ミシュランガイドで1つ星を獲得した、和食の名店「鈴なり」の店主 村田明彦さんが考案した、おはぎ(ぼたもち)の簡単レシピをご紹介します。
ごく一般的なおはぎ(ぼたもち)は、軽く潰して丸めたご飯に、あんこやきな粉をまぶしますが、村田さんの時短レシピは、ご飯に市販のつぶあんを混ぜて丸め、きな粉をまぶします。
ちなみに「おはぎ」と「ぼたもち」は同じ料理で、作る季節に応じて呼び名が変わります。「おはぎ」は秋の、「ぼたもち」は春の和菓子です。
(一部情報元:日本テレビ「ヒルナンデス!」 2016年9月22日放映)
おはぎ・ぼたもちの作り方
村田さんの「おはぎ(ぼたもち)」のレシピです。
ご飯は新米を使うと、もち米で作ったようなもっちりとした食感が出て、美味しくなるそうです。
ご飯(※) | 2膳分(300g) |
市販のつぶあん | 1缶(200g) |
きな粉 | 適量 |
※ 新米で炊いたご飯がおすすめ。
- ご飯とつぶあんをボールに入れ、すりこ木を使って、ご飯に粘りが出るまで潰しながら混ぜる。
- 1をラップで包んで丸め、きな粉をまぶしたらできあがり。
村田さんは、粒のかたちがしっかり残った、水気の少なそうなつぶあんを使っていましたが、私は、スーパーでよく見かける「井村屋のゆであずき」で作りました。
水気でベチャベチャになるかと思いましたが、ほど良い食感に仕上がりました。
またレシピでは、ご飯とつぶあんを一緒に潰すことになっていますが、冷たいつぶあんを温かいご飯に加えると、ご飯が潰しにくくなるので、最初にご飯だけをある程度潰してから、つぶあんを加えてさらに潰すのがおすすめです。
お味の方は甘さ控えめで、食べやすいです。
面倒なおはぎ作りも、このレシピだったらあっと言う間に完成しますよ。