10枚 |
卵黄 | 3個 |
バター | 50g |
カボチャ | 120g |
◎コンデンスミルク | 大さじ1と1/2 |
◎バター | 10g |
ミルクチョコレート | 5かけ(15g) |
◯スライスベーコン | 2枚(28g) |
◯ピザ用チーズ | 50g |
◯粉チーズ | 大さじ1 |
◯ブラックペッパー | 適量 |
作り方
- 【卵液を作る】バター(50g)を耐熱容器に入れ、電子レンジ(600w)で20~30秒加熱し、バターを溶かす。
バターの粗熱を取り、卵黄を加えてよく混ぜる。 - 【カボチャのフィリングを作る】カボチャを耐熱皿にのせ、水(大さじ1:分量外)をふりかけ、ラップをして電子レンジ(600w)で3分加熱する。
カボチャの皮を1×4センチくらい切り取り(パイの飾りにする)、残りはフォークで潰して◎を混ぜる。 - 【カボチャパイを成形する】
春巻きの皮(5枚)の片面に、ハケで1を万遍なく塗り、皮の端の中央に5等分したカボチャのフィリングとチョコレート1かけをのせ、三つ折りして長方形にする。
長方形にした春巻きの皮を、1辺が8センチ程度の正三角形になるように3回折りたたみ、残った皮の端に卵液を塗り、折り目に入れ込む。
巻き終わりが下に来るようにアルミホイルの上に並べ、上面に1を塗り、2で取り置いたカボチャの皮を5等分して皮の上に飾る。 - 【カボチャパイを焼く】1000wのトースターに3をアルミホイルごと入れ、焼き色がついて表面がパリッとするまで5分焼き、ひっくり返してさらに3~5分焼く。
- 【カルボナーラパイを作る】ベーコンを細切りにする。◯の材料すべてを5等分してフィリングにし、春巻きの皮5枚を使って、先ほどと同じように成形する。
皮の表面にブラックペッパーをふり、焼いたらできあがり。
フィリングを変えることで、「カボチャパイ」と「カルボナーラパイ」の2種類を作ります。
写真をもとにレシピを説明します。

レシピ通りに作ると、カボチャパイが5個、カルボナーラパイが5個できます。
ここからは、カボチャパイを例に、パイの成形の仕方を説明します。
(カルボナーラパイは、仕上げにコショウをふるところとフィリングが違うだけで、成形の仕方はまったく同じです。)
まず、春巻きの皮の片面に、ハケを使って、工程1で作った卵液を塗ります。
そして、上の写真のように春巻きの皮の端の中央に、カボチャパイのフィリング(5等分したカボチャ餡&チョコレート1かけ)をのせます。

次に、上の写真のように3つ折りにして長方形にし、手前の皮の端を指で押して、しっかり閉じます。

続いて手前から、皮が三角形になるように折ります。

もう1回、折ります。

全部で3回折ると最後に皮の端が少し残りますので、卵液を付けて、皮の折り目に入れ込みます。

パイを成形したら、上面に卵液を塗り、カボチャパイには先ほど取り置いたカボチャの皮を飾り、カルボナーラパイにはコショウをふります。
あとは、オーブントースターで焼くだけです。

春巻きの皮で作ったとは思えないほど本格的な、食べ応えのあるパイが出来上がります。
普通のパイ生地よりも軽い食感で、冷めてもサクサクしています。
カボチャパイはほど良い甘みがあり、とろっと溶けたチョコレートが絶妙です。

また、カルボナーラパイは、2種類のチーズとベーコンによって、濃厚でコクのある味に仕上がり、ワインなどのおつまみにもぴったりですよ。