電子レンジを使った鯖の味噌煮を2品紹介します。
どちらも、料理研究家の柳澤英子さんが考案したレシピ。
レンジを使うと、調理が簡単なうえに、煮崩れしないというメリットがあります。
1品めは、「姑が思わずうなった さばの味噌煮」。
ピーマンと長ねぎをたっぷり使うのが特徴で、調理時間は15分です。
2品めは、「電子レンジで作るさばの味噌煮」。
こちらは使用する野菜は長ねぎだけ。
1品めとくらべると野菜が少ない分、時短になります。
調理時間はわずか6分です。
どちらも忙しい時に便利なレシピです。
(一部情報元:TBSテレビ「おびゴハン!」レンチンレシピ 2016年10月3日放映、日本テレビ「世界一受けたい授業」2019年1月19日放映)
レンジを使った鯖の味噌煮
「サバの味噌煮」のレシピです。
サバ | 1/2尾 |
ピーマン | 2個 |
長ネギ | 1/2本 |
ショウガ | 1かけ |
味噌 | 大さじ1と1/2 |
みりん | 大さじ1と1/2 |
酒 | 大さじ1と1/2 |
- サバはさっと水洗いし、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取る。
4等分し、それぞれの皮目に切れ目を2か所ずつ入れる。 - ピーマンは一口大に切り、長ネギは斜め薄切りにする。
ショウガはスプーンでこすって皮をむき、細切りにする。
細切りにしたショウガの半分(盛り付け用)をしばらく水につけ、水気を切る。(残りの半分のショウガは、加熱用として使う。) - 耐熱皿にネギを敷き、中央にピーマンをのせる。そのまわりにサバを等間隔で置く。サバの上にショウガ(加熱用)をのせる。
Aを混ぜ、スプーンを使ってサバの上にかける。
(具材の配置の仕方は、下の写真を参考にしてください。)
ふんわりとラップをし、電子レンジ(600w)で5分加熱する。 - 3を皿に盛り、盛り付け用のショウガをトッピングしたらできあがり。
工程3の材料の配置の仕方は、上の写真を参考にしてください。
長ネギを皿に敷き、火の通りやすいピーマンを内側に置き、そのまわりに火の通りにくいサバを置きます。
調理のポイントは、サバをあらかじめさっと水洗いすることです。
柳澤さんによると、水洗いするだけで、サバの臭みはほとんど取れるそうです。
サバはさっと水洗いすると、臭みが和らぎます。
鍋で作ったごく普通の味噌煮とくらべると、サバの味の染み具合がいまひとつですが、たっぷり使った長ネギに味がよく染みるので、一緒にいただくとちょうど良いお味になります。
たっぷりの長ねぎを一緒にチンすると、長ねぎに味がよく染みるので、美味しくいただけます。
レンジで短時間で作ると、煮物などはどうしても味が染み込みにくくなりますが、この味噌煮は、その欠点を補う工夫が施されています。
超時短でも十分美味しいですよ。
また、一皿で野菜がたくさん食べられるところも、柳澤さんのレシピの魅力です。
さて次に、柳澤さんのレンジを使ったサバの味噌煮のレシピをあともう1品ご紹介します。
柳澤さんのレンジを使った鯖の味噌煮をもう1品
最後に、柳澤英子さんのサバの味噌煮のレシピをあともう1品ご紹介します。
日本テレビの「世界一受けたい授業」で話題になった、「電子レンジで作るさばの味噌煮」です。
こちらは、冒頭でお伝えしたレシピとくらべて野菜の量が少ないので、調理がより簡単です。
鯖 | 2切れ |
長ねぎ | 1/2本 |
しょうが | 1かけ |
味噌 | 大さじ1と1/2 |
みりん | 大さじ1と1/2 |
酒 | 大さじ2 |
砂糖 | 好みで小さじ1 |
- 長ねぎを3センチの長さに切り、さらに縦に4等分に切る。しょうがを薄切りにする。
- 耐熱皿に長ねぎを敷き、その上に、皮目に切れ目を入れた鯖をのせる。
さらに混ぜ合わせたAをかけ、しょうがをのせる。 - 2にふんわりとラップをかけ、電子レンジで5分加熱したらできあがり。
こちらも忙しい時に便利なレシピですよ。