タイラーメン(バミーナーム)のレシピをご紹介します。
バミー(卵入り中華麺)に、にんにくとナンプラー香るスープを合わせた、あっさりしつつもコクのある味わいのタイラーメン。
このレシピでは、そんなタイ風ラーメンを日本の家庭でも手軽に作れるようにアレンジしました。
市販の中華麺とチャーシューを活用しながら、本場の雰囲気を丁寧に再現しています。
優しい味わいの中に、コクと香りをしっかりと感じられる、満足度の高い一杯です。
材料
中華麺(細麺) | 2玉 |
もやし | 100g |
にんにく(薄切り) | 1片分(8g) |
ラードまたはサラダ油 | 小さじ2 |
水 | 500ml |
ナンプラー | 大さじ1と1/2 |
砂糖 | 小さじ1/2 |
鶏ガラスープの素 | 小さじ1/2 |
パクチー | 適量 |
ライム果汁またはレモン汁 | 小さじ1程度 |
粉とうがらし | 好みで少々 |
市販のチャーシュー | 4〜6枚(100g) |
砂糖 | 小さじ1/2 |
ナンプラー | 大さじ1/2 |
水 | 大さじ1 |
タイラーメンのレシピ・作り方
チャーシューをナンプラーだれで煮絡める

- ① フライパンにチャーシュー(4〜6枚:100g)を並べ、砂糖(小さじ1/2)・ナンプラー(大さじ1/2)・水(大さじ1)を加えて火にかけます。
沸騰したら中火にして、1〜2分ほど煮絡め、汁気が少しだけ残る程度で火を止めます。
また、煮汁を少し残すことで、チャーシューのジューシーさも保たれます。
にんにくを炒めて香ばしさを引き出す

- ② 鍋にラードまたはサラダ油(小さじ2)を入れて、弱めの中火にかけます。
薄切りにしたにんにく(1片分:8g)を加え、薄く色づいて香ばしい香りが立つまで、焦がさないように2分ほど炒めます。
スープをナンプラーと鶏ガラで調える

- ③ 水(500ml)・ナンプラー(大さじ1と1/2)・砂糖(小さじ1/2)・鶏ガラスープの素(小さじ1/2)を加え、ひと煮立ちさせてスープを作ります。
味見をして、好みで塩(少々:分量外)で味を整えます。
麺ともやしを一緒にゆでる
- ④ 別の鍋で中華麺(2玉)を袋の表記通りにゆでます。
ゆで時間の残り30秒でもやし(100g)を加え、一緒にゆでます。
具材をのせたらタイラーメンの完成!

- ⑤ 麺ともやしを湯切りして器に盛り付け、チャーシューをのせてスープを注ぎます。
刻んだパクチー(適量)を添え、ライム果汁またはレモン汁(小さじ1程度)を絞ります。
好みで粉とうがらし(少々)を振ったら完成です。
本格的な味わいながら、手に入りやすい食材で気軽に作れるのがこのタイラーメンの魅力です。
風味豊かなスープに、煮絡めたチャーシューがよくなじみ、最後まで飽きずに楽しめます。
ランチや夕食にもぴったりな一杯です。
ぜひ一度お試しください。
よくある質問(FAQ)
「バミー」と「バミーナーム」の違いは何ですか?
バミー(Bamee)は卵入りの中華麺を指し、「バミーナーム」はそのバミーを使った汁ありのラーメンを意味します。
汁なしタイプは「バミーヘーン」と呼ばれ、どちらもタイでは一般的なラーメンのスタイルです。
今回のレシピは「バミーナーム」に該当し、タイラーメンとしても代表的な一杯です。
タイラーメンのスープが薄く感じるときの調整方法は?
スープが薄く感じる場合は、ナンプラーや鶏ガラスープの素を少量追加して調整するのが効果的です。
それでも物足りなさがあるときは、粉とうがらしを少量加えて辛味と香りを補ったり、ライム果汁を多めに絞ることで味が締まりやすくなります。
また、チャーシューの煮汁を少し足すと、甘みとコクが加わりバランスが整います。
味の調整は、仕上げ前に必ず味見をしながら行うと失敗しにくいです。
本場タイのバミーナームでは、どんなチャーシューを使いますか?
本場のバミーナームでは、赤みを帯びた甘辛チャーシュー(ムーデーン)を薄くスライスしてトッピングするのが一般的です。
今回のレシピでは、市販のチャーシューをナンプラーと砂糖で煮絡めて風味を近づけています。
なお、チャーシューを手作りしたい方は、当サイトの「チャーシューの作り方」レシピもぜひご覧ください。
また、チャーシュー以外にも、魚のすり身団子や豚団子、ゆで卵、ゆでた青菜などがトッピングされることもあります。
こうした具材の組み合わせを楽しめるのも、タイラーメンならではの魅力です。
バミーナームの盛り付けはどうするのが本場流?
本場タイでは、麺を器に入れたあとにチャーシューなどの具材をのせ、その上からスープを注ぐのが一般的です。
仕上げにパクチーや青菜をのせ、くし切りのライムを添えて出し、食べる人が好みで絞って味を調整します。
具材をスープより先に盛ることで、見た目・香り・風味が引き立つうえ、作り置きの具材をスープの熱で温めることができるのも屋台スタイルならではのメリットです。
このレシピでも、そうした本場の盛り付け方を参考に、麺→具材→スープ→香味野菜→ライムの順に仕上げています。
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