卵焼き(厚焼き玉子)のレシピ・作り方。定番を美味しく!

卵焼き(厚焼き玉子)

レシピ動画

この作り方が旨い!卵焼き

卵焼き(厚焼き玉子)のレシピをご紹介します。
シンプルな味付けの、王道の卵焼きの作り方です。

冷めてもしっとりふわふわなので、わが家では、お弁当おかずとしても人気があります。

材料

2〜4人分:調理時間10分
3個
砂糖 大さじ1
醤油 小さじ1と1/2
大さじ1
適量

作り方・焼き方

卵に砂糖と醤油と水を加える
ボールを傾けて一の字を書くように混ぜる
  1. ① 卵(3個)をボールに割り入れ、砂糖(大さじ1)・醤油(小さじ1と1/2)・水(大さじ1)を加えます。
  2. ② ボールを少し傾けて、ボールの底に菜箸を付け、「一の字」を描くように切るようによく混ぜます。

補足:水を加えると美味しい卵の混ぜ方のコツ


卵を巻く(1回め)
折ったキッチンペーパーに油を垂らす
キッチンペーパーを使って卵焼き器に油を塗る
  1. ③ キッチンペーパーを小さめに折りたたんで容器に入れ、上から油を垂らして、容器に滲み出るくらい油を染み込ませます。
  2. ④ 卵焼き器を中火にかけ、しっかりと温めます。(卵液を落とした時にジュッと音がするくらいが目安です。)
    卵焼き器の側面も含めた内側全体に、キッチンペーパーを使って油を薄く伸ばします。

補足:火加減について


卵液を広げる
菜箸を卵の奥の下に入れる
  1. ⑤ 卵液をお玉ですくい、1杯分(全量の1/3)を流し入れ、全体の厚みが均一になるように広げます。
  2. ⑥ 卵の表面が半熟になり、卵焼き器を傾けても卵液が動かないくらいに固まってきたら、弱火にして、すぐに卵の奥の端を菜箸ではがします。
    菜箸を卵の下にそっと入れ、卵焼き器を少し手前に傾けて、反動を使って、卵を奥から手前に向かって折りたたみます。

補足:お玉を使うメリット


卵を1回折りたたむ
最後まで折りたたんだ卵を菜箸でおさえる
  1. ⑦ 最後まで折りたたんだら、菜箸で卵を軽くおさえて形を整えます。

巻き終わりは、そのつど卵の形を整えておくと、仕上がりがきれいです。


卵を巻く(2回め)
卵の奥にキッチンペーパーを使って油をのばす
卵焼きを菜箸で持ち上げて卵液を広げる
  1. ⑧ フライパンの空いているところにキッチンペーパーで油を薄くのばします。
    卵を奥に移動して、手前の空いたところにも油をのばし、再び中火にして卵焼き器を軽く温めます。
  2. ⑨ 卵液をお玉ですくい、1杯分(全量の1/3)を流し入れます。
    卵焼き器の奥側を下にして少し斜めに傾けたうえで、卵焼きの手前を菜箸で持ち上げて、卵焼きの下にも卵液を広げます。

補足:気泡は箸でつぶす


菜箸を卵焼の奥に入れる
巻いた卵を菜箸でおさえる
  1. ⑩ 卵の表面が半熟になり、卵焼き器を傾けても卵液が動かないくらい固まってきたら、弱火にして、すぐに卵の奥に菜箸を入れます。
    卵焼き器を少し手前に傾けて、反動を使って、卵を奥から手前に向かって折りたたみます。
  2. ⑪ 最後まで折りたたんだら、菜箸で卵を軽くおさえて形を整えます。

卵を巻く(3回め)
  1. ⑫ 工程をあと1回繰り返します。
卵焼きの奥に油をのばす
奥に油を引く
卵を奥に移動して手前に油をのばす
手前に油を引く
卵液を流す
卵液を流す
卵液を広げる
卵液を広げる
卵焼きの奥に菜箸を入れる
奥に菜箸を入れる
卵を巻く
巻く

巻き終えた卵の形を整える
卵焼きを包丁で切る
  1. ⑬ すべて巻いたら、卵焼きを手前のフチに軽く押し付けて、形を整えつつ、焼き色が淡い場合はもう少しこんがりとさせます。
  2. ⑭ 卵焼き器ごとまな板の上にひっくり返して取り出して、卵焼きを4等分くらいに切ります。
    お好みで大根おろしと醤油を添えたら完成です。

卵焼き(厚焼き玉子)

今回ご紹介した手順で卵を焼くと、見た目のよい卵焼きが簡単に作れます。

また、味や食感の面でもかなりおすすめです。
少量の水を加えて焼いているので、ジューシーで口当たりのよい卵焼きに仕上がります。

卵焼きのイチオシレシピです。
ぜひお試しください。

レシピの補足説明

水を加えると美味しい

卵液に水を少量加えると、それだけで、卵焼きの食感が劇的に変わります。
しっとりふわふわに仕上がり、冷めても硬くなりません。
また、味の面でもメリットがあり、卵の風味や香りが感じられやすくなります。

なお、卵焼きをより柔らかく仕上げたい場合は、水の量を最多で50ml(大さじ3と1/3)まで増やしても良いです。

卵の混ぜ方のコツ

菜箸をボールの底に当てながら卵を切るようにして混ぜると、卵白が切れやすいうえに泡立ちを抑えられるので、卵焼きがきれいに焼けます。

なお、時間に余裕がある場合は、卵液を混ぜたあとにザルでこすと、仕上がりの見た目が更に良くなります。

火加減について

この卵焼きは卵液を合計3回に分けて入れますが、その際には毎回、卵焼き器を中火でしっかりと温めます。
そうすると、流した卵のウラ面に少し焦げ目が付いて風味がアップするうえに、オモテ面には半熟の部分がある程度残り、巻いた卵同士がきれいにくっつきやすくなります。

なお、卵を巻く際には、火力を弱火に落として、少しゆとりを持って作業すると失敗しにくくなります。

お玉を使うメリット

卵液をお玉ですくって加えると、ボールから直接流し入れる場合とくらべて量が分かりやすいので、卵液の入れすぎ・入れなさすぎを簡単に防ぐことができます。

気泡は箸でつぶす

加熱している間に、卵に気泡ができてぷくっと膨らむことがあります。

卵の膨らんだ部分に菜箸で穴をあける
この状態になったら、菜箸の先で刺して穴をあけて、しぼませてください。

そのままにしておくと、巻いた時に卵が破れやすくなります。

卵焼きの日持ち

この卵焼きは、作り置きにも向いています。
日持ちは、ラップでぴったりと包んで冷蔵保存したうえで、3日程度と考えてください。

おすすめの献立

今回ご紹介したお料理には、たとえば次の献立が良く合います。
この作り方が旨い!卵焼き
フライパンで香ばしく!ほっけの焼き方
これぞ薩摩の定番!さつま汁
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