焼いたパプリカの旨みをぎゅっと閉じ込めた、香ばしくて濃厚な「パプリカスープ(ポタージュ)」のレシピです。
パプリカをグリルやトースターで焼いてから使うことで、香りも甘みもぐんと引き立ち、ワンランク上の味わいに仕上がります。
にんにくの香りと牛乳のまろやかさを加えることで、スモーキーでやさしいコクのあるスープに。
色鮮やかで食卓が華やぐ、特別感のあるスープをお楽しみください。
材料
パプリカ(赤・黄)※ | 各1個(合計で正味240gほど) |
にんにくの薄切り | 2かけ分(10g) |
オリーブオイル | 大さじ2 |
水 | 200ml |
顆粒コンソメ | 小さじ2 |
牛乳 | 150ml |
塩 | 小さじ1/8〜1/4(好みで調整) |
黒こしょう | 少々 |
- 赤パプリカだけでも美味しく作れます。赤のみの場合、甘みとコクがより強く感じられる仕上がりになります。赤と黄の2色を使う理由はこちら。
パプリカスープのレシピ・作り方
パプリカを焼く
- グリル
- トースター
- ① パプリカは赤と黄を1個ずつ(合計で正味240gほど)用意し、それぞれ縦半分に切ってヘタと種を除きます。
皮を上にしてアルミホイルの上に並べ、予熱した魚焼きグリル(中火で7〜10分)またはトースター(強で10〜15分)で、皮に黒い焦げ目が付くまで焼きます。
蒸らして皮をむく
- ② 焼き上がったパプリカを皿に取り出し、すぐにラップをぴったりと密着させて5分ほど蒸らします。
粗熱が取れたら、まだ温かいうちに皮をむき、ざく切りにします。
詳しい手順はこちら:パプリカの皮のむき方を解説
にんにくを炒める

- ③ 鍋にオリーブオイル(大さじ2)を熱し、にんにくの薄切り(2かけ分:10g)を弱火で炒めて香りを立たせます。
煮込んでうまみを引き出す

- ④ 焼いたパプリカ・水(200ml)・顆粒コンソメ(小さじ2)を加え、沸騰後に中火で8分ほど加熱して、少し煮詰めます。
撹拌してポタージュにする

- ⑤ 粗熱をとったら、ミキサーまたはブレンダーでなめらかになるまで撹拌します。
牛乳を加えて仕上げる

- ⑥ 鍋に戻して牛乳(150ml)を加え、弱火で温め、塩(小さじ1/8〜1/4:好みで調整)で味を整えます。
パプリカスープの完成!

- ⑦ 器に注ぎ、お好みでオリーブオイル(少々)をたらし、黒こしょう(少々)を振ったら完成です。
香ばしく焼いたパプリカの風味が口いっぱいに広がる、贅沢な味わいのスープです。
日常の一皿にも、ちょっと特別な食卓にもぴったりの「パプリカスープ」、ぜひ一度味わってみてください。
よくある質問(FAQ)
冷やしても美味しいですか?
はい、冷製スープとしても美味しくいただけます。
仕上げまで作った後に、冷蔵庫でしっかり冷やしてください。
味がぼやけやすいため、塩は冷やしたあとに少し加えて調整するとより美味しくなります。
赤と黄、2色のパプリカを使うのはなぜですか?
赤パプリカのコク深い甘みと、黄パプリカの爽やかでやさしい風味を合わせることで、味に奥行きが出てバランスのよいスープになります。
また、仕上がりの色も赤パプリカだけより濁りが少なく、自然で明るいオレンジ色になります。
にんにくは軽く炒める方が美味しく仕上がりますか?
はい、このスープではにんにくは色づけずに軽く炒める方が、パプリカの甘みや香りが引き立って美味しく仕上がります。
にんにくの香ばしさを前に出すよりも、やさしい香りをふわっと立たせた方が、スープ全体がまろやかでバランスのよい味になります。
このお料理についてのご感想などをお寄せください。
サイト運営の参考にさせていただきます。
頂いたコメントには、2〜3日以内にメールアドレス宛に回答いたします。(詳細)
メールアドレスの入力ミスにご注意ください。
なお、頂いたコメント及びその後のメール等でのやり取りは、この欄でご紹介させていただく場合がございます。