肉じゃがのレシピ・作り方。これが基本!美味しく作るコツを解説。

肉じゃが

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これが基本!美味しい肉じゃが

肉じゃがの美味しい作り方をご紹介します。
牛肉でも豚肉でも作れる、肉じゃがの基本レシピです。

調理のポイントは、冷たい状態のフライパンにお肉を入れて軽く炒めてから、じゃがいもや糸こんにゃくなどの他の具材を加えることです。
そうすると、肉の旨味を閉じ込められるうえに、食感も柔らかく仕上がります。

また、味付けには、砂糖・みりん・酒・醤油を使います。
これらを1:1:1:2の黄金比で混ぜ合わせるだけで、プロが作ったような本格的な味に仕上がります。

できあがった肉じゃがは、夕食のメニューにぴったりなのは勿論のこと、ある程度日持ちするので、お弁当おかずや作り置きおかずとしてもおすすめです。

材料

4人分:調理時間25分
牛肉か豚肉 ※1 200g
じゃがいも 3個(450g)
玉ねぎ 1個(200g)
人参 小1本(100g)
絹さや 8枚
しらたき 小1袋(100g)
サラダ油 大さじ1
だし汁 ※2 400ml
砂糖 大さじ2
みりん 大さじ2
大さじ2
醤油 大さじ4
  1. 薄切り肉を使用する。バラ肉でもロース肉でも、こま切れ肉でも切り落としでもOK。
  2. 水(400ml)に顆粒だしの素(小さじ1弱)を溶かしても良い。

作り方

しらたき(糸こんにゃく)を切る
しらたき(糸こんにゃく)を茹でる

まず、しらたき(糸こんにゃく:小1袋100g)をザルに入れて軽く洗い、キッチンバサミで食べやすい長さに切ります。

そして、小鍋に湯を沸かし、しらたきを1分ほど茹でて、ザルに上げて水気を切ります。

しらたきをさっと茹でる

しらたきを下茹ですると、アク抜きができるので、臭みが和らぎます。
アク抜き済みのしらたきもありますが、さっと茹でることで味も染みやすくなるので、しらたきは下茹でして使うのがおすすめです。


じゃがいもと玉ねぎと人参を切る

じゃがいも(3個程度:450g)は、皮をむいて、少し大きめに切ります。
だいたい4〜5センチ角くらいが目安です。

玉ねぎ(1個程度:200g)は、皮をむいて芯を取り除き、2センチ幅のくし切りにします。
人参(小1本程度:100g)は、皮をむいて、じゃがいもよりも少し小さめの乱切りにします。

参考:人参の乱切り玉ねぎのくし切り


牛肉と絹さやを切る

牛肉(200g)は食べやすい大きさに切り、絹さや(8枚)はヘタと筋を取り除きます。

なお、使用するお肉は、牛肉でも豚肉でもOKです。
どちらで作るにしろ、薄切り肉を使ってください。
薄切り肉であれば、バラ肉やロース肉など、どんな部位でも使えますし、こま切れ肉でも切り落としでも構いません。

参考:絹さやの筋の取り方


牛肉をフライパンで炒める

次に、冷たい状態のフライパンにサラダ油(大さじ1)と牛肉を入れ、中火にかけます。
そして、牛肉(もしくは豚肉)をほぐしながら、7割くらい色が変わるまで炒めます。

お肉を軽く炒める

お肉をあらかじめ軽く炒めると、あとで煮た時に旨味が流れ出にくくなるので、お肉が美味しく仕上がります。

ただ、炒めすぎると硬くなってしまうので、冷たい状態のフライパンにお肉を入れ、フライパンが十分に温まるまでの間に、よくほぐします。
そして、7割くらい(上の写真くらい)火が通ったところで次の工程に移ってください。

このようにして加熱すると、お肉の旨味はたっぷりと残しつつ、柔らかく煮上がります。

フライパンで煮崩れを防ぐ

また、肉じゃがは、鍋ではなく、フライパンで煮るのがおすすめです。
フライパンを使うと、じゃがいもを重ねずに並べて煮ることができるので、煮崩れしにくくなります。
そのうえ、味が全体に均一に染みやすくなります。


炒めた牛肉にじゃがいもなどを加える

お肉の色が7割くらい変わったら、じゃがいも・人参・玉ねぎを加え、よく混ぜて、全体に油を回します。


肉じゃがの材料にだし汁を加える

そして、だし汁(400ml)を注ぎ、沸騰したら、アクを軽く取り除きます。

だし汁について

使用するだし汁は、かつおだし入りのものがよく合います。
市販のだしパックを使うと、簡単に本格的なだしが取れるのでおすすめです。

ただ、だしを取るのが面倒な場合は、水(400ml)に顆粒だしの素(ほんだし:小さじ1弱)を溶かして使うのもアリです。


しらたき(糸こんにゃく)と調味料を加える

アクを取ったら、しらたき・砂糖(大さじ2)・みりん(大さじ2)・酒(大さじ2)・醤油(大さじ4)を加えます。


肉じゃがに落し蓋をする

続いて、アルミホイルで落し蓋をして、弱めの中火くらいの火力で13分煮ます。

アルミホイルは、中央に空気穴をあけたうえで、具材にぴったりと密着させてください。
そうすると、煮汁がアルミホイルに当たって、具材全体に味が染みやすくなります。


肉じゃがに絹さやを加える

13分煮たら、絹さやを煮汁に浸します。

肉じゃがに落し蓋をする
そして、再び落し蓋をして、あと2分煮たら完成です。

煮込み時間は、トータルで15分です。


完成した肉じゃが

できあがりをすぐに食べることもできますが、そのまま冷めるまで置くと、より味が染みて美味しいです。

冷めるまで置く場合は、絹さやだけをフライパンから取り出して、落し蓋をかぶせてください。

絹さやはすぐに取り出す

絹さやは、あまり長くフライパンに入れたままにすると、色の鮮やかさがなくなるうえに、食感も柔らかくなりすぎてしまいます。
そのため、火を通したらすぐに取り出しておきます。


肉じゃが

お肉は適度に柔らかく、じゃがいもはホクホクな食感。
醤油ベースの甘辛なおつゆがじんわりと染み込んでいて、とても美味しくいただけます。
見た目も味も豪華なので、食卓の主役として大活躍する一品です。

肉じゃがといえば、幅広い世代から愛される、人気の家庭料理です。
今回ご紹介したレシピであれば、王道の肉じゃがが手軽に作れるので、ぜひ参考にしてください。

作り置きOK!

日持ち:冷蔵保存で賞味期限6日

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