昨日夫が、出張帰りに、お土産を買ってきてくれました。
山梨の銘菓「信玄餅」。
あまりに有名なので、おそらく、多くの方が一度は食べたことがあるでしょう。
さて、夕食後に信玄餅をいただいている最中、「信玄餅の食べにくさ」が話題になりました。
「なんかさあ、容器にギュウギュウに入り過ぎてて、コレ、食べにくくない?」
「うん。黒蜜を入れるスペースもなければ、きな粉と混ぜる余裕もない。」
「食べた後が汚くなって、嫌だね。」
「もっと工夫すればいいのになあ。」
正直、製造元の「桔梗屋」の文句ばかり言っていました。
信玄餅の正しい食べ方
ところが今日、実は、食べにくかったのは、私たちの食べ方が悪かったからなんだということを知ったんです。
なんとなく「桔梗屋」のホームページを見てみたところ、なんとそこには、4パターンの「信玄餅の食べ方」が記されていたのです。
それはどれも、私たちが、想像だにしていなかった食べ方でした。
「なんだ。工夫が足りなかったのは、私たちの食べ方の方だった。」
ちょっと考えれば、信玄餅をきれいに食べる方法が思いついたはずなのにね。
信玄餅の食べ方 その1
さて、ここからは、目からウロコの「信玄餅の食べ方」4パターンを簡単に説明します。
最後の「番外編」には、驚くほど斬新な食べ方が紹介されていますよ。
動画も合わせて、是非ごらんください。
容器に餅が三切れ入っておりますので、中の一個をようじで持ち上げたところへ黒蜜を入れ、きな粉と混ぜてお召し上がりください。
ちょっとした工夫で、食べやすくなるんですね。
信玄餅の食べ方 その2
ようじを使い、きな粉をお餅の下に入れ込むようにしてよく混ぜ黒蜜をかけてお召し上がりください。
とっても丁寧に、きな粉を容器の下の方に入れ込んでいます。信玄餅をきれいに食べるには、ちょっとした根気も必要かもしれませんね。
信玄餅の食べ方 その3
お餅を風呂敷の上に取り出し、容器の中に出した黒蜜につけてお召し上がりください。
おそらく、ビニールの風呂敷の上にお餅を出すという行動に出る人って、なかなかいないんじゃないかな。
でも、こうすれば、もっとラクに食べられますね。
信玄餅の食べ方 番外編
広げた風呂敷の上に餅ときな粉をのせ、黒蜜をかけ、風呂敷を包むように餅をもんできな粉と黒蜜をよく混ぜお召し上がりください。
これはすごい!
知らない人みんなに、教えてあげたい!
風呂敷の上にきな粉もお餅も出してしまう上に、風呂敷で包み込んで揉んでしまうとは!
「信玄餅」を食べるのが楽しくなりそうですね。
いかがでしたでしょうか。
最後の「番外編」は超斬新。
初めからこんな食べ方を思いつく人は、あまりいないかもしれませんね。
ちなみに、私たち夫婦は、2人とも同じ食べ方に固執していました。
餅ときな粉がギュウギュウに詰まった容器に、こぼれないようにそうっと黒蜜を入れ、なんとなく楊枝でつついてかき混ぜる。
いちばん安易な方法です・・・。
しかも、食べた後のテーブルは、きな粉だらけ。
次回信玄餅を食べる際には、「番外編」の食べ方にチャレンジしたいな。