冷凍した小松菜を使った簡単レシピを2品ご紹介します。
2品とも加熱は不要。
生のままの小松菜を、冷凍して解凍するだけでOKです。
1品めは、「小松菜のおひたし」。
知的家事プロデューサーの本間朝子さんが考案したレシピです。
このおひたしは、茹でる手間がかかりません。
生の小松菜を冷凍するだけ。
たったそれだけで、小松菜は、まるで茹でたような柔らかい食感に変わります。
お味の方は、茹でた場合とまったく変わりません。
しかも、茹でた小松菜よりも、ビタミンなどの栄養が無駄なく摂れます。
2品めは、「野沢菜風の漬け物」。
NHKのガッテンで紹介されました。
こちらは、小松菜に塩をして冷凍します。
一晩経つと、少し辛味のある、野沢菜漬けのような味に変化します。
超簡単な漬物レシピです。
記事の最後では、冷凍小松菜のいろいろな使い方をご紹介します。
お弁当のおかずにするのもおすすめです。
ちなみに冷凍小松菜は、業務スーパーなどで安く買うこともできます。
市販の冷凍小松菜の使い方も合わせてお伝えします。
(レシピ情報元:日本テレビ「ヒルナンデス!」2016年9月1日放映、NHK「ガッテン!」2018年12月5日放映)
冷凍小松菜のおひたしオススメ!
「小松菜のおひたし」のレシピです。
小松菜 | 適量 |
- 小松菜を洗って食べやすい大きさに切り、保存用袋に入れて冷凍する。
- 20分ほどかけて自然解凍し、水気を絞ったらできあがり。
好みで醤油やかつおぶしなどをかけていただく。
小松菜は、保存袋に入れて冷凍します。
食べる時は、凍った小松菜を20分ほどかけて自然解凍します。
この「小松菜のおひたし」は、茹でた小松菜よりも食感が良く、味も濃く感じられるのが特徴です。
とても美味しいです。
また、茹でた小松菜の場合は、小松菜の旨味や栄養が湯に溶け出して減ってしまいますが、冷凍すると、比較的ムダなく摂ることが出来ます。
小松菜のおひたしは、茹でるのではなく、冷凍して作るのがおすすめです。
続いて、「小松菜の漬け物」のレシピをご紹介します。
冷凍小松菜の漬け物
NHKのガッテンで紹介された「野沢菜風の漬け物」のレシピです。
小松菜 | 250g |
塩 | 7.5g(3%) |
- 小松菜を半分に切り、軸の方の小松菜を冷凍用保存袋に入れ、半量の塩を加えて、袋の上から全体を軽くもむ。
葉の方の小松菜も袋に入れ、残りの塩を加えて、軽く混ぜる。
空気を抜いて冷凍庫に一晩入れる。 - 1を解凍し、水気を絞り、食べやすい長さに切る。
この小松菜の漬け物にはピリッとした辛さがあります。
まさに野沢菜漬け風です。
辛味があることで食材としての存在感がアップし、また目新しさも生まれるので、美味しく、かつ楽しくいただけます。
冷凍すると小松菜が辛くなる理由
小松菜を冷凍すると、優しい辛みが出ます。
NHK「ガッテン」によると、小松菜にはもともと「辛味の元になる成分」が含まれていますが、そのままの状態では辛味はないそうです。
小松菜を冷凍すると、「辛味の元になる成分」が細胞の外に漏れ出し、そこで酵素と反応することで初めて、辛味が生まれるということです。
冷凍小松菜のいろいろな使い方
最後に、冷凍小松菜のいろいろな使い方をご紹介します。
冷凍小松菜をお弁当のおかずにするのなら、涼しい季節だったら、火を入れずにそのまま詰めることもできます。
上の写真は、冷凍小松菜の胡麻和え。
冷凍小松菜を解凍して、水気をしっかり絞り、すりゴマ・かつお節・醤油などで和えたら完成です。
蒸し暑い季節のお弁当に使う場合は、冷凍小松菜に軽く火を入れることをおすすめします。
上の写真は、冷凍小松菜の卵とじ。
冷凍小松菜を解凍して、水気をしっかり絞り、卵と炒めて味付けしたら完成です。
他にも、冷凍小松菜でサラダや和え物を作ったり、スープや味噌汁の具材にするのもおすすめです。
冷凍小松菜でスムージを作るのもいいですよ。
スムージーだったら、他の材料と一緒に、凍ったままミキサーに入れて回すだけです。
市販の冷凍小松菜の使い方
ところで、冷凍小松菜は、スーパーやネットで買うこともできます。
市販の冷凍小松菜は、自宅で凍らせたものと違って、加熱調理をしないと食べられないものもありますので、パッケージの表記をよく確認してください。
それさえ確認すれば、あとは自宅で凍らせた小松菜と使い方は同じです。
自然解凍して、水気をしっかり切ってから、料理に使ってくださいね。
以上、冷凍小松菜のレシピでした。